普通の日々

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「命の教育」

2014-07-30 06:01:14 | ニュース関連
繰り返された同級生殺人に衝撃 動揺する地元や教育関係者ら (産経新聞)
【「どうして同じようなことが起きてしまったのか。あの事件の教訓が生かされなかったのか。遅きに失してしまったが、もう一度子供たちに向き合い、立て直さなくてはいけない」】
また悲劇、長崎県「命の教育」届かず (読売新聞)
【両事件を受けて、県教委と佐世保市教委は、毎年それぞれ「長崎っ子の心を見つめる教育週間」「いのちを見つめる強調月間」として、命の大切さや規範意識に関する授業を集中的に行う期間を設け、学校ごとに講話や授業参観、地域交流などを実施してきた。
 それだけに、同県の教育関係者は大きなショックを受けている】

 まあねぇ、悲劇を防ぐ為に『命の教育』とやらをしていたのにこの結果では関係者のショックは大きいでしょう。ただ、その『教育』は学校だけが受け持つものではなく、親の役割も相当なものになる筈でしょう?学校が必死に頑張っても家庭での動きがなければ効果は微妙だし、家庭の内情次第ではその『教育』を全く無駄にしてしまうかもしれない訳ですし。それに子供の何らかの変化に最初に気付くべきは家庭でしょう?そこを考えると果たして『命の教育』においてその『家庭』の部分をこれまでどうして来たのか?そこが気になりますね。
 まあ、今後関係者が“向き合う”べきなのは子供たちではなく、親の方でありそのウエイトがかなり重くなる気がしますよ。

「命の教育」の十年は何だった?高1殺害で波紋 (読売新聞)
【「今回のような事件は、いくつもの要因が重なって起きる。どこかで防ぐ道はあったはず。専門家などから広く意見を取り入れて背景を検証しないといけない」と訴えた】
 『どこかで防ぐ道はあったはず』…これがその防ぐポイントの一つだったんじゃないでしょうかね。
佐世保事件、「恨みはなかった」 逮捕の女子生徒供述 (東京新聞)
【過去に金属バットで父親を殴り、大けがを負わせたことも判明。ネコなどを「解剖したことがある」とも明かしている】