プレスカブはじめました!

軽い気持ちで買った1997年製プレスカブは想像を絶する「ボロ」だった…そんなプレスカブに挑む管理人ガトーの記録。

第258夜 JA07のフロントフォークをオーバーホールしてみる。 その1

2022-02-09 14:28:14 | JA07 スーパーカブ110


ウチのJA07 スーパーカブ110は2011年製造で走行距離5.4万kmと、まあまあな距離を走っている上に製造してから11年も経っていると言う事でアチコチがお疲れなご様子(苦笑)
そんな訳で↑は右フロントフォークのダストシール…ええ、ヒビが何本も入ってますなあ。

と言う訳で今回は、フロントフォークのオーバーホールに挑んでみる事に!
いや〜、フロントフォークは底にあるソケットボルトが固くて外せないんで毎回見て見ぬ振りをしオイル交換のみでお茶を濁してきたんだが、遂にこの日が来たんだな(笑)




と言う訳でまずは外装パーツを外していきます…ええ、フォークカバーも数年ぶりに外したんでえらく汚れておりました。




↑は初めて外したフロントフェンダー…ええ、別にフェンダーを外す必要は無かったんだが一回外してみたかったんで(笑)
で、コレ等の外装パーツは汚れを落とした後、グラスターゾルオートを吹いておきました。




そして↑は今回最大の難敵であるソケットボルト。
このボルト、何でもネジロック剤でガチガチに固められているらしく、色んなブログを見るとバイスにハンマーや電動インパクトなどを使って外しておられました…ワタクシ、バイスもハンマーも電動インパクトも持ってないんで、ただただ不安だ(苦笑)




と言う訳でまず、↑の様にワコーズの多目的浸透防錆潤滑剤「ラスペネ」をボルトにたっぷり吹きかける…なんでもコチラさん、Webを見てたら相当優秀な潤滑剤な様でコイツを塗れば大抵の固着ネジを外せるとの事。




で、↑はラスペネでベトベトになったボルト…ええ、この時は「ホントに外れるんだろか?」と半ば疑いの目を向けていたワタクシです(笑)




そんな訳でラスペネが浸透するまで暫し時間を置き、↑の6mmのヘキサゴンソケットを付けたスピンナーハンドルで挑む事に。
しかし、↑の右側は力を入れても全く動く気配が無かったんで、再びラスペネを吹きかけ放置し左側の方に挑む事に。
で、左側の方は少し力を入れたらいとも簡単に回ったんで外さないでそのままにし、再び右側に取り掛かると1回転ほど回ったんでコチラも緩めるだけにしステムからフォークを取り外す事に。

その後、先に緩めた左フォークの底からフォークオイルがチョロチョロ漏れ出してきたんで速攻でオイル排出&フォーク分解。
で、次は右側に取り掛かるかと右側のボルトを緩めようとするも固くて全然回らない…嗚呼、1回転くらいじゃ駄目なのか(苦笑)
仕方がないんで足で挟んで回そうとするも全く歯がたたないんで、バラした左側のフォークを再び組んで左右ともステムに装着…そして左右のフォークにアクスルシャフトを挿してから再びボルトに挑んだら、ちょっとづつ回るんだが何かグニャっとした感触が混じる。

嗚呼、ヤバい舐めてるかも?




その後もちょっと回して確認してまた回すを繰り返していくんだがちょっとずつ空回りの回数も増えていく…そうこうしてたら、トルクのかかるトコが少し斜めに傾けたトコだけになってしまったので↑のT形六角棒レンチに持ち替え、ゆっくりゆっくり下から押し上げる様に力をかけて回していく。
いや〜、ハンドルも動くし力が抜けたらまた睨めるしで1回転するのに30秒くらいかかりましたよ(苦笑)




そんなこんなで結構な時間を掛けてT形六角棒レンチを回してたら段々、そんなに力を入れなくても回る様になって来たんでステムから外し↑の様にラチェットに付け替えて回す事に。
ご覧の様に穴が垂直でなく傾いてるんで回すには結構コツが要りました(笑)




で、↑は1時間以上かけてようやく外す事が出来たソケットボルト達…ええ、穴の形なんかもはや六角ではなく丸です(苦笑)




と言う訳で、次回に続く。




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