今季初のホーム2連勝。しかも山形、湘南と、上位グループにいるチームから勝ち点「3」を取ったのは大きい。
でも、今日の入場者は13000人弱。ちょっと少なかった。
フルスタでは楽天戦、、市民球場では「欽ちゃん球団」の試合があったからね。
で、試合前は例のまったり感。
歌い疲れた前節山形戦前のいい緊張感がない・・・。
そんな心配が的中してしまった。
試合開始早々。攻めあがった後、「リャ~ンヨンギ ゲット ゴール」って揺れている間にロングボールを入れられ、何がなんだか分からない間に先取点を決められた。
「えっ、えっ、何、入ったのっ」て感じ。よく見てないよ。だって、リャ~ンヨンギの最中だよ。
でも、ベガルタにはこの男がいる。
中島裕希だ!!
左サイドに流れ、ボールを持って上がってきた田ノ上とスイッチ、ゴールを向いた瞬間に放ったスーパーミドルは、糸を張るように一直線に飛んで、豪快にネットを揺らした。
ゴ、オ、オ、オ、オ、オ~ル
J1クラスじゃない、ワールドクラスだ。
息を吹き返したベガルタ。
兄貴が決めれば、当然弟も続く。
関口だ!!
ロペスからのスルーパスに反応して抜け出し、GKが出てきた瞬間、DFを背負いながら流し込んだ。ボールは転がりながら無人のゴールマウスへ。
ゴ、オ、オ、オ、オ、オ~ル
サポに向かいユニフォームの20番を誇らしげにアピールするセッキー。
分かった、分かった。万代の代役なんて言わないから。
その後はゲーム終了のホイッスルが鳴るまで一進一退で目が離せない。
3点目がなかなか取れない中、危うい場面が何度かあり、シュナイダーも好セーブを連発。
ゲレイロ・ジョニウソンも相変わらず八面六臂の活躍。あっちに顔出しこっちに顔出しで危機を救った。
最後は、きちんとボールキープで時間稼ぎ。大人の戦術で逃げ切った(守備固めで入ったはずの田村だけが得点を狙いに行ってた感じだったけど・・・)。
で、勝利の儀式・シュナイダー劇場がなくなったと思ったら、今日はロペス劇場があった。
コアの前での挨拶の際、選手みんなとロペスダンスで勝利祝い&誕生祝いをし、スタジアム全体で「ハッピー バースデー トゥ ロペス」の大合唱。
これにはロペスも感動の様子。 あれって本当の涙なの?
まだまだ終わりませんよ。選手たちが引き上げた後、ロペスがジョニウソンを引き連れて再びピッチに。
サポーターに催促し、またまた「ロペス ローペス ロペス ゴー ゴー」の連呼(ジョニウソン、次までにダンス覚えてね)。
いいよ、いいよ、こういうのって。
選手、サポーターが一体だ。だからやめられないっつーの。
今からVTR見ようっと。
勝利の翌日が休みっていうのはやっぱりいいね。
個人的には、感動に長く浸れる土曜日のゲームの方がいいな。
勝手に表彰式
MVP 中島
MIP 関口
陰のMVP シュナイダー