今朝の朝刊に「教育再生会議 第1次報告の詳細」が掲載されていましたね。
これからまだ話し合って、第2次、第3次…と変わるんでしょうけど、第1次報告を読む限りはちょっとがっかりしました…
受験体制についての改革の文字が一文字もなかった…
いくら枝葉を改革しても根幹の受験体制が変わらない限り教育再生はあり得ないと思うカフェオレです。
例えば、「『塾に通わなくても学力がつく』、教育格差を生じさせない」とあるけど、今は学校の勉強についていかれなくて塾通いする子供あんまりいないんじゃない?
どちらかといえば受験のために塾に通うんだと思う。
この「第1次報告」を受けて、今朝の東京新聞の記事にも
「塾・予備校は、生き残りをかけ、よりハイレベルなコースを新設し、子供を難関大学に入れたい父母は、引き続き有名予備校に頼る。しかし、子供達は、授業増加の影響で平日の放課後や土曜の午前中は塾に通えない。結局、土曜、日曜の夜に塾通いする子供が続出」
と近未来の教育再生の姿を大胆予想。
私もそう思う。
しかも政府は「早寝早起き朝ごはん」を推進し、「第1次報告」にも「父母を愛し、兄弟姉妹を愛し、友を愛そう」ときれい事を並べてるけど、子供の塾通いで家族が一緒に食卓を囲むことがなくなり、友達とも遊ぶ機会が減って「早寝早起き朝ごはん」の実現は愚か、他者とのコミュニケーションが取れなくなって問題行動や少年犯罪は増加の一途をたどる気がしてならないのだ。
それに家庭で行わなければならないことを教育現場が責任を負うみたいなことになっていて、それもなんかおかしいな~、と。
唯一家庭教育に触れている一文でも
「家庭や地域では、しかるべきはしかり、悪いことは悪いと教え、身に付けるべき基礎・基本をしっかりしつける」
とあるけど、そんなことわざわざ取り上げるようなことなのかな。
文章化しなければならないほど家庭教育が荒廃しているということか…。
笑っちゃうのは、
「コーラス・合奏・演劇・写生・創作といった芸術・文化活動を通じて心豊かにする」
「30人31脚、大縄跳びなど集団スポーツ、ロボット・コンテストなそグループで取り組む学習活動等を通じて心身を鍛え、達成感を共有させる」
っての。
なんで30人31脚
別に限定しなくてもねぇ~(笑)
教育再生会議のメンバーにはヤンキー先生やワタミの社長もいて、ちょっと期待してたのに正直なんだかな~という感想です。
とにかく何で受験について何も変えようとしないのか不思議でしょうがない。
頭の悪いカフェオレには理解できない教育再生です
快食…
快眠…
快便…
昨日の夕飯…クリームシチュー(鶏肉、玉ねぎ、ニンジン、ブロッコリー、里芋
ジャガイモの皮を剥くのが面倒だったので、冷凍さといも使用
)、高野豆腐の煮物、鶏手羽肉の甘辛煮、ご飯、緑茶&麦茶