どんどん忘れていく

毎日の記録

青十字

2003-01-02 12:25:24 | 日常
2日の夜まで予定入っていたので朝一の飛行機で福岡へ。空港経由の高速バスで佐世保へ。寒いがいい天気。到着。何、この変ぼうぶりは! 市政100周年とかで再開発してるらしい。青い空に駅前の三浦教会の十字架がはえていた。
駅前からタクシーで会場のホテル万松楼へ。佐世保弁がどうしても思い出せないので運転手さんに話し掛ける。今までで一番の急な坂を登り到着。20年ぶりの同窓会。

受け付けへ向かうと「大串くん! いっちょん変わっとらん~」と声が。見ると生部さんと北原さんじゃないの。二人ともキレイですごく人気あったんだけどそっちこそ全然変わっとらんねぇ。まぁ、後でも話せるかと思い中へ。

150人くらいいて、半分くらい顔わかる。でも、名前が思い出せん。こういう時は名前と顔写真入りの名札が役立つね。最初に沢田(憎めない不良君)と話す。角刈りでフケてたけど相変わらずのイジメラレキャラやねぇ。サッカー部の本川の天然ボケぶりは相変わらず。ちょっとアヒト君っぽかった。かいもとはなんか怪しい業界人風、きたっぴは江頭のようだった。

クラス単位でステージに立ち一人づつ挨拶。面白いことのひとつも言えず沢田と変わる。「パトカーに3回乗った」話は反則だよなぁ(笑)。
先生達も来てるのね。でも、すごい優等生かすごく迷惑かけた生徒しか覚えてないんよね。で唯一、漢文の照屋先生と話す。「寅さん見に行ったら先生がいたんですよ。でも何にも言われなくて。ありがとうございます」と言った。今思うと不思議だけど、9時以降繁華街(笑)にいたら補導だったんよね。映画やゲーセンもアウト。なんでやろ。バカみたいやね。

20年ぶりに会ったってことは次は60歳ってこと? と思い出来るだけいろんな人と話す。永石は変わっとらんかったねぇ。とてもスロー。ちょうど、警視庁で働いてるたいぞーから電話。犯人を追って札幌にいるらしい。きたっぴが「あれ、堤やない?」って言った先を見るとどう見ても宝塚の男役。近付いて名札を見るとやはりひろんちゃんだ。小中高と一緒だった数少ない女性だけど、いやぁ変わらんね。横尾さんの話をちょっとした。高校ではクラスが離れていて全然話さなかった山崎と話す。なんで知ってるんかなぁと思ったら、小中高と一緒だった。まきのせさんとトガマは太っとったね。幹事の学長は全然わからんかった。いそひらくんは中学の先生になってた。そのまま役者になれるような味のあるキャラやね。

卒業の時に全員一言書いたものが残っていてそれに自分は「幸せだったわありがとう」と書いていた。何書いてんだか。で、今回も同じように一言残してよということになり、文字のマス目にぴったりだったので「サセボOMOIDE IN MY HEAD状態」と書いた。わけわからんやろうなぁ。幹事で忙しそうなまーちゃんと話せなかったのが唯一の心残りかな。

場所を替え二次会。悪チームのリーダーだったかじけんは全然変わってない。中尾彬に似てた。いけださんって人に話しかけられる。でもよく覚えとらん。マロは「あんたどこの猟師ね!」っていうくらいフケてた。妹はようやく去年結婚したらしい。目出たい!おおの(バスケ部でかっこよかった)とふじもとが結婚したけど離婚したって話にはなぜか納得。

場所をでばがやってるお店に移して三次会。奥さんは同じクラスやったもいちゃん。でばが亭主関白でビックリしつつも、なるほどねと納得。ここで、ひとみと大盛り上がり。高校の時は全然話したことないんやけど、エフエム福岡でディレクターやってるよしだ君の話で滅茶苦茶意気投合! ライターやってて世田谷に住んでるらしい。ひろんちゃん同様、宝塚の男役みたいなルックスかつサバサバした性格で話しやすいこと話しやすいこと。
あまり心情をあらわにしなかった初が明るくなってて売れしかったな。はつの親友なんりともいい友達になれた。川畑君(バスケ部で一番人気だった)と初しゃべり。「入学式、かわばたくんの兄ちゃんにオレと同じ靴履くなって因縁つけられた」って話したら穏やかな口調で「オレに言われてもぉ」って笑ってた。福岡で頑張ってるこまさくんは相変わらずかっこよかったねぇ。体もシャープで男の色気も健在。負けじとじーな(ギターがうまく「佐世保のChar」という今思えばあまりにもなあだ名をつけられていた。後日、Char本人と対面して「よく似てるね」と言われたらしい)もいい雰囲気は変わらず。あっ、しょうぶさんと少し話したんやった。子供が二人おるらしい。不思議やね。明るい性格も変わっとらん。「子供の写真見せて!」って言ったらニコニコしとらした。だいきやったっけ。可愛いねぇ。それで、「おおぐしくんでよく覚えとるのは卒業の時にいつか『暮らしの手帖』みたいな本を作りたい」って言ってたことってしょうぶさんが言ったんよ。何で彼女がそのことを覚えてたかがよくわからんのやけど自分が全然覚えてなかっただけに嬉しかったな。初心忘るべからずやね。2003年、仕事をするうえで大きな糧になりそう。ありがとう、しょうぶさん。これ聞いただけでも帰省した甲斐があった。

帰りぎわ、くみちゃん、まみ、まるらに電話。姉さんこっちは雪ですよ。