2018年、全国中学校・インターハイで共に総合優勝を達成することができました。
昨年に引き続き2年連続で中学・高校水泳部の日本一になることができました。
日大豊山水泳部の特色は、「学校水泳」にあります。
全員が学校のクラブ活動に所属し、同じプールで練習をしています。
寮生活や授業を共にし、同じ目標に向かって毎日を過ごしています。
現在では、男子校も貴重な存在となっています。
特に今年は数多くの困難に直面しながら活動してきました。
そのようななかで中学・高校ともに優勝することができたのは、ひとえに多くの方々のご協力、ご支援の賜物です。
そして、困難にもめげずに立ち向かった日大豊山水泳部の「伝統の力」にあります。
今年の水泳部は創部から106年目をむかえています。
1世紀以上にわたり諸先輩方が築いてこられた歴史と伝統が日大豊山水泳部を支えています。
伝統は、長い歴史によって磨かれてきた積み重ねによって生まれてきたものです。
伝統には物事のバランスを保つ力があります。
崩れそうになるものを支え、安定させることができます。
伝統とは、長年に渡って受け継がれてきた「精神の型」なのです。
日大豊山水泳部の「精神の型」は、「55の教え」にあります。
如何なることがあってもその教えに立ち返ることで、平衡を保つことができます。
試合ではリレー種目でその力を発揮することができます。
卒業後は水泳を通じて経験し、学んだことが社会での仕事や生活に活きることでしょう。
今年の成果は、皆さま方のご支援と「伝統の力」によって生み出されたものです。
これまで日大豊山水泳部を支えて下さった多くの方々に深く感謝申し上げます。
そして、今後も変わらぬご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
竹村知洋