【血統傾向】
よう分からん。
あえて挙げるなら、1-2-1のフジキセキと1-1-2の母父ノーザンテースト、父で1-1-1、母父で0-2-1のグレイソブリン系。
【年齢】
5歳、6歳の熟女が優勢。
【人気】
ここも中京記念同様、上位人気はアテにできない。1着はないものの、過去7年で5回3着以内に入っている10番人気以下から大穴狙い。
【斤量】
最軽量50kg、最重量56.5kgと何でもありの様相。ちなみにトップハンデ馬は3-0-1-13。(表中ピンク表示の馬がトップハンデ馬)
【コース傾向】
中京記念の記事にも書いたが、芝のこの距離は言わずもがなのSS系。そして、これまた小倉芝2000mと同様にグレイソブリン系が活躍している。また、このグレイソブリン系は中山牝馬S自体の血統傾向にも合致している。
最後にとっておきのキモ中のキモを。といっても、ご存知の方も多いと思うけど。
それは、G1で3着以内の実績のある馬が活躍するというもの。
00年
1着レッドチリペッパー(NHKマイルC3着)
01年
該当馬不出走
02年
2着ティコティコタック(秋華賞1着)
3着レディパステル(オークス1着)
03年
1着レディパステル(同上)
04年
1着オースミコスモ(阪神JF3着)
05年
1着ウイングレット(秋華賞3着)
06年
1着ヤマニンシュクル(阪神JF1着、桜花賞3着、秋華賞2着)
2着ディアデラノビア(オークス3着、Ⅴマイル3着、女王杯3着)
3着ヤマニンアラバスタ(オークス3着)
07年
2着ウイングレット(同上)
08年
3着キストゥヘヴン(桜花賞1着)
09年
1着キストゥヘヴン(同上)
2着ピンクカメオ(NHKマイルC1着)
10年
該当馬4頭(ブラボーデイジー、レジネッタ、ジェルミナル、レインダンス)⇒3着以内ならず
該当馬がいなかった01年を除く過去10年で、昨年以外は全て該当馬が3着以内に来ている。06年のように1~3着まで該当馬で決まった年もあるのだ。
今年の登録馬中の該当馬は↓
☆ アグネスワルツ(ゼンノロブロイ×ヘクタープロテクター)…10年オークス3着
☆ アプリコットフィズ(ジャングルポケット×SS)…10年秋華賞3着
☆ オウケンサクラ(バゴ×リアルシャダイ)…10年桜花賞2着
☆ ヒカルアマランサス(アグネスタキオン×エーピーインディ)…10年ヴィクトリアマイル2着
☆ ブロードストリート(アグネスタキオン×コジーン)…09年秋華賞2着
☆ プロヴィナージュ(フレンチデピュティ×SS)…08年秋華賞3着
これで絞れると思いきや、6頭もいたんじゃあ…
この中から選ぶとすれば、血統傾向に出ているグレイソブリン系を持つアプリコットFとブロードSの2頭か?
【追記】
中山牝馬Sは4月2日(土)阪神競馬芝1800mに変更となりました。
【更新】
阪神に代替開催となり、血統傾向は全くアテにならず、その他のデータもどこまで信用できるのか。
こんなときはコース傾向に頼るしかない。
■コース傾向■
SS系は外せない。また、字面ではそれほど目立たないトニービンだが、BMSでハーツクライの活躍に注目。他にもハーツと同じ血統構成のリンカーン、アドマイヤボスもいるので、トニービンをはじめとするグレイソブリン系は、要チェック。
【結果】
■血統傾向更新■
244万馬券の大波乱の結末。G1で3着以内実績馬6頭は全滅。
なお、東スポの「西の仕掛人・上田」の◎は1着のレディアルバローザ。さすがにヒモは拾えていなかったが、10番人気に◎とは流石である。
■コース傾向更新■
母父グレイソブリン系が1着。
=おしまい=