「がっつり! ベガルタ 希望の光第3章」

「やめられない 止まらない ベガサポ道 2013」  

ベガルタ 意地のドロー 

2012-04-07 21:18:04 | Weblog
ユアスタから帰還しました!

しびれました。
疲れました。


2位ジュビロとの頂上決戦にふさわしい、好ゲームでした。

ジュビロと言えば、やっぱりあの入れ替え戦ですよね。
何年たっても、あの悔しさというか、悲しさというか、選手たちの涙も含め、
忘れられない思い出です。

そして、ジュビロとの入れ替え戦と言えば、松浦ですね。
スポーツには相性というものがあるから、一番危険な存在だと思ってました。


試合は、ベガルタペースで進んだものの、ジュビロの攻撃はさすがに怖いもの
があり、緊張感が続く間延びしないいいゲーム展開となりました。

0-0で迎えた後半。
赤嶺からの完璧なパスを、ウィルソンがゴール!!
と思ったら、オフサイド・・・。
でも、完全にベガルタのリズムです。

それが―。
なんだか簡単に失点しちゃったんだよね。

左サイドからゴール前に放り込まれたと思ったら、ベガルタDFの裏を上がって
いたジュビロ菅沼に蹴り込まれて・・・。
ベガルタのDF、GKともに、集中力を切らしてた感じ。

でも、眠れる男・関口が久しぶりに決めてくれました!
赤嶺からパスを受けたウィルソンが、相田DFと競り合いながらも粘って関口に
パス。
昨年までのチームメイト・チョとの競り合いに勝ち、一瞬早く体を入れた関口が、
GKの動きを冷静に見て流し込みました。
去年は無得点だった関口の、615日ぶりの、お待たせゴールです。

これで、一気に逆転モードと、応援にも熱がこもりましたが、わずか4分後です。
DFからのつなぎのパスを、富田がトラップしたところをかっさらわれ、そのまま
持ち込まれて決められちゃいました。

富田―。
われわれベガルタサポーター以上に、ジュビロ戦に「思い」が強いのが富田でし
ょう。
あの入れ替え戦の第2戦で、松浦のドリブルに翻弄されてゴールを決められた悔
しさは、サッカー選手として生涯忘れられないはず。

今の富田の成長も、あの経験があったからだと思うし、実際、今日も、中盤でいい
働きをし、松浦はじめ相手の攻撃の芽を摘んでましたからね。

それだけに、やっぱり相性というのか、因縁というか。
時間も時間だっただけに、あの不用意な失点には、相当ガッカリしました。

そしてとうとうロスタイムに突入。
5分です。
しかし、焦りからか、ベガルタ側にファウルが続き、貴重な時間が無駄に過ぎるばかり・・・。

さすがに今季初の黒星を覚悟しました。

が、残り数秒となった中でのラストプレーで、ユアスタの女神が降臨しました。

キンからのロングフィードを、ウィルソンが、チョを背にしながら胸トラップし、反転し
て左足を一閃。
ボールが、横っ飛びした相手GKの指先を抜けてネットを揺らしました!!!!!!!!!!

サポーター総立ち。
勝ったかのような歓喜の渦。
ハイタッチの嵐。

今日のウイルソンは、たびたびオフサイドを取られ、イエローももらっていただけに、
あのままゲームが終わっていたら、きっと日本の審判への不信感を抱えたままだった
だろうし、プレーにも迷いがつきまとったことでしょう。

最後の最後に劇的な同点ゴールを決め、助っ人としての役割を果たしたことで、次節以
降も、自信を持ってプレーしてくるはず。

帰宅して録画をみましたが、スーパーゴールですね。

赤嶺とのコンビも、ますますよくなっているし、2トップらしい2トップっていう
感じです。

連勝は止まりましたが、ぎりぎりで不敗をキープしたことで、士気はかえって上がって
るかも。

ラッキーとか震災パワーとかじゃなく、本当のベガルタの力を見た試合でした。


試合後はジュビロサポーターとのエール交換。
ジュビロサポの皆さん、ビッグフラッグ、ベガルタコール、ありがとうございました。


次節はアゥエー柏戦。
角田が累積警告で欠場です。その分、富田に頑張ってもらわないと。ですね。