第1833話 掘り出し物(あの頃)

2018年04月10日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

新生活のドタバタに

どんどん部屋が荒れ果てていく・・・

住まいの乱れは、こころの乱れ。

まさに 今、いっぱいいっぱい。

休日はどこにも行けず、部屋を片づける。

 

「おてがみ」?

息子が昔、描いた家族の絵が出てくる。

木の絵を描いた横に、きー と説明書き、

ママ とうまく書けず、11となっているが、

息子を真ん中に家族が笑っている絵を見ると、

これからも こうありたいと思う。

 

息子と接する時間が短くなるからと

朝に夜に ぎゅっと抱きしめ、

気持ちを伝えようとしたが (第1828話・備蓄開始 参照)

息子に断られる(笑)

後日、こんな掘り出し物を見つけたら

捨てることなどできるはずもなく、

いっこうに片づかない(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1832話 新しいクラス

2018年04月09日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

息子は、5年1組になった。

担任の先生は、

4年生の時、隣りのクラス担任だったので

まったく知らない先生というわけではない。

本人曰く、問題は「誰と一緒なのか」だが、

仲のいいお友達と同じクラスで喜んでいる。

新しい環境に馴染むのに時間がかかる息子にとって

いい滑り出し。

 

今回、親の、都合(残業するため)により、

習い事を始める。

中学受験コースは、1月が試験日なので、

新年度のスタートは、2月始まり。

4月途中に突然入塾した 転校生的 息子に

「お前、誰やねん?」という視線はあったものの、

こちらも同じ小学校に通うお友達の存在に救われているようだ。

もちろん これまでの備えなく、

このタイミングの入塾で先取り高等学習についていけず、

その不満を 物欲(トレーディングカード購入報酬) や

面白ユーチューブ視聴、ゲームにて

ストレス解消している (時間の方が長いんですけど・笑)

 

今年は、私にとっても 新しいクラス(部署)のスタート。

この1年は、わからないことだらけ。(使いものにならない)

要領よくこなせず、時間がかかるだろうと思うが、

私に指導しなければならない、

私ができないところを負わねばならない

受け入れ側(先輩方) の大変さを思うと、

学ぶ立場のありがたさ。

業務内容、職場の風土とスタイル、

一緒に働いてみないとわからない人となり(笑)

新鮮にうつるそれらを楽しむ気持ちでいきたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1831話 我が子の不思議

2018年04月08日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

食品サンプルの制作体験(第1822話)は、

私の友人親子と一緒に参加したのだが、

その時感じた M君(息子と同い年)と息子の、違い。 

 

博士の問いかけに

手をあげて積極的に答え、よく笑う 愛されキャラM君と、

答えがわかっていても、心に思い浮かんだことがあっても

笑うことなく、発言しない息子。

息子の照れや奥底にある気持ちは 親の私はわかるが、

初対面の他人には その思いが伝わらない。

可愛げがない、無愛想だと思われてしまうのが

親として非常に残念で・・・息子に問う。

 

「自分のいいところ、長所ってなんだと思う?」

「そんなん、自分が決めることじゃなく、人が決めることや」

・・・昔から そうだ。

保育園0歳児クラスの頃から ひとり大人びた感じだった(笑)

子どもらしさって、なんだ。 普通 って、なんだ。

これが、彼の個性なのだ。

みんなと同じようにと願う 親の勝手な矯正はよそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1830話 働くということ

2018年04月07日 06時30分00秒 | Weblog

人生の岐路に立ち、

働くということについて 考えている。

 

ある料理人の言葉「料理には正解がなく、

どこまでも突き詰められることが魅力です」

 

特殊メイクで アカデミー賞を受賞した 

現代美術アーティスト・辻一弘さん?

どこかで見たような・・・探すと、あった

イラストレーション2015年4月号別冊

「創作人vol.4」 特殊造形・特殊メイク特集 (玄光社)

受賞後、改めて読み返してみた

彼の後輩へのメッセージ末文。

「確かに道のりは楽ではないし、苦労はありますが、

諦める後悔に比べればたいしたことではないはず。

自分の心の中にある声をしっかり聞くべきです」

 

私が、やりたいことはなんだ?

