チョー気持ちいい。
下位チームに2連敗し、いやなムードだっただけに、喜びもひとしおだ。
相手は山形。安定した戦いぶりで前節終了時で2位。
何としても叩かなかなければ、調子に乗せてしまうし、何よりベガルタが上位グループから遅れを取ることになる。
それでなくても熱くなるみちのくダービーだ。アウエーでの第1クールは、3度リードしたものの、最後に追いつかれた悔しいドロー。今日はきっちりいただきます!!
と、気合を入れて乗り込んだユアスタ。18000人を超える観衆で、熱気はいっぱい。
とにかく落とせない大一番とあって、サポの気合もいつもとは違った。
試合開始前から応援ソングが途切れなかった。(いったい何曲歌った? 始まる前にのどはカラカラ)
このところ、試合の入り方が悪く、ばたばたしていたが、今日は落ち着いてペースを握れた。
選手の出足が早い。積極的なプレスで相手を自由にさせない。
マイボールになるとすばやくボールを回し、SBも積極的に上がっていく。
好調時のパスワークがよみがえってる!!
加えてディフェンス裏への効果的なロングボールも入り、期待感が膨らむ。
明らかに「今日は違う」と感じられた。
好調さは早くも形になって表れた。前半9分。
左サイドでパスをつないだ後、リャンの絶妙のクロスに万代がヘッドで合わせた。 ゴ~ル!! きれいな得点だった。
視察に来ていたU-22の井原コーチの前でいいところ見せたね、バン。
ところがアクシデントがベガルタを襲う。
19分、相手との接触でCBの白井が足を痛めベンチに。
本職の木谷が怪我で欠場のため、ボランチの直樹をCBに下げて急場をしのぐ格好だっただけに、いやな予感が・・・。(そう言えば第1クールの山形戦も、白井は一発レッドで退場したんだった)
代わって入ったのが広大。ところがこの広大が期待に応え、白井の穴を生めて余りある活躍を見せた。
持ち前の体を張ったプレーで山形の攻撃を跳ね返す。
完封した自信は、広大をきっと成長させるはずだ。
白井の怪我というアクシデントによる起用だったが、今シーズンを振り返るとき、「チームにとっては実に実り多き交代だった」と思えるエポックになるような予感がする。
そして石川、いや中島。
右サイドでDFにマークされながらゴールラインぎりぎりで蹴りこんだグラウンダーのセンターリングが、相手DFの石川の足に当たって角度が変わり、オウンゴールとなった。
なんと前半で2点のリード!!。
でも落ち着け。得点の直後に失点する癖がある。(気を抜くんじゃないゾ)
でも、今日は集中が途切れず、危なげないゲーム運びができた。
無失点で前半を折り返したことと、後半の立ち上がりも、相手にペースを握らせることなく、落ち着いてボールを回すサッカーを継続できたことが、今日の勝因かもしれない。
ロペスや中島の決定機があり、点差を広げられたゲーム内容だったが、何としても欲しい勝ち点「3」を、ホームで上げられたのは大きい。
関口も、今日は「投入された意味」を感じさせるプレーを見せた。
田ノ上も気合がこもっていて、かなり上がったね。
直樹も偉い。
ゲームキャプテン永井も、古巣相手に意地を見せた。
今日の勝利で、本来の自分たちのサッカーを取り戻せただろうか。
またここから無敗記録に挑戦だ。
◇ ◇ ◇
勝手に表彰式
MVP ジョニウソン
MIP 万代
陰のMVP 直樹
痛い、痛すぎる。
5月は1勝4敗。
あのころのベガルタはどこに行ってしまったのだろう。
普通のチーム、普通のサッカーに戻ってしまった。
昨日の鳥栖戦も、ベガルタがボールは支配していた。
点が取れそうな雰囲気もあった。
でも、シュートまでは持っていけない。
要するに崩しきれていないのだ。
人もボールも動く、あの連動性が影を潜めているからだ。
で、そのままずるずる・・・。
後半になって鳥栖がギアを切り替えてきた。
福岡を破り、自分たちのサッカーに自信と確信を持っているんだろうな。
今だ、といった感じで一気に勝負に出てきたね。
すっかり受けに回るベガルタ。
そしてそして、まんまとミドルを決められてしまった。
直樹がいないから? 万代がいないから?
