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普通の日々

ごく普通の日々の事

海保から文句は来なかったのか?

2007-04-09 22:46:43 | 雑感
 昨日のテレ朝日曜洋画劇場で放送された「男たちの大和/YAMATO」。見ました、ブログを書きながらでしたけど。まあ、そんなに悪い所もなければ良い所もない、平均的な作品じゃないでしょうか。勿論突っ込みたい部分は色々あるんですけどね。
 先ずは主砲の発射シーン。レイテ戦の時は機銃員達が艦内に避難している様子を描いているのに、沖縄戦の時は何故か機銃員達を配置したまま主砲をぶっ放している・・・・これは拙いでしょう。何故艦内に避難するかというと、主砲発射時の爆風が凄まじいからです、人間なんて簡単に吹っ飛ばされる。だから、建造当初の大和は高角砲や機銃にシールドが付いていた。その後増強された機銃もシールド付が多い。それなのにどうしてこんな表現になったんだろう?沖縄戦の時には実際にあったのだろうか?
 他にもレイテ・沖縄戦時の甲板の色とか、沖縄戦時の同行艦の扱いとか突っ込みを入れたい部分はあるけど、最大の突っ込みを入れたいのは現代のシーンです。漁船に乗り込んだ仲代達矢・鈴木京香他1名は、何故ライフジャケットを着用していなかったのか?これがこの映画で一番問題のシーンでしょう。
 まあね、実際の漁師達がどうしているのかは知りません。でもね、お客である鈴木京香や、あの少年を無防備な状態で乗船させるのはねぇ・・・・シートベルト無での車の運転や、ノーヘルでバイクを運転するのは映画やドラマでも拙いんでしょ?それを考えたらライフジャケット無もかなり拙いと思うんだがなぁ。

経緯を説明してくれ!

2006-12-30 03:04:36 | 雑感
 先程昨日NHKBSで放送されたアニメ「青の6号」3・4話を見終わりました。まあ、全く期待はしていませんでしたが、やっぱり物語の背景説明が一切無かった。おかげで何がどうなっているのか殆ど分からない。
 ストーリーはゾーンダイクという男の勢力と、「青」という超国家組織の最終決戦の様子を描いているのですが、劇中でそこに至るまでの経緯を殆ど説明してくれない。時折、ゾーンダイクが10億の人間を殺したという話が出てきて、登場人物の大部分がこの男に憎悪を抱いている事が伝わってくるんだけど、一体どうやってそれだけの人間を殺したのかは全く分からない。又、ゾーンダイクがその行動に走った原因もある筈なのだが、それがなんなのかもサッパリ分からない。どうしてこの作品はこんなに説明不足なんですかね?誰もが予備知識を持って作品を見ていると思っているのだろうか?
 それに作品のラストも今一スッキリしないんですよね、単に最悪の事態は防がれたというだけの話であって、それ以外の問題をどう扱うのかは不明な状態。よくこんなシナリオを採用したと思う、それとも近年はこういうのが流行りなのか?後、青の6号以外の青の潜水艦をもう少し活躍させて欲しかったな。特に原作にも登場していた青の1号「コーバック」を。
 第2話の作戦会議の場面で「コーバック」の指揮官が、6号を含めた環太平洋艦隊はサポートで充分、環大西洋艦隊だけで片を付けるという趣旨の発言をしていたのに、第4話で初登場したと思ったらその約39秒後には爆沈してるんだもん。少しはその実力と敗北していく過程を見せて欲しかったね。
 ああ、「コーバック」で思い出した、見終わった後に気が付いたんですが、最終決戦の内容に一つ疑問を感じたんですよね。
 最終決戦の作戦内容を簡単に言うと、南極に存在するゾーンダイクの拠点に核ミサイルを打ち込む事なんですが、環大西洋艦隊は核弾頭付巡航ミサイルを使用するつもりだったと思うんですよ。戦略ミサイル原潜には見えないシルエットの「コーバック」がミサイルを発射しようとしていたから。一方の環太平洋艦隊はタイフーンクラスミサイル原潜からSLBMを発射しようとしていた。
 で、ここで疑問を感じた訳です。射程8000キロはあるだろうSLBMを発射するのに、何故敵の懐といえる南氷洋に移動したのだろうか?と。浮上してミサイルハッチを開いたり、ミサイルへの燃料注入の様子が表示されていたから、核弾頭を搭載した原潜を敵拠点にカミカゼアタックさせようとしている訳ではない。奇妙で不思議な作戦ですよ。設定協力に「岡部いさく」の名前があるんだけど、一体何をやっていたんだろうか?