私は、どうあるべきか 考えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1829話 親子そろって始業式

2018年04月06日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

今日は、息子の始業式。

新しい担任、新しいクラスのメンバー、

何もかも 当日発表形式 なので

ある意味、私の人事異動より 突如始まる激変生活。

仲のいいお友達と同じクラスかどうか・・・

ドキドキの登校初日。

何組か? 担任は誰か? 私も興味津々。

夜の情報交換会を楽しみに待つ。

 

改めて「人事異動」を調べると、

その目的は様々だが、受ける身としては、

この環境の変化を

心機一転「スキル向上の機会」と考えたい。

職場で1年ごとの人事異動を6年繰り返すなど、

極めてまれな状況。

一人っ子の息子は、1年ごとのクラス替えによって

人間関係を再構築するスキルを学んでいるのだろう。

 

サラリーマン。

いつ何時 人事異動があるかわからないと

気持ちを備えていた私でさえ

新しい環境に向かう気持ちのハードル(恐怖感)を思うと、

(もう若くはないけれど) 若い時に、学生時代に、

いつも同じ人、同じところの 慣れに固執するのではなく、

状況にあわせて柔軟に対応、変化していける強さを

身につける機会と考えたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1828話 備蓄開始

2018年04月05日 06時30分00秒 | 子育て・「おママごと」

4月から生活が一変する。

毎日、日々の思いを記している時間などないであろう

怒涛の如く が想像されるだけに、

ここのお話しも事前登録・予約更新ストック。(からくり)

 

新しく買った冷蔵庫。

前回の教訓をいかし、余計なものは入れたままにしないと

大量購入は避けていたが、

晩御飯を作る時間を捻出できるかわかぬ不安もあり、

ラーメン、焼うどん、焼きそば、焼き餃子・・・

帰ってすぐにさっと作れるものたちを備蓄。

来たるべき時に備える。

 

ある日、突然壊れた冷蔵庫の教訓をいかし、

ニュー洗濯機を購入。

新しい洗濯機の美しい輝きを見るたびに

嬉しくなるリフレッシュ効果も期待。

 

車検も済ませた。

お弁当用の冷凍食品も、果物の缶詰も、息子の好きなおやつも

大量に買った。

備えて蓄えておけるものはいいけれど・・・

新しい学年、新しいクラス、新しい担任、

異動する私だけでなく、

新しい環境に立ち向かう息子へのフォロー等

鮮度のあるものでなければならないものは?

一日の始まりと終わりに息子を抱きしめ、

短いながらも 私の思いを伝えていこうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1827話 高野山 別格本山 總持院

2018年04月04日 06時30分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

神様はいるのだろうか・・・

この運気の悪さはなんだろう・・・

浄化したい。

「そうだ    宿坊、 しよう。」

と 初めての宿坊体験。

 

木の香り漂う 總持院 に到着。

お手洗いにも 暖房を入れてくださっていることから

高野山の、厳しい寒さを思う。

總持院は、金剛峯寺の隣りにあったので、

荷物を置いて 金剛峯寺へ。

蟠龍庭をカメラ撮影しながら飛び交うフランス語。

現代、祈りのある生活は、

日本人より外国人に多いかもしれないと。

 

夕食の給仕は、お坊さん。驚いてしまったが、

ここはホテルではなく、宿坊であることを思い出す。

精進料理。 先付は、高野豆腐。

高野豆腐ができるのは、厳寒あってのことらしく、

その土地の、自然の恵みを ありがたくいただく。

 

夜の19時から、奥の院のナイトツアーがあるという。

なんでも体験したい私は行こうと持ちかけたが、

「夜のお墓には行きたくないよ」というパパの回答に

好奇心旺盛な私も怖気づいてしまい、見送る。

 

温泉ではないので 朝風呂制度はなし。

22時までにはお風呂(沐浴場)を済ませる。

翌朝6時より朝の勤行体験(無料) があるのだが、

パパと息子は全く興味を示さず、ひとり参加。

ここまで来たのだからの気持ちは全くなく、

自分の興味のないものに、ほんと参加しない父子。

つきあうということを知らない(笑)

 

宿泊施設ではあるが、スタンスが違う。

ホテルではなく、ここはお寺なのだ

を痛感した父子に対し、祈りに目覚め始めた私。

この食い違いに、今後

我が家で 宿坊が実現するのか前途多難ではあるが、

トイレ、お部屋の共同を嫌がるパパの宿坊第一歩が、

總持院でよかったと思う施設レベル。

 

