おはなし冒険団  ゼブラのひとり言

栃木県で、バルーンアート、パネルシアター、紙芝居、工作教室をやっている、おはなし冒険団のゼブラです。

過去の話。その4. とある、お話会。

2006年11月06日 21時57分29秒 | Weblog
以前、自分も図書館のお話会に入って、読み聞かせや、紙芝居などを、やっていた事があり、
その時、「他の図書館のお話会は、どんな事をしているのだろう?」と、いくつか見学に、
その中の、栃木県内の、ある図書館のお話会を見たときの事。

時間になっても、子供が集まらない、居るのは、お話会の会員の子供達。
なんで、集まらないんだろうと、思って、見ていると、絵本を読む前に、そこの会員の人が、
「良い、みんな、今から、みんなに、絵本を読んで聞かせて上げるんだから、
みんな静かに聞かなくちゃ駄目よ!」と言っているではないか!
それを見て、「何を言ってるんだ?この人は?」と、驚いた事がある。

「呼んで聞かせて上げる?そんなに偉いのか!あなたは、何様だ!
その、絵本の読み聞かせも、自分の気に入った本を、自慢げに読んでいるのである。
子供達より、自分の世界に入っている感じで、それを見て、
「まあ、これじゃ、子供が集まらないのも、判るわ!」

子供が、静かに見ないのは、子供を置き去りにして、自分の世界に入って行く、読み手に原因があるはず、それを、判って居ないで、読み聞かせを、やっている。
このお話会の様に、自分は成らない様に仕様と、つくづく思った。