ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

沖縄駆け足旅行~紫ライブ<3>

2022-07-12 17:46:16 | たび<国内>
OKINAWAN Rock Summit in Koza 2022が開催されるミュージックタウン音市場へ行く前、
この組み合わせがおもしろいと思ってパチリ!



空港通り(ゲート通り)に並んでいます。
一番左が沖縄ならではの上間てんぷら店、真ん中がライブハウスJET、
その右にあるのがカフェトモに教えてもらったTESIOというソーセージ屋さん。
なかなかユニークな?組み合わせで共存しているのがいいですね。

上間てんぷら店といえば、すごい光景を目にしました。
サーターアンダギーが1個欲しいと思って店に入りましたが、1個売りはもうなかったので、
店をぐるりとしただけで出ようとしました。
と、そこにいたおじいが、てんぷら2個、むんずと素手で取って、そのままレジへ。
おー--、すごい。



チケットはプレミアムVIPという高い席が設けられていて、Tシャツやフード券が付いている上、
公演終了後、出演者とのBBQにも参加できるというスペシャルなチケットもありました。
でもね~、18000円もするんですよ。一般は5000円、県民割もあって、そちらは3900円。
ま、一般5000円でいいです。
コロナの影響もあり、会場は隣の席が1.5席分ぐらい離れていて、人数的には200~300人程度だったかと思います。
「大人も子供も楽しめるピースフルなROCKコンサート」という冠がついているだけあって、
小学生ぐらいの子どもが何人もいました。





出演は4組、といっても、それぞれダブっています。
最初は紫のドラマー、チビのバンドでKOZA BC BAND。
2番目の8-Ballは、RayとLeon(二人ともジョージ紫の息子)、紫のベースChrisに、
田川ヒロアキが特別参加、
3番目はLOUDNESSの高崎晃と山下昌良に、RayとLeon、ボーカルは大山まき。
最後が紫という顔ぶれです。

RayとLeonが始めたライブハウス7th Heaven Kozaが今回主催していて、
最初はチケットが売れなくて、50枚ぐらいしか売れていなくてヒヤヒヤでした~とRay。
確かに、急に開催が決まって(予約が始まったのはわずか1カ月前)、バタバタだったようです。
Rock Summitとしては5回目の開催だそうです。
紫を聴いていたのはもう何十年も前の話で、それ以降、全然フォローしていなかったんですよね。

それぞれのステージを細かくレビューするとかなり長くなりそうだし、
興味ある人もきっとあまりいないでしょうから、簡単に、といっても長くなりそうですが。

KOZA BC BANDはチビのバンドで、ドラムとボーカルを兼ねていることもあり、すごい迫力。
ずっと現役で続けてきた、その事実に驚嘆するばかりです。
実際、すごい迫力で圧倒されるので、年齢は全く関係ないと思っているのですが、
あえて言ってしまうと、つい先日、71歳の誕生日を迎えたばかりです。パワーを保ち続けているのが本当にすごい。

次のステージの準備している間、チビはとても深い発言をしていました。
今年、本土復帰50年を迎えたが、祖国復帰と言っていたものが、いつしか本土復帰と言われるようになった。
どうしてか。私たちにとって、祖国は琉球王国ではないか。
こういう話をすると3時間も4時間もかかるから、ぜひCANNON(チビが経営するライブハウス)へ来てください、と。

チビはロック関係のさまざまな資料をCANNONで展示していて、昼も開けるようになっています。
ただ、コロナの影響で休業したりもしていますが、ぜひ行ってみたいんですよね。

祖国復帰運動を知っている人はどれほどいるかというチビの質問に対して
手を挙げた人はまばらでした(私はもちろん挙げました!)。
これにはチビも、えーっ!?という反応でしたが、私も正直、がっかりでしたね。

60年代の話、ベトナム戦争に行く兵士たちの前で演奏したことなど、貴重な話も
きちんとしていて、とても印象に残っています。しっかり語って、みんなに伝えてほしいです。
私、チビを尊敬しているんですよ。