それだけじゃない。
歯車がかみ合っていない。
スローガンの「新仙 走破」を形にしたベガルタが早く見たい。
次節山形戦は、生き残りをかけた勝負になる。
少し冷静になって書きたい。
試合で負けた原因を審判に求めるべきではないと思う。
どんなに理不尽な判定を出されても、じれずに守り抜き、きっちりゴールを決めれば勝てるのだから。
ひいき目のサポーターが審判批判一色になっては、選手のミスやチームとしての課題を薄れさせてしまう。
それでは選手の成長につながらない。
審判は審判、結果は結果と分けて考えるべきだ。
だからこれまでは、敢えて審判批判を書かずにきた。
でも今日は我慢できない。
ベガルタが敗れたからではない。
入場料を払った観客として、後味の悪いつまらない試合を見せられた思いからだ。
不可解な判定、ゲームの流れを止める笛、笛、笛。判断基準のあいまいさ・・・。
あれでは真剣勝負をしている選手がかわいそうだ。
スポーツは審判の判定がすべてだ。
審判には大きな権限が与えられている。
選手が審判に従うのは、公平で公正な判断を下しゲームをコントロールしてくれることへの敬意があるからだ。
権限を持つ審判にも、ピッチ上で死力を尽くす選手たちへの敬意がなければならない。
互いに尊敬し信頼しあう関係がなければ「いい試合」は成り立たない。
権力を与えられているかのように勘違いし、従えさせようとする上司がいては、職場がうまく仕事が回らないのと同じだ。
あ~っ、書くにつれて熱くなってしまった・・・。
読み返しながら、「これって、ブーイングの嵐の中にいたことで偏った見方になっているのかな?」 とも思えたりするのだけれど・・・。
でも違う。やはり疑問符だらけだった。
テレビの解説者はどんなコメントをしていたのだろう。
少し頭を冷やしてからVTRを見てみたい。
◇ ◇ ◇
オフィシャルに載っていた望月監督のコメントを読んだ。
判定に関しても努めて冷静に答えている。
「9対11になっても、勝ち点を取っていけるエネルギーを自分たちで持てるよう変わっていかないといけない」って。
そう、一時の感情で動いてもプラスにはならないね。
この「試練」をチーム一丸となって乗り越えられるよう、監督やコーチの手腕に期待したい。
ベガルタが敵地で草津を下した。
2連敗後だっただけにちょっと一安心。
でも・・・。完封を目前にしてまたまたCKからの失点。勝ったからいいようなもんだけど、いただけない。
今日は、シンプルに前線に放り込みながらも、時折ダイレクトのパスをつなぐサッカー。序盤こそ草津に押し込まれたが、徐々にベガルタがペースを握った。
相手への寄せやセカンドボールへの反応もまずまず。
選手のコンディシン、チーム力は上向いているように見えた。
相変わらず体が切れていたのが中島。
前半19分、スペースに開いてリャンからのパスを引き出すと、ゴールに向かって仕掛け、切り返しで相手DFをかわしシュート。(ヨッシャーッ 欲しい欲しい先制弾だ!!)
その後も前線でボールをもらい、好機を演出するなど、いい動きを見せた。
2点目は後半12分に直樹。リャンのCKに走りこみで頭で合わせたきれいなゴール。(ヨッシャーッ 理想的な展開。 レッツゴー ナオキ!!)