 まあ、第4話の水中戦闘シーンはかなり良かったんですが、兎に角予備知識が殆どない私には説明不足が目立った作品でした。数日前にDVDが再販されてますが、どの程度売れるんでしょうかねぇ?

原作の方が良い

2006-12-29 01:23:18 | 雑感
 昨日NHKBSで放送されたアニメ「青の6号」を録画してたんです。それを先程見たのですが・・・・なんと言ったら良いのやら・・・・。
 先ず不親切、劇中で物語の背景説明が一切無い。「青の6号」や「青」という組織が誕生した経緯や、東京が水中に沈んだ原因等について説明が必要なのに、何も情報を与える事無く話が進んでいく。これでは予備知識を持っていないと話についていけませんよ。実際、NHKのサイトで見た情報しか持っていなかった私は何をしているのかサッパリ分からなかった。
 それにこの作品は「フルデジタルOVA」だそうですけど、CG部分に違和感を感じるんですよね。水中のシーンはそれ程でもないのですが、陸上・海上の戦闘シーンは3Dゲームの画面を見ている様な感じがします。特に敵のロボット兵器との戦闘シーンでそれを強く感じた。又、同じ戦闘シーンでは戦闘ヘリからの攻撃は軽々と防いだロボットが、主人公?のサブマシンガンによる攻撃には怯んでいる。何故なんでしょう?攻撃力はヘリの方が上の筈なのに。
 これなら原作をそのままセルでアニメ化した方が良かった様な気がする。特に原作を愛読していた私はそう感じますね。「青の6号」のデザインはそれなりに良いと思うんだけど、今日放送される3・4話で結末をどう描くのやら。

笑えました

2006-12-11 00:08:49 | 雑感
 「ラストサムライ」見ました。始まってから20分で笑わせて貰いましたよ。
 なんですか、あの中華風の御所にごった煮みたいな町並みと人々は?渡辺謙の立場や行動の背景も良く分からん。彼の本拠地もなんか変だし、鉄道の工事現場等も同じく変。
 まあ、「パール・ハーバー」で奇妙な作戦会議シーンを撮影したハリウッド映画だから、奇妙な描写はしょうがないかもしれないけど・・・・映画館で見なくて良かった。

説明不足の映画

2006-07-31 20:31:59 | 雑感
大邱地下鉄惨事で延期された映画『チューブ』が公開へ (朝鮮日報)
【目が回るほどスケールが大きく、激しい銃撃シーンで始まる映画の欠点はすぐにばれる。チャン・ドジュン、カン・ギテク、ソン・インギョンなどの主人公たちには「なぜ」という言葉が抜けている。テロリストの凶弾で失った恋人を刑事がどれだけ愛していたのか、カン・ギテクはなぜテロリストになったのか、スリがなぜ刑事に片思いをするようになったのか、などに対する説明が足りず、登場人物たちの格を自ら下げてしまっている。
 手抜きで作られたドラマの上を1時間以上も走る列車の乗客たちは不安でばつが悪い。『シュリ』の助監督を務めたペク・ウンハク監督は、CM監督の限界をそのまま表している。ハリウッド映画『スピード』の設定を真似た『チューブ』には、早い場面転換と短く強烈な台詞が存在するのみで、人もいなければ話もない】

 上記の評価が全てですね、付け加える事は何もない。特に『スリがなぜ刑事に片思いをするようになったのか』は、全く何も説明がないから単に混乱するだけ。興行が失敗したのも当然でしょう。
 まあ、他にも色々突っ込みたい部分はあるんだが、特に突っ込みを入れたいのは刑事の命を救った金属製のカード。
 えーと、女スリさん。
あのカードはガンダリウム合金製か?それとも超合金Zなのか?
 例えチタン製のカードでもあの薄さでは、近距離から9ミリの弾をああやって防ぐ事は無理だと思う。多分上記の金属でなければ、オリハルコンか硬化テクタイトだろう。
 それにしても主犯が生死不明で、主役刑事が死亡というのは珍しい映画だ。

BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集

2006-05-28 22:40:16 | 雑感
 全部見てしまいました。やっぱり、アニメ・特撮の主題歌は聞いていると燃えてきますね。今年の紅白はアニメ・特撮の主題歌オンリーにして欲しい程ですよ。少なくとも去年の紅白と同じ位の視聴率は稼げると思うんだけど・・・まあ、NHKにそこまでの冒険を望むのは無理か・・・・。
 何か話が横道に逸れたな・・・で、肝心の番組の方なんですが、民放の同種の番組よりはかなり良かったですね。ただ、各作品の映像が全て出てくればもっと良かったと思う。それと映像がある場合も、その映像は歌手の背後に投射して欲しい。折角本人が歌っているのに、アニメの映像だけ見せられてもなんか寂しいですからね。
 後はもう少し選曲の幅を広げて欲しいです。何かこの種の番組の選曲が固定化しつつある様な気がしますから、「宇宙戦艦ヤマト」や「THE GALAXYEXPRESS 999」の様な定番曲は兎も角、余り古い作品だと曲だけしか知らないのもあるし、逆に新しい作品の主題歌は殆ど取り上げられてないですからね。

