フロク*ブログ

*とても気ままにブログ*
SLE歴まもなく20年。
二児の母です。

産まれるまで 入院~陣痛~出産体験記

2011-06-25 01:39:40 | Weblog
以前に書きかけてた記事です。
じっくり見直すヒマが今のところなさげなので
下書きみたいなまま投稿します。
お許しを。。。

すごく文章が長いです。
長いお産になりました。
思ったことそのまま書いてます。

*************************

2011年6月13日月曜 16:24に
41週1日で産まれました。

体重2662g エコーより小さかったし、お腹に長かった割には小さかった
身長49.5cm
胸囲31.5cm
頭囲32.4cm

分娩時間21時間31分 
手帳的にはこの時間 

実際は陣痛で入院してから38時間くらいかな。

*********************

10日明け方 キュウキュウとお腹が痛むもその時だけ。
11日 
またも明け方痛くなる。
寝られないくらい。
朝方消える。
昼からまた復活。痛いときは寝てられない感じ。

そして

11日土曜日の夜に規則的に痛みを感じ
12日日曜 日付が変わり、おしるしあり。
病院に連絡し、午前2時に入院しました。

しかし病院に着くも
「5分間隔だが陣痛にはならない、
お腹の張り程度です。
子宮口も全く開いていなかった。
赤ちゃんもだいぶ上。」といわれる。
(ここで助産師さんによる初の内診)

「産まれるのは16日木曜日(もともと誘発で入っていた日)
くらいかもよー。」とか言われる。

実家が遠いし、病室がたくさん空いてたこともあってか
入院させてもらえました。
家が近かったら、帰らされていたと思います。

深夜に病棟の説明を受ける。シャワーの予約の取り方
食堂でご飯を食べることとか。
そのまま部屋へ。

部屋には自分が持ってきた荷物とお産セットが
置かれていました。
お産セットの鞄、結構大きい。

4人部屋で部屋の説明を受けたりして
がさごそ。
部屋の人が目が覚めたのに気づく。
なんか申し訳ない。

そして、そのまま
病室で過ごしました。
朝までほとんど眠れず。

夜中は6~8分起きに痛みがきました。

痛くて目が覚めて、体が横になっているとつらいので
起きて1分くらい痛みに耐える、の繰り返し。
がさがさするので、周りの人が起きないか心配。

そのまま朝になった。

巡回してくるナースに
歩いて、といわれる。

朝9時くらい、13時くらいとNSTを取る。

陣痛ごとに一番下の波が上がって下がる。


確かに今思うと
規則的な痛みとはいえ
陣痛の痛みとは全然違うし、緩かったな…。

間隔が短くなったり、
変化あれば伝えてとナースに言われます。

朝ごはん、お昼御飯などは
食堂に行くのですが
食べてる途中も7分起きくらいに陣痛。
その間、痛みに耐えるので食べれない。

同室の人や他の部屋の患者さんと向かい合って
喋りながら食べるてるけど
その時だけ
「あ、陣痛来た。気にせんと食べといてください。」と言って
一人苦しむ。
みんな心配してくれた。

陣痛が去ると食事再開。
また7分後に来るので
合間に食器片づけたりしてました。

なぜか食堂の近くにあるテレビの横の椅子が
一番痛くなく感じる。
ホテルのレストランの椅子みたいに
ちょっとふかふか目の椅子。

部屋でうなるのもなんなので
時間あれば、ここで一人で耐えてました。

19時くらいから結構痛い。
消灯前まで電気の消えたここで陣痛に耐える。

12日の21時のモニター。


だんだん波の頂点が高くなる。

段々と陣痛が強くなり、
12日22時間ごろ助産師さんに内診をしてもらったら、
子宮口2センチ。
まだ時間かかるでしょう、と言われる。
でも、子宮口が開いたので
陣痛室に行ってもよい、といわれる。

12日日曜の22時に陣痛室に入りました。
(病室でもどっちでもいいと言われたのですが
陣痛室に誰もいないと聞いて、こっちで過ごそうと。)


