今回の中山道歩き旅は、結果として失敗しました。
東海道もしくじって、中山道もしくじって、しくしく涙。
出てきたのは涙でなく汗、一日終わると顔中塩だらけでした。
暑い中、日差しに肌を焼かれて、足は痛くてマメだらけ。
なんでこんなスケジュールにしたんだろうと思いながら歩きました。
塩尻駅を拠点にして中山道を歩くのは間違いではなかったのですが、朝一番の列車が6時51分というのが痛かった。
どうしても出発が遅れます。
終点の宿場で泊まれば朝5時出発も可能ですが、今回は出発地点の駅に着くのが7時から8時出発になってしまいました。
そして、自分の体力を過信しました。
1時間に4㎞歩けると思っていましたが、いくつも峠のある中山道では無理でした。
そして予想外の暑さ、こんなに天気が良くて暑くなるとは思っていませんでした。
歩いていて「なんか楽しくない」と思ってしまいました。
中山道を行違う人たちは外国人が多く、彼らは楽しく歩いています。
自分だけ一人自分を追い込んで、バカみたい。
ようやく気付きました。
一番大事なのは体力で、お金は二の次だったんだって。
守るべきは体力でした。
疲れないように歩くこと。
体力の限界まで歩いてはいけないということ。
寄り道、道草の余裕を持つこと。
あーしくじってよかったな。
これが成功していたら、ますます自分を壊してしまったでしょう。
ということで、次回からもっと時間に余裕のあるスケジュールを立てようと思いました。