マッハの貴公子 C1Runner の熱~い日記でつ(¬_,¬)b フフフ・・・

マッハの貴公子 天才タケスィが熱~く語るでつ( ̄ω ̄)ムフ~

柔らかいロボットが掴む 人の心と未来

2024-08-24 07:10:29 | 理系オタク
日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し,従 来技術の延長ではないでつ。
大胆な発想に基づく挑戦的な 研究開発を推進する国の大型研究プログラム・ムーン ショット型研究開発事業は,
現在 9 つの目標に分かれて 推進されているでつ。

その 9 つの目標の一つ…
目標 3 では 「自ら学習・行動し,人と共生する AI ロボット」を目指 し,研究が進められていでつ。




各目標は複数のプロジェ クトにより構成されているでつが,目標 3 の 中の 2 つプロジェクト活力ある社会を
創る適応自在 AI ロボット群と主体的な行動変 容を促す Awareness AI ロボットシステム開発の話題を中心に,
柔らかいロボットが掴む 人の心と未来,これからの新しいロボティク スが起こしうるイノベーションとはどのようなものかに ついて,
特にロボットがもつべき柔らかさ中心に検討するでつ。
イノベーションを起こすロボットがもつべき柔らかさ とはいかなるものか.近年盛んに研究されているソフト ロボット のような,
物理的粘弾性特徴に基づくアク チュエータやセンサ,ボディの柔らかさは非常に重要な 要素ではあるでつ。

また,ロボットがヒトと生活を共にする 上で欠かせない,認知判断の柔軟さや行動選択の融通性 などの機能は,
ロボットがもつべき柔らかさの一つとし て,当然議論の範疇に含まれるべきでつ。
しかしなが らそれだけでは,ロボットによる画期的なイノベーショ ンがもたらされるとは考えにくいでつ。

目標 3 が掲げるヒ トとロボットが共生する社会では,われわれと同じ空 間でロボットが自由自在に振る舞うのは当然のことと し,
その上でロボットとの共生がヒトを進化させ,そ の結果として人々の Well-being の向上に貢献することが望まれるでつ。
すなわちロボットを介してヒトを制御し, よりよい状態に遷移させることを目指して議論してく必要があると考えでつ。

ただし,それはヒトを操るとい う考えではなく,よりヒトが主体的に生きて行けるよう に補助するものであり,
制御という概念を,従来の計 画通りに対象物を動かすというものから発展させる必 要も出てくるでつ。

そのような新しい制御概念の下で,ヒト を制御するために必要なメカニズムから制御手法,さら には制御対象としてのヒトを
より深く理解するため の,脳神経科学・認知心理科学などの側面も踏まえた構成となっていくでつ。

プロジェクト全体の目標とともに,柔らかい支援がもたらすヒトの心の変化やその 認知心理パラメータを用いた評価,
安心や快適性の創出 や行動変容を促す支援などに検討を進めるでつ。

ヒトに適切に介入するため の「気づきの創発」に対象を絞り,その脳神経科学的な 背景や機械学習を利用した気づき同定のための生体信号 処理,
気づきをもたらす心理学的な背景やその応用につ いて議論を進めるでつ。

2 つのプロジェ クトが協力して目指す方向性と,ロボットによる制御対 象として「ヒト」をとらえたときの特徴や制御の在り方 などを検討し,
ヒトとロボットの共進化の方向性の確立していくでつ。

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