カプチーノノート cappuccino note

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「首」を読む

2018-03-02 | 金田一耕助もの

田一耕助事件ファイル11。

短編集です。収録作品は「生ける死仮面」「花園の悪魔」「蝋美人」「首」です。

金田一っぽいのは岡山のひなびた温泉が舞台の「首」です。あとは都会のお話です。

「首」はドラマ化されていて「獄門岩の首」というタイトルで、AXNミステリーで見ました。

ドラマを見たときは温泉旅館の婿養子がなぜ殺されたのかよくわかりませんだしたが、原作を読んでなんとなくわかりました。

そしてこの短編を2時間ドラマにするにはいろいろ話をふくらませる必要があったんだなーと納得しました。

「生ける死仮面」は同性愛と性転換、「花園の悪魔」は首絞めプレイ、「蝋美人」は屍姦がモチーフになっています。

「首」は三百年前の農民一揆の首謀者の首が切られて岩の上に置かれていたという因縁話が伏線になっています。

金田一耕助事件ファイルも後半に入りました。

まだ読んでいないのは「三つ首塔」「七つの仮面」「悪魔の寵児」「悪魔の百唇譜」「仮面舞踏会」「白と黒」です。

楽しんで読んでいきます。

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