第258話  教育熱心

2009年11月24日 00時13分11秒 | 子育て・「おママごと」

家に友人を招待した時の出来事。
「お邪魔します」の後、「洗面所は?」と問い、親子が手を洗いに行った・・・唖然。
洗面所といえば、そばには風呂場や洗濯機がある。結構、プライベート空間だ。
「もしもお使いになった場合」のために心積もりはしていたが、
まさか一番に立ち寄る場所とは!

確かに、
「外から帰ってきたらまず手を洗おう」は重要なことかもしれない。
いついかなる時も変わらない親の教育の姿勢に感嘆しつつ、
我が家ではない場合、
家から用意したお手拭きタオルで拭くとか柔軟に変更、簡易に対応できないものか
ひっかかる。
親の教育に対する一環した姿勢も大切だが、
たまの変則の中で、外出先での礼を子供に教えるチャンスになるまいか。
せめて「お手拭きタオルですか? 遠慮なさらず、どうぞ洗面所をお使いくださいませ」と主に言わせてからの配慮があってもよいのでは・・・?

いや、これは専業ママにとれば当たり前のことなのか?
家々を行き来することが多くなり・・・
「毎回毎回、手土産を持参するのもしんどくなるばかりでしょう?
 どうですか? 今後、どの家にお邪魔する時も、手土産持参なしにするっていうのは?」とか
「外から帰ったら、まず手洗いうがいですよね。
 子供に習慣づけるためにも、どうぞ遠慮なく使ってくださいね」なんて
提案がなされ、次第に借りることに慣れてしまったのだろうか・・・?(勝手な想像)

それにしても、なんと日本のママは教育熱心で真面目なのだろう。

手洗い、歯磨き、食事のマナーなどの生活習慣。
早期に習慣にしてしまえば、教育的には楽だろうなと思うことが多々あるが・・・
児童館で見た光景を思い出す。
よその子がなめたおもちゃを我が子が手にとった瞬間、手を洗いに強制連行。
共用のおもちゃをママが丁寧にハンカチで拭いてから、我が子に手渡すシーンも。
親が「汚いもの」ととらえ、子にとられる対応策が高じて後に、
自分以外のものに対し、この清潔が潔癖に、この除菌が排除にならないのだろうか。

※こういう文章を書いた時、自分のことを棚にあげてよく言うねと思うのですが、
棚にでもあげないと書けないので、思いきって書いてみました。ごめんなさい。


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