最初陣痛室に一人でした。
結構狭い。
狭い部屋にベッドが3つ。
部屋の奥にトイレがある。

一番手前のベッドに案内された。
助産師さんが802をかけてくれてた。

母に電話し、すぐ来てもらいました。


まずピンクの服に着替え、下着も取り換え
大きなオムツみたいなのをつける。

そして点滴開始。これはただの輸液。
左手に管。結構邪魔

22時40分くらい
母到着。

最初はベッドに横になる。
陣痛くるとめっちゃ痛い。
頭を高くしても変わらず。

体を起こしてると少し痛みがましなのを発見。
以後分娩室に入るまでほとんど横にならず、
ベッドに腰掛けてすごす。

カイロを当てると少しましな気もした。

母がついてからはずーっとさすってもらったり
背中を押してもらう。
延々と、、ほんとに。合計16時間くらい??

トイレに行く時は看護師さんが付き添ってくれた。
トイレの中も一緒に入ってくれて
手伝ってくれた。

陣痛室に行って最初にいた看護師さん
若そうに見えたけど
いろいろ丁寧だった。

明け方、陣痛の合間
母は私のベッドで横になり
私はずっとベッドに腰掛けている。

陣痛が来ると母に背中を押してもらう。
の繰り返し。

旦那さんにも電話するものの
最初は2時間くらいで着く、と言われたのかな?
でも連絡なく…。

仕事でいつになるかわからないと言われ
深夜すごく寂しくなる。
母は分娩室に入らないと言っていたので
一人で産むのかと思い、
テンション下がる。

ここらあたりで
13日になる。

夜中、おばちゃんの看護師さんに代わる。
母に丁寧に挨拶。
「めっちゃベテラン?」と期待する。

またトイレに行く。
先ほどの看護師さんと同様ついて来てくれるが
中まで一緒に入ってくれない。
「あれ??」

大きなオムツの脱着が難しいし
トイレに入ると陣痛が来て苦しいので
手伝ってほしいが、
そとでうちの母と喋ってる。
なんかイヤやった。

「呼吸が上手ね」とか言われるが
この看護師さん、口だけだった。
行動が伴わない…。

夜中、陣痛室に一人
入ってきた。
一番奥のベッド。

私のベッドのカーテンが閉められる。
閉そく感がある。狭い。

入ってきた妊婦さんは
痛みを深呼吸だけで逃している。
めっちゃ静か。
すごすぎ。

聞こえる話だと、経産婦さんらしい。
旦那さんが付き添っている。
時々しゃべり声が聞こえる。

明け方、この経産婦さんが
分娩室に入る。

ずっとしずかな人だったのに
「痛いっ!」とめっちゃ叫んでる。
なんか怖くなる。

あとで本人さんから話を聞いたら
3人目で分娩台にあがったら
急にお産が進んだらしく
今までで一番痛かったらしい。


陣痛の合間がすごく眠たい。
机の上に枕を置いて
陣痛の合間に眠る。
夜中にパンとビスコを食べる。


朝、7時台かな、旦那さん到着。
当直で仕事場からそのまま来てくれた。
まったく寝てないらしい。

仕事で着ていた服のまま。
そこからすぐ背中を押してもらう。
母と交代で。

気付いたら、おばちゃん看護師さんは
いなくなっていた。
若い人が来る。
この人、正直なにもかも下手だった。

陣痛が辛いからさすってほしいと
伝えるも
気持ち悪い人の背中をさするくらいの強さでしか
押してくれない。
いやいや、そんなんやったら意味ないから。

この人ほんまに勉強したんやろかと
疑いたくなるくらい。

陣痛がずっとあるも
少し間隔が延びてきたらしい。
陣痛が長いと子宮が疲れて
間隔が延びるとか。

私は金曜日くらいからあまり寝てないし
体力のことも考えて
13日月曜朝10:30に促進剤(アトニン(オキシトシン))を入れました。

陣痛がだんだんきつくなる。
声を出さずにいられなくなる。

数回に1回は深呼吸で耐えれるが
ほぼ無理に等しい。
痛すぎ。早く産まれたらいいのにと思うも
どうしようもなく。

途中、何度かトイレに行く。
トイレに座ると、痛みが来る。
でも、トイレの上が一番痛みになぜか耐えられた。

そんなこともあり
クイックマッサージチェアみたいなのを
用意してくれる。

少し座るが、椅子がグラグラするのが
なんかいやで
結局、ベッドサイドに座る元の形に戻る。

お昼過ぎからさらに痛みがきつくなり
腰を押してもらいながら
誰かの腕をつかまないと耐えられない。

陣痛来るたびに旦那さんに腰を押してもらい
母の腕を強くつかむ。
申し訳ないと思うけど、どうしようもない自分。

助産師さんになんとか楽になる方法はないか聞くが
「深呼吸してください」しか言われない。
産む直前まで、これしか言われなかったかな?
すごくショックだった。

年配の助産師さんもいるが
この人もまったく何も言ってくれない。

痛みのたびに動いてしまうので
モニターが外れてしまって。
この人はモニターが外れるのを心配している。
何も声をかけてくれない。

こんな不安なことはない。
出産体験記とか読んでたら
助産師さんに任せたらいいとあったけど
任せる以前に会話すらないよ…。

陣痛の合間にうとうとしてしまうが
寝てしまうと次の陣痛が強くなってしまうので
寝るのが恐怖。

でも寝るのは次のいい陣痛につながるので
良いことと助産師さんは言ってた。
いやいや。痛すぎる。

母の腕をつかむ。

私を見ずにNSTのモニターを見られていたり
今思うとたいしたことないのに
すごく腹が立ったりしていた。

13時か14時だか
いきみを逃せない。すごくつらい。

いつの間にかベッドは血だらけになっていた。
おむつみたいなのを当ててるが
大きすぎて隙間から漏れてるみたい。

陣痛の合間、ぐったりして夢を見る。
旦那さんにもたれかかっていた。

そして陣痛が来たらよつんばいになるものの、
いきみを逃せず、下に力が入る。
出血だか何か液体が出てる感じもするが
気にしてられない。
痛くて叫んで。
これの繰り返し。

