「私の文学的回想記」宇野千代

大正・昭和初期の流行作家、芥川龍之介、菊池寛の集まるレストランで、

宇野千代は女給として働きます。

お金をもらえるなら、と小説を投稿し、女流作家の道を歩みます。

尾崎士郎、東郷青児との愛情、梶井基次郎、萩原朔太郎などの作家たちとの交流…、

彼女の鮮やかな半生をつづる文壇史エッセイです。

昨年、文庫版が出たので、読み直してみました。

ドラマチックな、そのまま映画になりそうな宇野千代さんの人生です。

「私の文学的回想記」(宇野千代　中央文庫　900円)

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