WCはこれからが本番

今日からいよいよ決勝トーナメント。
一発勝負だから、これからが本当のワールドカップです。
勝ち残ってきた国を見ると、さすがにヨーロッパ強し！

ドイツ、スウェーデン、イングランド、ポルトガル、オランダ、
イタリア、スイス、ウクライナ、スペイン、フランスと１０カ国。

中南米の国も当然多いとして、一番意外だったのがガーナ。
初出場にもかかわらず、チェコとアメリカを破る大金星をあげて、
見事に決勝トーナメント進出。

そして、やっぱりヒディンク・マジックは本当だったオーストラリア。
地区予選で敗退した後、やっとの思いで勝ち取った出場権。
勢いに乗って、勝ち上がってきました。
ヒディンク・マジックの秘密を知りたいものですね、ほんとに。

ひるがえって、ああ、ニッポン。
ジーコ監督の言う通り、プロ意識が足りないと思います。
ハングリー精神、絶対勝つという執念、闘志。
なさすぎました。本人たちはあったつもりかもしれないけれど、
それは「井の中の蛙」です。大海を知りません。
世界の本当の強さを知りません。
８年前に初出場して、その後、何人もの選手が海外でプレーするようになり
世界に近づいたかと思われたのに、この負け方は……。

とりわけ今回は、ワールドカップ経験者をずらりとそろえ
これ以上ない、というほどお膳立てはできていたはず。
それなのにこの結果。日本の甘さが出てしまいました。
「『甘え』の構造」なんて本を思い出してしまったほど。

この悔しさをバネにして、次につなげることはできると思います。
本当に悔しかったと思うから。
でも、２０歳前後の若手が今回含まれていなかったので、
そこが気になります。うまく世代交代ができるか、
この悔しい思いがちゃんと伝わるか……。

ほ～ら、このあたりで、いかに杉山がすごいかって
分かってきたでしょ～～～。
２６日から始まるウインブルドン、第１９シードですよ！
みんなで応援しよーーー。