第1571話 耳をすまして待つ時間

2017年07月18日 05時30分00秒 | Weblog

思いがそのまま言葉になる直接さに

いつかフィクションを書きたいと思いながら

チャレンジすることなく、

ここに 赤裸々に 私の気持ちを書く私。

小川洋子先生の言葉を見直す。

文献からの引用ではなく、

小川洋子先生の話し言葉をメモったものである。

 

書きたいと思っているものがあるなら そのままのものに。

かっちり決まっているものはつまらない。

脳の中で完結した ちっぽけなもの。

自分の中の混沌を受け入れ、生まれたものを小説の形に。

苦しみの中から自分で思ってもみなかったものになる。 書く喜び。

書いていくうちに自分の予想をはずれていく。 書く喜び。

待つ時間。

生み出すのではなく、待つという苦痛に耐えられるかどうか

待ちきれるかどうか 無理やり作ると面白くない。

 

メモにある「書きたいこと」を「やりたいこと」に変換すると、

焦らなくても 見つかる気がしてくる。

その時が来るまで待ってみるのもいいかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする