第997話 いにしえの宿 伊久

2015年06月13日 06時57分54秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

泊まらなければ 出逢えない 伊勢もある。

こう言われると、確かめたくなる気質。

確かめた結果を、第991話の「朝のお散歩」 に記した。

今日は、その時、宿泊したお宿について。

 

いにしえの宿 伊久 は、夕食が、17時半からと20時半からの2部制。

5時半は早いし、8時半は遅いような と思っていたら、

5時半で食べた場合、「夜鳴きそば」(お夜食) が、

8時半を選択した場合、「てんむす」(おしのぎ) があるという。

お部屋の冷蔵庫には、お茶とお水がフリードリンク、

温泉につかった後は、「アイスキャンディー」や「牛乳」がふるまわれ、

伊勢神宮早朝参拝前には、「かんぱん」(軽食) の心遣いが。

 

実際は、

入浴後にアイスを食べ過ぎると、ご飯を食べることができないので1本。

夜の10時以降からの 夜鳴きそば を楽しみにしつつも、

早朝参拝のために睡眠を優先、結局食せず・・・

なのだが、ひとつひとつ無料であるお得感にテンションあがる。

よくよく考えると、宿泊料金にコミコミなのだろうが、

人間、不思議なもので 追加料金より無料サービスに 心躍るもの。

 

話は少しそれるかもしれないが、スーパー「西友」の返品・返金制度。

これにも驚いたが、アメリカ、ウォールマートで先行実験の結果、

この返品制度が品質保証の裏づけとなり、統計上 赤字にならない算段 らしい。

伊久の 夜食、軽食、すべてを食す方も早々いないと察すると、

宿泊者全員が食べるわけではないけれど、

宿泊者全員にサービス内容が記憶されるという仕組み。

 

負をとって利につなげる、マイナスをプラスに変える販売商戦。

お客様を心地よくさせる あの手この手を学ぶため、

プチ・ホテルジャンキーの旅は、(宿泊費用をコツコツ貯めながら) つ・づ・く。


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