オリンピック選手・石黒由美子さんの講演会「夢をあきらめない」を聴きました。(勤労者会館 3月27日)
石黒由美子さんは小学2年生の時、交通事故で顔面を540針、口中を260針縫う重傷を負います。
眼球打撲による失明の危機、記憶喪失や顔面まひ、聴力障害などの後遺症に苦しみます。
元の身体には戻れないと言われながら、テレビで観たシンクロナイズドスイミングに憧れ、
「私はシンクロでオリンピックに出たい」と母と二人、夢の舞台オリンピックを目指します。
そして2009年、ついに北京オリンピックに出場を果たし、夢を叶えます。
目の前で笑いを交えて話す石黒由美子さんですが、交通事故で瀕死の重傷から立ち直り、
社会復帰するだけでなく、オリンピックへ出場したなんて、ちょっと信じられないほどです。
病院のベッドの上で「ママ、私シンクロやりたい」「由美子なら出来るよ」
「シンクロでオリンピックに出たい」「由美子なら出れるよ」
そう言って娘を支え続けたお母さんに、金メダルです。
写真は資料から。
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