間で先生の診察が入る。
まだ6センチとか言われる。

診察の時はベッドに寝なければならず
非常に苦痛。

さらに陣痛が来ている時に
内診。
ほんとこれ終わってる。。

もだえ苦しむ。。って感じ。

赤ちゃん旋回してるとか
頭に触れてるとかなんとか専門用語で
話してた。

助産師さんは先生に血圧などを伝える。
間歇とかなんとか。

誰かが腰の3点をぐっと押してくれてた。
多分、すごく力強かったから先生??
すごく楽だった。

だんだん診察の間隔も短くなる。

いつの間にか子宮口全開で
破水してると言われ
分娩室へ。

この頃はもう力尽きてきて
「○○さーん」と呼ばれても
もう目を開ける気力もなく。
目をつぶってうなずく。

「あ、聞こえてる。大丈夫」と先生が話してる。
いや、大丈夫じゃない。

当然、歩けるわけもなく
ベッドのまま移動。
目をあけられず、気付いたらベッドが動いてた。

分娩室で分娩台へ移るよう言われるが
動けず。。。

転がったのか転がされたのか、
分娩台へ上がると
周りに人がたくさんで
あれしろこれしろ、といろいろ言われたような。

台に足を乗せたり、
乗せた足にカバーを被せたり
レバーを持ったりなんやらかんやら。

言われるがまま。

いきむように言われ、
ぐーっと力を入れる。
といっても、これで赤ちゃんが降りてきてる感じはなく。

何度かやっては
息をするように言われる。

横に主治医がいてる。
どこに力を入れたらいいかお腹をさして
言ってくれるのでありがたい。

というか、主治医は取り上げてくれないのね。
さっきまで陣痛室にいてた
(ちょっと頼りない、、さすり方もいまいちな)助産師さんが
足下にいる。

分娩室はいろんな人がいて
どうしたらいいか言ってくれるから
よかったかも。
陣痛室でも助けてほしかった。

声を出してしまうとき
旦那さんが出さないように言ってくれて
あ、そうやったと思い出せる。

なかなか出ないけど
やっと出口が見えた気がして
気が少し楽になる。

途中で出口が狭いから麻酔をして切ると
言われる。

たまひよとかに陣痛の痛みで
会陰切開の痛みはわからん、とか書いてあったけど
麻酔は麻酔で歯医者の麻酔みたいに
ちくっとするし、
切られてる感めちゃわかるし。。

尿採りますね、と管を入れられるが
それもチクリとめっちゃ痛いし。

そのうち
頭が見えてきたとか言われてるけど
よくわからん。

肩あたりまで出てくると
生暖かい物が下にいる感じがする。

そのうち出たのかな。。
出たらすっきりとかはなく、、
疲れた、というか脱力感というか。。

赤ちゃんは最初羊水を飲んでいたか何かで
泣かなかったから
鼻からずるずる吸引されていた。

処置台へ移され、赤ちゃんは大きな声で泣いていた。
正直、見ても感動とかなく…。

でも、そんなまもなく
胎盤を出す処置でお腹を上から下へ
ぎゅうぎゅう押される。

見えないところでは、誰かがへその緒をもって
ぐりぐり引っ張ってたらしい。

助産師さんが血を拭いた赤ちゃんを