その後もベガルタペースが続き、勝利が近づいてきたと思った後半41分、相手CKから失点し1点差。追いつかれて勝ち試合を逃したホーム草津戦が思い出された。(残りわずか、何とか逃げ切ってくれー とTVの手を合わせる)
と、祈りが通じたのか、飛び出しました熊林のスーパーボレー。ズドーン!!。(ウォーッ 思わずジャンプ) よくぞ決めてくれクマ、男だ!!
3-1とし勝利は確実にしたが、この直後、途中交代で初のピッチに立っていたウイリアンに得点のチャンスが訪れた。
うまく抜け出し、GKと1対1。
が、えっ、あ~っ 決めろよ~っ。
そんなおまけもあって試合終了のホイッスル。
今日の試合を勝てなかったら、何かズルズルと行きそうな雰囲気だったので安心した。まだまだ上位は混戦。気を抜かず、勝ち星を重ねていこう。
勝手に表彰式
MVP 中島
MIP 直樹
陰のMVP リャン
スポーツ紙によれば、サポーターの帰りが遅くなるため、交通規制解除後もサポがあふれるなど、周辺の交通事情に影響が出るためだとか。
え~っ。反対!!
勝利の余韻に浸る儀式だというのに、水差さないでよ。
シュナイダーは、時間を短縮して続ける意向らしいけど・・・。
どうせなら、選手が勝利挨拶でピッチを一周するのに合わせて、全選手で劇場化しちゃえばいいんじゃない?
そうすれば、サポが帰る時間が大幅に遅くならなくてすむし。
シュナイダーも、次回は他の選手も引き連れて何かしようとたくらんでいるようだから、これを機に、一気にバージョンアップすればいい。
あの「シュナ」「シュナ」コールはしにくくなるけれど、選手全員で叫べるコールを考えればいいこと。
サポーターと選手がひとつになる大事なイベントを、やめちゃだめだよ。
京都を4-1で破った前節の戦いぶりが評価されたってこと?
でもフッキが3点、ディエゴ1点。
両外国人の個人技頼みだってことが逆に明らかになったと思うのだけれど・・・。
まぁ、ベガサポの間では、ラモス続投を歓迎する声が多いですね。
お手並み拝見といきましょう。
一方、セレッソの都並監督が解任されました。
05年のユアスタ最終戦。
ベガサポの「ツナミ」コールに手を振りながら、去っていった都並氏の顔が思い出されます。
どうしても勝てない。
何なんだ、厚別って。
前半9分、FKから失点。その後、何度か決定機を作ったが、そのまま0-1で敗れた。
痛い連敗。
歯車がかみ合ってない。
このままずるずると低迷期に入ることはないよね。
とうとう山形が首位に立っちゃったよ。
札幌もそうだが、やはりベースは堅守。
華麗なパス回しがなくてもいい。
大量得点じゃなくてもいい。
とにかく勝ち点「3」が取れればいい。
なんか、そう思えてきた。
明日から仕事。どっと疲れがきそう・・・。
京都に0-1の惜敗。
後半、怒涛の攻めで京都ゴールを脅かしたが、決めきれない。
最後の最後、中原のシュートが外れ、万事休す。今季初黒星を喫した。
前半のベガルタは京都のすばやい寄せに何もさせてもらえなかった。
セカンドボールを拾われ、攻め込まれる展開。
注意していたはずのパウリーニョのうまさに、先制点を献上してしまった。
前節の水戸戦でも書いたが、ベガルタイレブンに、体の切れがない感じがする。
連戦の疲れだろうか。
ダイレクトでボールを回す、あのベガルタサッカーが影を潜めている。
後半、直樹がブランチに入って落ち着いたが、どうも、ここ2試合の入りが気になる・・・。
首位札幌は敗れたが、3位福岡、4位山形がともに勝ち点「3」を積み重ねたため、上位が入れ替わった。
第1クールを終え、ベガルタは4位。
次節札幌戦が本当に重要になった。
記録の重圧から開放されたことで、伸び伸びとプレーできるようになると信じたい。