日曜洋画劇場「暴走特急」

2006-02-20 19:57:02 | 雑感
 昨日放送されたテレ朝日曜洋画劇場「暴走特急(英題Under Siege 2)」。先週放送された「CASSHERN」より、よっぽど楽しめましたよ。映像は見やすくストーリーも分かりやすいし、突っ込みたくなる部分も少ないし・・・・。
 いや、本当に突っ込みたくなる部分は少なかったですよ。先週の「CASSHERN」とか、以前書いた「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」とかに比べれば殆ど無いといっても良い。確かに全く無いという訳じゃないんだけど、殆ど気にならない程度なんですよね。その辺りは脚本・演出が良いのと、ケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)の魅力?なんでしょう。あの最強の料理人の活躍が始まると、細かい部分が気にならなくなるしね。

 ただねぇ、セガール。前に放送された「奪還 DAKKAN -アルカトラズ-」では明らかに太っていた。頼むから撮影の時は痩せる様にしてくれよ。

 そういえば大尉役でBrenda Bakkeも出演してるんだよな、この映画。東宝特撮に出演経験のある好きな女優さんなんだけど、出演している作品が少ないんだよなぁ。

テレ朝日曜洋画劇場「CASSHERN」

2006-02-13 20:48:40 | 雑感
 テレ朝日曜洋画劇場「CASSHERN」をリアルタイムで見てました。凄い作品ですね、もう本当に凄いとしか言えない。制作・公開された事を疑問に感じる位に凄い作品。
 何が凄いと言って、先ず感じるのがその映像美というか、映像に対しての拘りと演出。特にそれを感じたのが『東鉄也』と『サグレー』の戦闘シーン。もう映像美と演出が凄すぎて、2人の戦闘の迫力とか緊迫感が、殆どこちらに伝わってこない。他にも拘りの感じられる特殊なモノクロ映像等が、随所に散りばめられており、素晴らしいとしか言い様が無い。
 更にはそのストーリーも凄い。イスラエルとパレスチナの全ての人に見て貰いたい程に満ち溢れているメッセージ、そして観客一人一人に考えて貰いたいのだろう解き明かされない謎。その全てが融合して“凄い”以外の言葉を思いつかない。これはもう・・・・・。


 って、もう疲れた・・・・。
 もう既に皆さんお気付きでしょうが、上記の文章は全て嫌味です。本音はもう一度見る必要は無いと思う様な作品です。
 確かに映像は美しい・・・・のかもしれない。私はそう感じなかったから判らんけど。でも、あの戦闘シーンで舞い散る紙とその光学処理はウザイとしか感じない。もし、あのシーンを美しく見せようとしていたのなら、あの映像と演出は中途半端。まあ、あのアップテンポのBGMではそういう考えがあったとは思えないけど。又、随所で見られた映像表現も過剰か演出の失敗にしか見えない。
 そしてストーリーにも疑問と謎が多数。最大の疑問はこの作品が「CASSHERN」である必要はあったのかという事。アニメ「新造人間キャシャーン」から、登場人物名等の部分的な設定しか使用せず、オリジナルと言っていい展開になるのであれば、「CASSHERN」をメインタイトルではなくサブタイトルにすれば良い。それなのに何故メインタイトルを「CASSHERN」にしたのか疑問に感じる。
 それに作中の謎が何一つ解明されていないのは何故か?一応ラスト近くで新造人間に関する秘密の暴露があったのだが、作中に感じた疑問・謎の答えにはなっていない。
 何故『ブライ』達新造人間はあの形で復活できたのか?「只の人間」「普通の人間」と言われた『ブライ』達の、あの超人的なパワーは何なのか?「新造細胞」に影響を与えたと思われる、あの「稲妻」の正体は?随所に登場したあの翼を持った像は何なのか?
 更には『ブライ』達の本拠地となったあの城は、誰が何の目的の為に建設したのか?そしてあの大軍団を製造する資源は何処にあったのか?
 もう本当に謎だらけ。しかも、劇中で1つも答えを見せてくれない。頼むから謎を放り出したままにしないでくれ。

