子供の運動会を見ながら、自分が子供だった時の運動会の思い出を辿る。
意外にも思い出される映像が、私自身が挑んだ競技ではなく、保護者競技。
あの頃、保護者競技にリレーがあった。
父が真剣に走っている、驚きと喜び。
顔を真っ赤にして走る「お父さん」、普段の運動不足から後半足がもつれてこける「お父さん」・・・
子供の手前、みな必死で挑んだ父親たちの走る姿が忘れられない。
息子が通う小学校でも親子競技があったが、未就学児童も参加できる玉いれだけだった。
玉いれが悪いというのではないが、ゆるい。
必死になるわけでも、激戦になるわけでもなく、子供たちも声援が送りにくい雰囲気。
時代に反していないといわれるかもしれないが、私は運動会の保護者競技もリレーがいい。
父親だけでなく、母親も参加していた。
運動会当日、どうしても都合があわず、
お父様(または、お母様)が参加できないご家庭の方もいるかもしれないが、
全員参加でなくていいのだから難しく考える必要はない。
お友達の父親であっても母親であっても、子供たちに大人の頑張る姿も見てほしいから
見せ場(機会)を作ってほしいなと思う。