風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「軍艦島・上陸」です。

2012年06月08日 | 日記

前から行きたかった「軍艦島クルーズ」へ参加しました。 (約2時間コース 3,900円)

正式名称は端島(はしま)ですが、私たちは子供の頃から軍艦島と呼んでました。

軍艦島は、長崎港から約19キロの沖合にある海底炭鉱の島で、当時は最新の高層鉄筋アパートが立ち並び、

最盛期には5,300人が住み、24時間明かりの消えない不夜城でした。

 

1974年に閉山されてから島は無人島になり、40年間風雨にさらされたままです。

波の荒い日は上陸出来ないそうですが、幸い今日は地元の人の言う「ベタ凪ぎ」です。

  

誰かが破壊したのではなく、荒れ果てるままの自然の脅威に圧倒されます。

 

当時20~25万円という破格の給料ですが、12時間労働、海水をろ過して生活用水にするなど、環境は厳しかったようです。

  

学校、プール、映画館、パチンコ屋、ダンスホール…何でもありましたが、草木・植物が無く、「緑なき島」とも言われました。

 

日本の成長を支えた石炭産業ですが、石油、天然ガスの新エネルギーの時代になります。

 

知識として知ってたつもりですが、歴史の重さを現場で思い知らされた気がします。

まだまだ、長崎の旅は続きます。