Ray&Leonの8-Ballに特別出演した田川ヒロアキ、すごいギタリストです。
全盲のギタリストで、東京パラリンピックの開会式で布袋と一緒に演奏したそうです。
私、開会式を見ていたか、それすらはっきり覚えていなくて、多分見ていないですね。
普通、ギターの弦を押さえる時、左手で下から押さえますが、田川は上から押さえて、
すごい早弾きするんです。全盲ゆえ、ほかの人がどうやって弾いているか見えず、
このスタイルになったようです。インタビュー記事もご参照ください(こちら)。
どんな弾き方をしているか興味ある方はYouTubeのオフィシャルページ参照(こちら)。

ジャーニーのDon’t Stop Believingなども演奏して、ちょっと懐かしい気分に浸りました。

3番目に登場した高崎&山下は、実は全然知らなくて、LOUDNESSは全然聴いていなくて、
全然興味がなくて。ただ、40年も続けていて、それも海外でツアーも現役でやっていて、
海外での評価が特に高いという、LOUDNESSはすごいバンドなんです、と紹介していました。
なんですが、音的にも、う~ん。今回ボーカルで参加している大山まきも、ちょっと。
同じまきなら、カルメン・マキが絶対いいに決まっている!

途中、ジョージ紫も加わって、Deep PurpleのHighway Star、Burnなど続きました。
Highway Starといえば、ボーカルがイアン・ギランでしたね。
聴きながら、初めて行ったロンドンで、イアン・ギランのKingsway Recordersのスタジオに遊びに行って、
イアン・ギランにも会ったことを懐かしく思い出しました。
イアン・ギラン・バンドの来日メンバーだったピート・バーナクルと連絡取っていた時期があって、
一緒に行った友人とスタジオに遊びに行ったんですよね。

紫は、今の紫、つまり、ボーカルがJJで、たっぷり聴かせてくれました。
私が聴いていた時のボーカルは城間で、正直、あまりうまくないな~と思って聴いていたのですが、
その後、JJのボーカルを初めて聴いた時、これはすごい!と感動。すっかりファンになりました。
まっすぐな、のびのあるボーカル。すごくいいです。
前半は今の紫の曲が続き、後半、Mother Nature’s Plight~なんた浜が登場。うぉー、やっぱりこれよ、ねっ!
Dooms Dayも。アンコールは、Double Dealing Woman。いぇ~い!!
多分、昔の曲はこれだけ、と決めているのでしょうね。そんな感じがしました。
しかし~、ジョージ紫のキーボードもやっぱりすごい。美しすぎます。カッコよすぎます。
おじさんたち、みんな頑張っているし!
ベースのChrisだけ若いんですけど、いい味出しているし。プレイも、もちろんすごすぎ。

すみません、はしょって書いているつもりですが、すっかり長くなってしまいました。
自分用のメモとしても書きつづっておきたいと。

ところで、会場にひよこちゃんがいたんです! びっくりしました。
ひよこちゃんの着ぐるみ(これ)を着た子どもがいたんですよ。
遠くて見ていて、どうみてもひよこちゃんだ~、オレンジ色のくちばしも見えるし、
アタマの毛もある!
こんなところでひよこちゃんに会おうとは。



ちびっこのひよこちゃん、同行していましたからね。うふ。

長くなったついでに、もう一つ、ところで。
玉城デニー知事に関するこんな本が出るそうです。
これは興味ありありですね!
実は、若かりし頃、ジョージ紫のバンドで歌っていたことがあるんですよ。
「ロックとコザ」という本にもその話が出てきて、「ロックとコザ」が発行されたのは
玉城デニー氏が知事になるずーー-っと前の話だから、さらりと出てきてびっくりしたものです。
当時の話もいろいろ出てくるでしょうね。ぜひ読みたいです。
コメント
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