胸のあたりに持ってきてくれた。
触っていいと言われるが
右腕には自動血圧計。左手にはサチュレーションの
機械があり、触るに触れない…。

爪が私に似てるとか細かいとこしか見ず。

写真を撮ってもいい、ということで
旦那さんが急いで取りに行き、
赤ちゃんの写真を撮る。

赤ちゃんを見て、写真のために作り笑い、な感じ。
わき上がる喜びとかはなかった。。。

助産師さんが3人の写真を撮ってくれた。

赤ちゃんはいつの間にかどこかへ移動していた。

気づいたら、どんどん人がいなくなっていた。
見学の人、と思った人が
会陰切開のところを縫っている。

誰だあなた?
あとで調べたら、シニアレジデントと書いてあった。
なんか一言挨拶すりゃいいのに。

またも麻酔するも
ちっとも効いてない。
針と糸で縫われてる感めっちゃある。
玉結び?とかな感じもわかるし。

にしても、この縫うのがめっちゃ長かった。
主治医やったら早かったやろな、と思った。

これらが終わって、
助産師さんが暖かいタオルを渡してくれる。
顔を拭くようにと。

少しさっぱり。

で、次は助産師さんが上半身を拭いてくれる。
めっちゃ速くてそんなさっぱり感はなく。

テキパキとさらしなど巻かれ
パジャマに着替えさせてもらい
ストレッチャーに移る。

で、シャーーとめっちゃ速いスピードで
陣痛室横の回復室へ連れて行かれる。

なんかほっとしたような。
2時間ここで過ごす。
旦那さんが横についてくれる。
1時間くらい寝る。

途中晩御飯の時間になり
ご飯一式が出てくるが、力が抜けて
食器を持てなかったので
旦那さんに手伝ってもらう。
あまり食欲なく。

点滴をまだ入れていたからか
トイレに行きたくなり、行かせてもらう。

特にふらつきもなく、
トイレを済ませる。
でも尿の勢いがなくなってて
出るのに時間がかかった。

2時間経ち、問題なさそうなので
車いすに乗せられ病室へ戻る。

この日、新生児室に行けば赤ちゃん見れるよ、と
言われるも
新生児室めちゃめちゃ遠いし
気力なく、翌日まで子どもに会わず。
(今思ったら、会っておいたらよかった;;;)

仕事が終わった父も来てた。
うちの母をはじめ、旦那もみんな疲労困憊でした。。。
ほんまありがとう。
みんないなかったら絶対むりでした。

出産当日の夜に内科の主治医が
顔を見せてくれました。

翌日も退院前も来てくれて
すごくうれしかった。なんて優しいんやろ。

産科の主治医は一度も来てくれなかったけど…。
産後の院内健診も主治医は担当ではなく
若い医師ばかりでした。

まぁ、とにかく出産は
陣痛がすごく長くて、
全く眠れず
すごくしんどかったです。

ま、数時間で産まれる人もいるみたいですが
私みたいに時間のかかる人もいるようで。。。
ほんと人それぞれですね。

陣痛はつらすぎるけど
産んだら終わりというゴールが見えてる分
終わりが分からん下痢よりマシかもと
産後しばらく経つと考えてしまう自分がいます。。。(生後5カ月追記)