ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

『タネが危ない』

2012-05-29 18:55:45 | 畑日記
野口勲『タネが危ない』(日本経済新聞出版社)

今年の野菜づくりは固定種で行くぞ!
と決めてから、わざわざ買いに行った(これ
あの野口種苗研究所(これ)の三代目の著書。

畑歴はすでに10年以上ですが、
どんな野菜の種を選ぶか、
それがどんなことを意味するのか、
それがいかに重要なことなのか、
今年ほど強く考えたことはありませんでした。

種を買いに行くと、
いかにも日本の野菜なのに、
種の原産国を見ると、イタリアだったり、
アメリカだったり、デンマークだったり。

へぇ~!とは思っていましたが、
それほど深く考えることはなく過ごしてきました。

でも、それってやっぱり気になる~。

そう、種が危ない!のです、すでに。
1代限りのF1がすっかり席巻。
農家は毎年、種を買い続けることに
すでになってしまっています。

F1なら、同じ時期にみんな同じように伸び、
同じ時期に出荷できます。

きれいに揃った野菜。
それが「うっかり」日本人が求めてきたもの。

固定種では、育ち方もバラバラ、
大きさもバラバラになり、
それでは出荷できない。
それが自然というものなのに。

うーーー、それって……。

そろそろ気が付いてもいいでしょう、日本人の方々。

手遅れにならないうちに、
固定種のおいしい野菜を育てましょう。
おいしい野菜を食べましょう。

この本を読むと、そうしなければ!
と思います。

野菜づくりをしていなくても、
知っておくべき情報満載です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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同感! (sadahumi_2011)
2012-05-29 20:12:22
初めて訪問させていただきました。
東京でこういうこと考えている方いらっしゃることは心強い!
小生も近年、固定種栽培と自家採種に心がけていますが、全部がそうもいかず、その狭間で悩んでいます。
返信する
ありがとうございます! (某子)
2012-05-30 20:10:16
嬉しいコメントありがとうございます!
固定種の存在、その重要性を
できる限り多くの人に知らせていきたいものですね。
返信する

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