恋愛時代は、独特の世界があります。
淡々と日々過ぎていく中で、いつの間にか変わっていく人生を認識させてくれます。
今回はなんといっても、子役のウンソルがホロリとさせてくれます。
バカな大人がつまらない言葉で、子どもをかんたんに傷つけるのがどんなに罪なことか、教えてくれます。
「きみは笑うととってもかわいいよ」ドンジンが優しく励まして、ウンソルは笑顔を見せます。
でも、その言葉が将来、逆にウンソルをもっと傷つけてしまうかもしれないのが難しいところです。
ウノの母の事故死、子どもを死産したことが、あとになって、人生を変えてしまう事件だったとわかったというセリフが、心に響きます。
ヒョンジュンも父と母の真実を、初めて知ります。
子どもの視界ってせまいから、なかなか真実がわからないのです。
その辺のこまかい心の動きが、わかるところがこのドラマのおもしろさです。