カプチーノノート cappuccino note

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「仮面劇場」を読んで、見る

2018-03-21 | 金田一耕助もの

ァミリー劇場放送。

最近、金田一ものはキーワード録画していて、自動で録画されます。

「仮面劇場」全4話が録画されていて、ドラマでは金田一が出てきますが、ネットで調べると原作は金田一ものではないらしいのです。

そこでまず原作を読んでみました。

横溝作品の初期の探偵、由利先生が出てくる話でした。

海に浮かんだガラス張りの棺を乗せた小舟。

棺に横たわる謎の美少年虹之助、彼は盲聾唖でした。なんて横溝ワールドど真ん中なんでしょう。

虹之助を引き取ったのは彼を発見した富豪未亡人大道寺綾子。

しかし、虹之助を引き取ったことから、綾子は連続殺人事件に巻き込まれていきます。

この作品も次々に怪しい人が死んでいくので、結局犯人はこの人しかいないというラストでした。

結局、大道寺綾子さんが余計なことをしたために、連続殺人事件が起こってしまったのでした。

彼女は捜査を混乱させる発言までしています。こんな自己中心的人物の方が犯人よりたちが悪いと感じます。

で、ドラマを見ました。

大道寺綾子は司葉子さん。なので原作より設定年齢が上がっています。

でも、原作がすぐよめるほどの量なのに全4話なのはなぜ?と思っていたら、原作より殺される人が多くなっていました。

死ななくてもよさそうな人(お手伝いさん、運転手さん)も殺されています。

原作では大道寺綾子のうそだった人物が、ドラマではちゃんと出てきたのにはびっくりしました。

この犯人の呪われた出生の秘密を読み解くには、確かに由利先生より金田一先生の方が似合いそうです。

コメント
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