 本当に凄い作品としか言い様がないんですけど、某所の書き込みを見ると、これでも公開された作品よりも内容が良くなっているらしい。だとすれば、公開された作品ってどんなんだったの?それにこれも某所の書き込み情報なんですが、DVDには副音声で「稲妻」の正体については解説が入っているらしい。何で劇中じゃなく、DVDで解説するのかなぁ。

 あっ、でも主演の寺尾聡さんは素晴らしかったですよ。終盤近くまでマッドな感じは殆ど見せなかったのに、ラストのあのマッドさと台詞は凄まじかった。

戦国自衛隊・関ヶ原の戦い-第二部-

2006-02-08 21:00:04 | 雑感
 第一部と同じ様に後半をリアルタイムで見て、先程録画しておいた前半部分を見ました。
 で、感想なんですが・・・・前回も書いた様に、人間ドラマ部分は中々上手に作られていると感じた。小早川秀秋の東軍参戦理由を確固たる信念に基づいたものにするとか、色々見せてくれたドラマになっていたと思う。ただ、小早川秀秋と島左近をああやって殺したのはどうかなぁ。
 確かに小早川秀秋は、関ヶ原の決戦から2年後に発狂して死んだのだから、あそこで殺しても歴史にそんなに影響は与えないだろうし、ああする事によってドラマが盛り上がるんだろうけど、やっぱり殺すのは行き過ぎのような気がする。それに島左近を決戦前に殺すのは、全軍への影響を考えるとかなり拙いんじゃないのか?まあ、石田三成を殺した後では殺すしかないのかもしれないけどさ。

 さて、人間ドラマに関しては上手く作られていた「ドラマ・戦国自衛隊」ですが、自衛隊関連のシーンは第一部と同様に突っ込み所が満載なので、今回は前回より細かく突っ込んで行きたいと思う。
 時系列順に先ずは徳川方の忍びによる96式装輪装甲車の破壊工作シーン。一体何を破壊したのかがサッパリ分からない。
 我々の様に知識があれば、制動系とか電装系とか工作すべき場所の見当が付くのだが、連中にはその知識がないのだから、手っ取り早く車内に油を撒いて火を点ければいいのに、何故か物音を立てない様に気を配りつつ、細々とした破壊工作をしている。あれで本当に修理不能な程の破壊が出来たのか疑問が残る。それに自衛隊側も初期の段階と違って、徳川方と緊張状態にあるんだから、野営地の周りにワイヤートラップを仕掛ける位の事はしておけ。
 次に74式戦車の喪失シーン。幾らなんでも深さの分からない池の様な場所に、何も考えずに突っ込んで行く操縦手はいないよ。あれなら偽装された落とし穴の方がもっと説得力がある。それにあの一見「原油」に見える燃える液体は何だ?・・・と突っ込みたいのだが、徳川の力があれば油を掻き集める事位出来るかもしれないので止めておく(あの短時間で集められるのか?という疑問は残るけど)。
 次はUH-1Hの爆破シーン。まあ、爆破シーン自体には文句は言わない。爆薬背負っての特攻というのは気になるけどね(あれなら特攻しなくても、爆薬を投げ込むだけで充分だろうに)。だが、自分達の命綱とも言える弾薬を積み込んだトラックに、警備の人員を全く配置していないのはおかしいだろう。確かに自衛隊員は数が限られているが、石田三成配下の軍勢はあるんだから、足軽を警備に付ける位の事は出来るだろう。
 大体石田三成配下の軍勢は何処で何をしているんだ?その軍勢の指揮は誰が取っているんだ?そして西軍全体の指揮は誰が?自衛隊の戦闘シーン以外にも突っ込みたい所は山程出てくるぞ。
 あと少々細かくなるが南田洋子と前田愛を自衛隊員が救出するシーン。何であの乱戦の中に出て行くのかが判らん。助けに行ったのならもう少し頭を使えよ。
 それと前回のタイムスリップ直後の映像には写っていた軽装甲機動車は何処に消えたんだ?前回も今回も軽装甲機動車を喪失するシーンは見てないんだけど・・・。

 以上の突っ込みは少々知識を持った人間の独り言です。ドラマとして破綻する様な事じゃないし、ドラマ自体は楽しめたんですから。ただ、知識を持っている人間はどうしても突っ込みたかったので。それにしても劇中で“あの曲”を流すとはねぇ・・・・。ところで“あの曲”の正式な曲名って「戦国自衛隊のテーマ」でいいんですかね?今映画のパンフレットを見たらそうとしか書いてないものですから。