三島由紀夫著「豊饒の海」第三部
タイから帰ってきて「暁の寺」が気になって読んでみました。
「豊饒の海」の第三部から読んでも、なんのこっちゃなのに、三島作品もいままで読んだことがない。
なので、厳しい読み始めでした。
三島の圧倒的な文章力、ちりばめられた言葉、自分の語彙のなさ、漢字が読めない。
戦争前のシャム王国、バンコクの風景。その果てのインド。
私もバンコクに行き、この先行きつくところはインドだなーと考えていたのでおやっと思いました。
そして、舞台が戦後になると急に読みやすくなって、内容が初老の男の傍観者としての恋愛感情を描いていました。
これは「男はつらいよ」の三島版じゃないの?なんて思いながら読み終わりました。
とりあえず、ごちそうさま。
第一部「春の雪」から読み直すのはそのうちに…。
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