そのニラレバ炒めについて、つれづれに思うことを書いてみたい。
関西ではニラレバ炒めの呼び方が普通だけど、関東ではレバニラ炒めのようだ。
本場中国では、「韮菜炒牛肝」や「韮菜猪肝」の表記になっていて、ニラ(韮菜)が先に来ているので、ニラレバ炒めが正式だろう。
探偵ナイトスクープの、アホバカ分布図ではないけど、中部地方ではどちらだろうという疑問は、この際おいておく。
王将に限らず、町中華で、ホルモン系の料理は、ニラレバ炒めくらいだろう。
一部には、ホルモン炒めや、もつ煮みたいなものもあることはあるけどね。
また、ニラ肉炒めやニラ玉炒め、ニラモヤシ炒めというバリエーションも存在はする。
しかし、ランキングベスト3くらいに定着しているのは、ニラレバ炒めくらいだろう。
ホルモン系が苦手な私でも、王将のニラレバ炒めは普通に食べられるんだよね。
このニラとレバーの組み合わせは、絶妙と言うしかない。
どちらか一方だけでは、ほとんど食欲をそそらない。
ニラなど苦くて食べられたもんじゃない。
餃子やキムチにも入っているけど、あくまで薬味程度の、所詮、脇役に過ぎない。
ニラ煎餅やニラチヂミは、一応ニラが主役だけど、B級映画の主役というところか。
レバーにしても、レバーステーキや、高級品のフォアグラもあるけど、一般的、大衆的ではないんだよね。
焼きとり屋の鶏レバーも、ニラレバ炒めの牛や豚のレバーとは、趣きが異なる。
それが合体すると、アラアラ不思議、どちらも堂々の主役、えも言われぬ味に変化するではないか。
もちろん、味付けや、追加のモヤシやタマネギの効果もあるだろうけど、メインはニラとレバーだ。
最初に考えた中国人は偉いよね。
その王将のニラレバ炒めだけど、6月21日から、税込583円が638円に55円の大幅値上げだ。
ちなみに、餃子も税込297円から、319円に22円の値上げなんだよね。
餃子が90円だった時代を知る私には、まさに隔世の感だ。
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