★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

高齢者よ、なぜ働くのか

2024年08月26日 10時42分20秒 | 徒然(つれづれ)
 歳をとると、誰しも体力や気力の減退が気になるし、多かれ少なかれ、持病や不調があるものだ。

 先日来の同級生や元同僚との飲み会でも、メインの話題は持病の話なんだよね。
 重篤な者はパーキンソン病や脳梗塞、軽い者でも足腰の関節痛や皮膚炎などを患っている。

 そう言う私も緑内障と鼠経ヘルニアを患っている。
 脳や内臓、神経系の疾患でないのがまだ救いだけどね。

 そんな持病のある連中だけど、まだまだ現役の正社員を筆頭に、アルバイトやパート、不定期の仕事などに従事している。
 引きこもり年金生活の私から見れば、なんとも理解しがたい。
 前期高齢者の身で、なおかつ、持病や不調があるのに働いているなど、どう考えてもおかしい。

 経済的な理由かもしれないが、年金は無職の私とそんなに変わらないはずだし、あえて働く必要などないはずだ。
 働かなくても、生活保護や自己破産になるわけでもないだろう。

 たぶん、打ち込める趣味もなく、人と繋がっていないと不安だからではないだろうか。
 そう言うと、仕事は嫌いじゃない、働けるうちは働く、ボケ防止だ、などと返される。
 
 じゃあ、いつまで働くというのか。
 身体が仕事に耐えられなくなるまで、あるいは重篤な病に倒れるまで働くのだろうか。
 仕事中に突然倒れて、それ以降の寝たきりの余生を想像しないのだろうか。

 今の我々の年齢から計算すると、平均寿命まであと10年前後だ。
 健康寿命はもっと短いはずだ。
 振り返ってみると、10年などあっという間だ。

 その短く貴重な10年を、仕事に費やしていいのか。
 それが本当に自分がやりたいことなのか。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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