第1154話 迷走中

2016年01月02日 08時53分20秒 | Weblog

あけまして おめでとうございます。

本年も 宜しくお願い申し上げます。

 

不思議な夢を見た。

演劇の公演を見終わり、私は帰ろうとしていた。

見渡す限りの田園風景、帰り道の遠さを思う。

絶望的な気分の私の前に舟の案内。

一艘はゆっくり進む舟、もう一方は高速船。

そこから一番近い最寄り駅ではなく、

遠くの乗り換え駅まで運んでくれるというその舟は、

昔ながらの簡素な木の舟。

ほとんどの方が舟の道中を楽しもうと鈍行舟を選ぶ中、

早く家に帰りたかった私と他3名が高速舟を選ぶ。

船頭があらわれたが、手にオール(櫂)を持っていない。

どうやって漕ぐの?

出発して驚いたが、舟は飛んだ。

夕陽に照らされた川のピンク色に美しさに見とれた次の瞬間、

舟は一気に空高くに舞い上がり、ジェットコースターのような急降下・・・

駆け抜ける景色の中、駅前に到着。

 

船頭さんに乗車料金「3万5千」だと法外な金額を言い渡される。

持ち合わせの現金がない。 どうしたものか・・・と思ったが、

船頭さんが持っているお金が外国のお金であることに気づく。

そのお金は日本での価値と異なることを伝えると、船頭さんが付け値でいいと言う。

私は、3千円渡した。

残りの3人は付け値でいいなら払う必要なしと一銭も払わず、去る。

乗ったのに払わないの? この衝撃に私は激しく動揺し、目覚めてしまう(笑)

 

前半、絵本みたいにファンタジーだったにもかかわらず、

後半やたら現実的・・・二度寝目に鈍行舟に乗った方と遭遇。

私はつかぬことをお伺いすることにし、「千円でした」と言われる。

鈍行で千円、高速で3千円は妥当か? そもそも3千円は妥当だったのか?

悶々と考える自分にあきれ返って、目覚める

この初夢の意味がさっぱりわからない。 新春早々、迷走する。

 


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