普通の日々

ごく普通の日々の事

チェックを疎かにするからこうなる

2014-03-10 07:00:01 | ニュース関連
窃盗容疑で別人逮捕=防犯ビデオを誤認-山口県警 (時事通信)
【県警捜査1課によると、2月28日に長門市内のパチンコ店で男性客が財布を紛失したと同署に届け出た。署員が店内の防犯ビデオを調べたところ、男性客が遊技を終えて離れた席に女性が座り、置き忘れた財布に手を伸ばすしぐさが確認されたとして、今月1日に窃盗容疑(置き引き)で逮捕した。
 しかし、財布が見つかったと店から連絡があり、8日に改めてビデオを調べると、別の人物が財布を店内で捨てている映像が見つかった】

山口県警が窃盗容疑で誤認逮捕 防犯カメラに別人、陳謝し釈放 (東京新聞)
【同署によると、女性は逮捕当初から「全く身に覚えがない」と容疑を否認。長門署長は「深くおわびするとともに、再発防止に努める」とコメントした】
 ひとつの見方に固執して別の角度から見ようとしない、そういう警察の捜査としては避けなければならない事をどうしてこうもあっさりとやってのけるんでしょうか、日本の警察は?今回のケースだって防犯カメラの映像をキッチリとチェックしていれば避けられた筈ですよ。なのに『財布に手を伸ばすしぐさ』の映像に固執してしまった。更には『容疑を否認』しているんだから、見落としが無いかチェックする為に映像を再確認すればいい。それをやっていればもっと早く誤認逮捕に気が付いていたでしょう。なのにそれをしていないから、結局8日間も勾留する羽目になった。もし、店内に財布が捨てられていなければ一体どんな展開になっていたんだか…。

何の為の会見?

2014-03-09 21:49:37 | ニュース関連
佐村河内氏、謝罪会見なのに逆ギレ (日刊スポーツ)
【次第に口調も攻撃的になった。「(新垣氏は)曲のテープが出来上がった後、私が聴いて曲を直したこともあると言っていますが、1度もありません」。記者から「新垣さんがうそをついているのか?」と確認されると、「はい。新垣さんを名誉毀損(きそん)で訴えます」と宣言し、会場をどよめかせた】
【攻撃のやいばは、広島市内に住む妻の母にも向けられた。「曲の指示書の筆跡は娘のもの」「16年間音信不通」という義母の主張に対し、「うそ八百です。妻は義母を訴えると言っています」と言い放った】

佐村河内氏 ノンフィクション作家の指摘にムッ「ふざけたことやめて」 (スポーツニッポン)
【週刊文春で新垣氏の告発記事を担当したノンフィクション作家・神山典士氏が質問の最中に「手話通訳はまだ終わってませんよ!」と、手話通訳を介さずにすぐ返事をしたとの指摘すると「はあ?」と態度を硬化させ「ふざけたことはやめてもらえますか」とそれまでの穏やかな口調が消える場面もあった】
佐村河内氏、逆ギレ会見で墓穴… 専門家分析「誇大妄想の典型」 (夕刊フジ)
【火に油を注いだだけの佐村河内氏について、ヒガノクリニック(東京)の院長で精神科医の日向野春総氏は「会見での発言は予想通り」とし、その精神構造を「嘘の積み重ねから、『自分は才能ある人間だ』と誇大妄想に発展したのだろう」と分析する。
 「責任を1%言いながら、80%以上は周りが悪いんだと主張する。上から目線で、『分かってもらえない人には分かってもらわなくてもいい』という佐村河内氏の考え方がよく出ていた」】

 遂に本人自ら謝罪かと思われた会見が、提訴という反撃の為に使われるという、なんだか妙な展開になってきている訳ですが…提訴して勝てるんですかね、これ?
 こうして宣言した以上は少なくとも新垣氏に対しては実際に提訴する事になると思うんですが、その裁判に勝つにはその為の材料が必要な訳でしょ?例えばこの人が主張した曲の設計図とか、曲の手直しなんか出来ない聴力であった事の証明とか。でも、過去の聴力の証明なんて出来ないし、設計図があるならさっさと出せば良いだけの話なんですよね。それを考えると提訴してもただ泥沼化するだけの話じゃないかという気もするんですが…。