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おめでとうブレア首相

2005-01-29 22:36:20 | ニュース関連
米大統領の次期公用ヘリ、3発の大型ハイテク機に (読売新聞) - goo ニュース
【米海軍は28日、大統領の次期公用ヘリコプターにロッキード・マーチン社製の大型ハイテク機US101型を選定したと発表した】
 記事にはロッキード・マーチン社製となっていますが、このUS101はアメリカ開発の機体ではなく、欧州アグスタ・ウェストランド社製EH101のアメリカバージョンです。アメリカ軍が欧州製のヘリコプターを採用するとは思いませんでした。まあ、アメリカ仕様になるようですし、生産もロッキード・マーチン社の他にかなりの数のアメリカ企業が参加するんですが。
 このEH101(US101)と選定を争ったのが、シコルスキー社製S-92です。EH101は1998年に実用化されて以来、お膝元のイギリス・イタリアを中心に結構な機数が採用もしくは採用予定にあります。防衛庁も採用を決定しましたし、警視庁もなぜか1機採用しています。昨年6月に量産1号機が初飛行したS-92に比べれば運用実績に大きな差があるといえるでしょう。
 それでも自国開発の、しかも後発の分、新技術が投入されているシコルスキーS-92を何故選定しなかったのか不思議だと思っていたら、下記のサイトを見つけてしまいました。
航空の現代
戦争する理由】【マリーンワン書簡
 まあ、本当はUS101が何なのか分からなくてググッていたら、偶然見つけたんですが・・・。
 ネタになりやすいと思うので文章を転載するのは止めておきます。気になる方はリンク先をご覧ください。

 リンク先に書いてある事が選定に、ある程度の影響を与えたんじゃないかとは思いますが、それが全てだとは思いません。ただ、運用実績に差があるとはいえ実際の配備は2009年10月になるのですから、シコルスキーS-92にも十分なチャンスはあったと思うんです。何故自国開発の機体ではなく、欧州開発の機体を選んだのか、一寸不思議です。