※第1826話  金剛峯寺 蟠龍庭(ばんりゅうてい)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1826話  金剛峯寺 蟠龍庭(ばんりゅうてい)

2018年04月03日 06時30分00秒 | Weblog

身も心も浄化する 高野山の旅では、

金剛峯寺を訪ね、

「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」に感動。

蟠龍とは、天に昇らず、とぐろを巻いた龍。

石庭としては、国内最大級で

雲海の中で 雌雄一対の龍が、

奥殿を守っているように向き合っている。(白砂と岩で見事表現)

 

よくぞこの配置を、と感嘆しきり。

あまりの美しさに このままずっと眺めていたい

立ち止まる私の腕を ひっぱる息子。

まだ石庭に心奪われる歳じゃないよね・・・

次の配属先は、土日祝日出勤がさらに増える。

平日の代休には、ひとり庭を眺め、

ただひたすら待ち過ごすのもいいかもしれない・・・

 

そんな私の憂いをよそに、

「こうやくん」というご当地キャラがいたるところに(笑)

お寺といえば、保守・踏襲イメージがあるので

最初は、この斬新な試みにぎょっとしたが、

この「こうやくん」、

僧侶の恰好をしている小僧さんということもあって

配色、地味目。

何度か遭遇しているうちに見慣れ、

違和感がなくなってくるから不思議。

 

蟠龍庭を知らず、訪ねた金剛峯寺だが、

圧巻の出会いに またいつかと誓う。

 

※ 第1827話 高野山 別格本山 總持院  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1825話 精進料理

2018年04月02日 06時30分00秒 | Weblog

精進料理とは、仏教の戒律に基づき、

殺生や煩悩への刺激を避けることを

主眼として調理された料理で、

肉や魚をなどの動物性の食材を食べず、

植物性食材で作る料理のこと。

 

「え~、肉ないの~

じゃあ、俺の食べるもの、ないやん」と

ぼやいていた息子だが、一口食べてみると、

野菜が食べやすく調理されており、

野菜をパクパク食べている。

息子は、みんなと同じ学校給食を食べてはいるが、

いまだ卵料理は食べることができず、

日(体調)によってはアレルギー反応が出てしまう。

そんな食物アレルギーのある息子でも

安心して食べることのできる精進料理。

 

我が家で メインディッシュと言えば、

肉料理に偏りがちだが、

揚げ物、鍋物、煮物、すべて野菜が主役。

一見少量に見えるが、

麩(ふ)や蓮根(れんこん)を用い、満腹感を誘う。

春の野菜の、土地の野菜の、滋味を味わって

身体にいいことしている感じが、心にもいい。

 

精進には、

ひとつのことに精神を集中し、一心に励むこと。

という意味もある。

本日、辞令式。新天地への命を受ける日に

「ご期待に添えますよう 精進して参ります」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第1824話 説法に涙す

2018年04月01日 08時30分00秒 | Weblog

朝のお勤め、永代供養の読経後、説法をきく。

この日のお話を 要約すると、

人は、一瞬一瞬 老いていく。

たえず同じではなく、

生まれ変わっているのだということ。

親(先祖代々)への 感謝。

祈りは、万国共通。

 

こう まとめてしまうとありがたみに欠けるが、

僧侶による説法の魅力は、

(普段忘れがちな) 当たり前のことを

えら~い    お坊さんからきくことで

素直に    耳を傾けられるところ。(個人的見解)

 

今回 私の心に深く沁み入ったのは、

70歳の男性(住職)から発せられた 母への思い。

「父母恩重経」というものがあるらしく、

「そこに

父という言葉は、数回くらいしか出てこないのに

母という言葉は、何回も出てくる。

母親って すごいね。

この歳になってもいまだ亡き母を思うと・・・」

住職が涙ぐみ、声をつまらせた。 その瞬間、

私の中で突如わきあがる思い。

 

いまだにある男尊女卑。

私が女だから?

女じゃなかったら?

と思うこと 多々あったが、

私は、女だから 母親になれたのだと思うと、

女性である喜びに    涙が流れていた。

 

私は時間をかけて 何を築いてきたのだろう・・・

そんな虚無感に襲われていたが、

唯一 息子の母になれた    この確かなことに

もっと大切にしよう、もっと感謝しようと。

説法は、受け手の精神状態から  

その解釈が大いに異なるのも

面白さのひとつだと思う。(個人的見解)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする