★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

私のプレイリスト

2024年03月08日 08時17分05秒 | 音楽
 巷で自身のプレイリスト作成が、プチ流行しているみたいで、試しに私も選んでみたよ。

 ★夜空の星/加山雄三
 『エレキの若大将』の挿入歌で、「君といつまでも」より、こちらのほうが印象に残っている。

 ★ゲット・バック/ザ・ビートルズ 
  シンプルなロックンロールに回帰した傑作。
 
 ★勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ
  サザンのデビュー曲で、哀愁を含んだアップテンポのメロディが秀逸。

 ★ホンキ―・トンク・ウィメン/ザ・ローリング・ストーンズ
  ストーンズならこれが一番。キースのヘタウマギターが冴えわたる。

 ★ルージュの伝言/荒井由実
  ドゥワップのリズムが新鮮で、どこかオールディーズの香り。ユーミンの才能に衝撃。

 ★悲しき天使/メリー・ホプキン
  高校時代、地元のFM曲で読まれたハガキのリクエスト曲。高校生でも訳せた歌詞。

 ★東京の灯よいつまでも/新川二朗
  昭和歌謡ならコレ。まだ東京が憧れの都だった時代を反映。

 ★恋のバカンス/ザ・ピーナッツ
  洋楽のカバーかと思われるくらい、時代の先端を行っていたメロディライン。

 ★サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ/クリーム
  クリームの代表曲で、クラプトンとジャック・ブルースの掛け合いが絶妙。

 ★クール・ストラッティン/ソニー・クラーク
  大学時代、ジャズ喫茶でよくかかっていた。ハイヒールの足のジャケ写がクール。

 ★うつろな愛/カーリー・サイモン
  大学生活のはじめに、ラジオやジュークボックスからよく流れていた。

 ★ミセス・ロビンソン/サイモン&ガーファンクル
  S&Gならコレ。ポール・サイモンのアコギがシビれる。

 ★裸のビーナス/郷ひろみ
  大学受験前に流行った哀愁のメロディが、心の琴線に触れた。

 ★ダイアモンド・ヘッド/ザ・ベンチャーズ
  夏の定番のテケテケサウンドは、ベンチャーズならでは。

 ★サルビアの花/もとまろ
  高校時代の思い出の曲。当時の彼女に弾き語った。
  
 ★喝采/ちあきなおみ
  ちあきなおみの最高傑作。歌詞が秀逸で、レコード大賞受賞曲。

 ★少年/北原早苗
  青春の入り口の悶々を思い出させる。

 ★夏の日の想い出/日野てる子
  子供の頃に聴いた哀愁のメロディは、今も心を揺らす。

 ★なみだ恋/八代亜紀
  明るい演歌。大学1年の頃、パチンコ屋でよく聴いた。

               (順不同)
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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ロバート・ジョンソンを知ってるかい?

2024年01月30日 10時59分07秒 | 音楽
 キング・オブ・デルタ・ブルース、ロバート・ジョンソン。
 1930年代のブルースマンだ。
 ロック好きの諸兄なら当然知っていると思う。
 
 存命時はローカルの無名なブルースマンで、大して人気はなかったらしい。
 1960年代に再評価され、かのエリック・クラプトンやキース・リチャーズ、ジミー・ペイジなどがこぞって絶賛し、その名がミュージック・シーンに知れ渡った。

 謎多きブルースマンで、一番有名なのはクロスロード伝説だ。
 悪魔と取引をして、魂と引き換えに超絶ギター・テクニックを手に入れた、とまことしやかに語られている。

 27歳で夭折したが、毒殺された、ともっぱらの噂だ。
 後付けになるが、有名な27クラブの創始者と言えるかもしれない。

 そんな彼が残した29曲のブルースは『The Complete Recordings』としてまとめられているので、興味のある方はぜひお聴きされたい。
 戦前の録音なので、音質は劣るが、当時のブルース・テイストは十分に伝わる。
 その中には、ギター中級者でもコピーできそうな曲が何曲もあるので、我と思わん方はチャレンジしてみるといい。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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両雄合体の夢

2023年11月30日 12時23分07秒 | 音楽
 YouTubeで、ビートルズの新曲(?)『Now And Then』とストーンズの新曲『Sweet Sounds Of Heaven』を聴きながら思った。
 両バンドの存命のメンバーは、高齢でいつ鬼籍に入ってもおかしくない。
 ライブパフォーマンスをやれるのも、もうそんなに長い期間ではないだろう。

 ならば、ここらで一発、両バンドが合体して、新バンドを結成したらどうだろう。
 これは全世界の音楽ファンが熱望するところだろう。

 ストーンズにはベースとドラムがいないので、ボールとリンゴはバッチリハマるはずだ。 
 ポールとミック、ボールとキースの掛け合い、その化学反応は、ロックの歴史的なパフォーマンスになるに違いない。
 
 バンド名は、もちろんローリング・ビートルズ、新曲は『Sounds Of Now 』だ。
『Now And Then』や『Sweet Sounds Of Heaven』をはるかに凌ぐ話題作になるはずだ。
 ビートルズとストーンズの奇跡の融合として、発売と同時にヒットチャート1位は間違いなしだ。

 老い先短いのだから、その後も立て続けに新曲を出せばいい。
 どんな曲でも、出せば必ず爆発的にヒットするはずだ。

 業界人で、そんなことを考えている実力者はいないのだろうか。
 いろいろと厄介な契約問題があるのだろうが、ここは超法規的措置でなんとかならないものか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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"Now And Then" by Beatles

2023年11月03日 18時27分38秒 | 音楽
 鳴り物入りでリリースされた、ビートルズ最後の曲『Now And Then』。
 生前のジョンのピアノ弾き語りを録音したカセットテープから、音源分離操作でボーカルとピアノを分け、そこに、これもジョージの生前録音されていたサイドギター、そして新たにポールのベース&スライドギター、リンゴのドラム、オーケストラの弦楽器を入れたという。 

 この曲を聴いて感涙にむせぶ、イギリスの往年のビートルズファンのニュースを見た。
 嘘でしょう。
 ビートルズ世代の私も、満を持して聴いたが、とてもそんな気にはなれない。
 これがビートルズの曲?

 期待が大きいほど失望も大きい。
 録音技術的に無理やり作った感満載の、ビートルズらしからぬモッサリ感は、期待外れもいいとこだ。
 時々(Now and then)感はあっても、ドキドキ感はない。

 この曲のメリットといえるのは、ジョンのボーカルが聴けたことと、曲がりなりにもビートルズの4人が一緒に演奏したことだ。
 耳慣れてくると、いい曲に思えてくるかも知らんけど、第一印象はサッパリだ。
 ビートルズの名前や曲の背景を知らずに聴くと、ほとんどの人が聴き流してしまいそうだ。

 ビートルズに先行する形で、ローリング・ストーンズも新曲『Sweet Sounds of heaven』をリリースしている。
 こちらのほうは、レディ・ガガをフィーチャーした意欲作で、出だしのスローバラード風から、迫力のある盛り上がりはストーンズならではだ。

 特徴のあるミックのボーカルは、知らずに聴いてもすぐにストーンズだとわかる。
『Now And Then』に比べ、退役と現役の違いは歴然だ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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ストーンズよ永遠に

2023年09月24日 17時45分18秒 | 音楽
 家内が留守のこの1週間は、70年代にタイムトリップして、YouTubeの70年代ロックを聴きまくった。
 代表的なバンドはほとんど聴いたが、私的にはやはりローリング・ストーンズがベストだ。
 テクニックどうのこうのではなく、迫力、ソウル、味わい、オーディエンスへの訴求力、それらの総合的評価だ。

 ビートルズなきあと、世界のロックシーンを今日まで牽引したのは、紛れもなくストーンズだろう。
 とりわけそのライブ・パフォーマンスは圧倒的だ。
 どのライブでも期待を裏切ることがない。

 バック・ミュージシャンの充実もあるが、大観衆をたった4人で熱狂させるそのパフォーマンスは出色だ。
 やはり、ストーンズはスタジオ録音やライブハウスより、スタジアムや野外の大観衆の前での演奏に尽きる。
 曲は至ってシンプルだが、その爆発的なド迫力は、パソコンの画面からも十分に伝わってくる。

 ステージ狭しと動き回る、ミックの唱法は誰にも真似できないほど独特で、キースのアクションのわりに音数の少ないヘタウマギターには舌を巻く。
 そのギターを支えるロニーの、サイド&時にリードギターもツボを心得ているし、チャーリーの正確なドラミングは屋台骨を支えている。
 
 ストーンズのいいところは、誰もが知る往年のヒット曲を、惜しげもなく演奏してくれるところだ。
 たいていのミュージシャンはそれを嫌がるようだが、ストーンズはそのへんもサービス精神旺盛だ。

 年齢はどうしようもないが、それを感じさせない体型やファッション、ステージ・パフォーマンスは驚嘆の域だ。
 世にオヤジバンドは数あれど、ストーンズを超えるバンドは、現在もこの先にも現れることはないだろう。
 

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基本はEのブルース

2023年07月27日 08時21分43秒 | 音楽
 ギターが弾けて、ロックやブルースをやる者だったら、Eのブルースは基本中の基本だ。
 昔のブルースは、ほとんどがブルース進行という、12小節のコード進行に合わせて作られている。
 その中でもキーE(ホ長調)のブルースが多い。

 下の図がEのブルース進行だ。
 リズムは三連符の中抜きのシャッフルだ。
 ギターの中級者にはわかるはずだ。

   E7 === / A7 === / E7 === / E7 ===
   A7 === / A7 === / E7 === / E7 ===
   B7 === / A7 === / E7 === / B7 ===

 多くのブルース、ロックギタリストは初期の段階で、Eのブルースから音楽の世界へのめり込むのだ。
 たぶん、クラプトンもキースもEのブルーから始めているはずだ。
 まずはレコードコピー、次がEのブルース進行に合わせて、アドリブの練習を始めるというのが一般的だ。

 ギター小僧だった私も、Eのブルース進行を覚え、いろんなブルースのナンバーをコピーした。
 もちろんアドリブの練習もしたが、残念ながらアドリブ奏法をマスターするまでには至らなかった。

 アドリブをするには、ペンタトニック・スケールという基本的な音階を頭と指で覚えなければならない。
 そして曲のコード進行に合わせて、そのスケールの中から音を選んで、即興でフレーズを作り出してゆくのだ。

 そのスケールを覚えるのと、それを縦横に弾きこなすためには、継続的な練習と音選びのセンスが必要だ。
 理論的には理解できたのだが、私にはその継続性とセンスが欠けていた。

 アドリブは諦めたが、未だにYouTubeのブルースレッスン動画で、コピーに明け暮れている。
 

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歌謡曲は世界で通用するか

2023年07月21日 14時41分51秒 | 音楽
 日本を代表する音楽といえば、やはり歌謡曲だ。
 流行りのJポップやアイドルソングも、基本的には歌謡曲のテイストが根底に流れている。

 昔のグループサウンズやフォークソング、ニューミュージックも歌謡曲の派生だ。
 世界的に見ると、王道はアメリカをはじめとする、英語圏を中心にしたポップスやロックだろう。

 1970年代に、ロックは日本語と相容れるか否かの論争があったが、現状を見ると相容れないに近い。
 8ビートや12ビートの日本の曲も、所詮、和製ロックの域を出ない。
 音楽を大量消費する英語圏では通用しないのだ。

 アメリカのヒットチャートのベストテンにランキングされたのは、後にも先にも、坂本九の『上を向いて歩こう』だけだ。
 ユーミンにしてもサザンにしても、よく言えば日本のマーケットに特化した曲、悪く言えば井の中の蛙だ。

 日本に限らず、英語圏以外のミュージシャンでは、ショッキング・ブルーの『ヴィーナス』、アバの『ダンシング・クイーン』くらいしか思い浮かばない。
 どれもスマッシュヒットの一発屋的なイメージだ。

 今では日本のミュージシャンで、全米チャートを目指している者は皆無だろう。
 ネックはやはり言語の壁だ。
 その壁は当分越えられそうもない。

 別にそれはそれでいい。
 音楽もビジネスだから、無理にアメリカをターゲットにする必要はない。
 日本で圧倒的な人気を得たらいいのだ。

 そのうちに突然変異的に、ミュージックシーンの大谷翔平が現れるかもしれない。
 その時は、歌謡曲が全米トップ10とかではなく、全米1位を連発するに違いない。
 同じ英語圏ではあるが、あのビートルズのように。
 

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ビートルズ転調問題

2023年07月19日 15時12分47秒 | 音楽
 ビートルズに対するアプローチの仕方は多岐にわたる。
 ビートルズ自体が伝説になっているので、かなり美化、神格化されている傾向もある。

 アプローチのひとつとして、ビートルズナンバーにおける転調というのがある。
 明らかな転調はもとより、転調なのかどうかわからないものまで、サンプルは枚挙にいとまがない。
 中には曲の基本となる、キーさえ特定不可能なものさえある。
 ここでそれらの曲を俎上に上げるのは割愛する。

 転調に関しては、ほとんどの人間が音楽理論の面からアプローチしている。
 まあ、転調自体、音楽理論なのだから当然だろう。
 理論に適った転調はともかく、ビートルズのほとんどの転調はアウトオブ理論なのだ。

 理論で説明がつかない転調だが、違和感はほとんどない。
 ほとんどの人間が、その転調やコード進行は間違いだ、素人の浅はかさだとは言えず、そこがビートルズの革新性、独自性だと結論付けている。

 果たしてそうだろうか。
 ビートルズが音楽理論に基づいて、曲作りをしていたとは思えない節がある。
 特に初期はそうだ。

 彼らの生い立ちや生活水準から、正式に音楽理論を学べる環境があったとは思えない。
 むろん、卓越した音楽的な才能はあったはずだ。

 音楽的なバックボーンは、日常で聴いていた音楽が素地になり、作った曲はそれらからのインスピレーションだ。
 音楽理論やコード進行、転調など意識せず、浮かんだメロディに、彼ら(ポールとジョン)がしっくりくると感じたコードを付けたと思われる。

 それが音楽理論主義者から見ると、理論や既成概念にとらわれない、斬新なコード進行となり転調となったのだろう。
 ビートルズの曲を音楽理論に当てはめること自体ナンセンスなのだ。
 気分よく身を委ねて傾聴すればいいだけだ。


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今さらながらビートルズ

2023年07月11日 12時54分34秒 | 音楽
 YouTubeではいろんなミュージシャンやバンドの曲を聴くが、最終的に帰結するのはやっぱりビートルズだ。
 言わずもがな、ベートーベンやバッハと並び、未来永劫、音楽史に残る歴史的なバンドだろう。

 なぜビートルズがその地位まで上り詰めたかについては、巷間、いろんな人間が自説を述べている。
 今さらながらではあるが、私も自説を述べてみよう。

 時流に乗った、というのが第1の理由だ。
 何事においてもタイミングは重要だ。

 彼らがレコードデビューした1960年代初頭は、ロックバンドの勃興期だ。
 日本でいうなら、GSがブームになる直前の1960年代中頃の状況に似ている。
 その時期にシンプルでキャッチ―な曲を連発して、トップの座を獲得し、60年代半ばにはその地位を不動のものにした。

 第2の理由は、バンドにジョンとポールという、音楽の才能に恵まれた2人の天才がいたからだろう。
 天才1人だとワンマンバンドになり、他のメンバーとの軋轢から短命に終わっただろう。
 ジョンとポールは、その相乗効果と隠然とした牽制作用でバンドの均衡を保ったのだ。

 ジョージとリンゴは彼らに従っていればいいだけだ。
 その才能の差ゆえ、不平、不満が発生する余地さえなかったはずだ。

 第3の理由は、押しも押されもせぬビックネームになったので、どんな曲を出しても一定以上の評価を獲得できたからだろう。
 ビートルズの曲だから間違いない、という世間の先入観もあったはずだ。
 時流に乗り、それに合わせていたのが、時流を創り出す存在になったのだ。

 そして円熟期の1970年の解散で伝説になった。
 伝説は時が経てば経つほど美化され、風化することはない。

 解散後のそれぞれのソロ活動では、ビートルズを凌ぐ結果を出していない。
 ジョージとリンゴを入れた4人だったからこそのビートルズだったのだ。
 

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引きこもりのブルース

2023年07月09日 17時15分27秒 | 音楽
 音楽のジャンルは数あれど、私が好きなのはブルース、それもシンプルな戦前ブルースだ。
 ブルースを最初に意識したのは、高校時代、ニューロック(今で言うハードロック)を聴くようになってからだ。

 ストーンズやクリーム、ツェッペリンやジミヘンなどを音楽雑誌が取り上げる時に、その解説の中でプルースという言葉がキーワードのように出てくる。
 キースもクラプトンも、ペイジもジミヘンも、最初はブルースから音楽の道に入ったのだ。

 そこでブルースに関していろいろ調べるも、当時は黒人音楽、3コード、ブルース進行くらいしか有用な情報はなかった。
 レコードもほとんどなかったし、友達の物好きの兄貴あたりが持っていた、輸入盤のレコードを聴いてもピンと来なかった。

 その後は興味も薄れ、ブルースのことは忘れていた。
 インターネット時代になって、ようやく昔のブルースが聴けるようになり、再びブルースに興味を持つようになった。
 大人になって味覚が変わり、子供の頃、嫌いだった食べ物が好きになるのに似ている。

 3コードなので、下手なギターでもコピーできて、バンドではなく、ひとりで弾き語りできるのがいい。
 上手く弾く必要もなく、下手は下手なりに弾けば、自ずと味わいが出てくるのだ。

 元歌をほとんどの人間が知らないので、それなりに聴こえるのだ。
 歌詞の内容もシンプルで、大袈裟でもなく、社会を批判するでもなく、ただただ身近な些事を歌うだけだ。

 これが引きこもり年金生活の、たそがれオヤジにはピッタリなのだ。
 もちろん、昭和歌謡の港町ブルースとか伊勢佐木町ブルースなど、日本のブルースも、この歳になって好きになった。


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ビートルズを聴く

2023年07月04日 14時14分15秒 | 音楽
 1970年代に青春を過ごした我々の世代にとって、ビートルズは切っても切れない存在だろう。
 音楽に興味がなくても、ビートルズの名前や、いくつかの楽曲は知っているはずだ。

 70年に解散したので、ライブで聴いた人間は稀で、ほとんどがレコードだろう。
 私のように『アビイ・ロード』や『レット・イット・ビー』のアルバムを聴いて、そこから過去へ遡っていったという者も少なくないだろう。

 インターネットが普及した現在、ビートルズのほとんどの楽曲はYouTubeで気軽に聴ける。
 日本武道館公演をはじめ、そのクオリティは別にして、まだステージに立っていた頃のライブ映像も観ることができる。 

 楽曲に限らず、いろんなサイトやブログで、ビートルズに関する情報やトリビアも溢れている。
 熱狂的なファンは、楽曲ひとつひとつを詳細に解説し、彼らがいかに偉大であったかを延々と述べている。
 ビートルズ愛ゆえのブログの長文には感心もするが、音楽は理屈抜きに聴いて楽しむものだ。

 楽曲の背景を知った上で聴くのもいいかもしれないが、楽曲は聴く時代、自身の環境、その時々の気分によって感じ方が変わるものだ。
 しかしビートルズの楽曲に限って言えば、70年代に聴いていた時と現在聴いている時でも、その味わいは変わらない。
 いつ聴いても気分はあの頃に戻ってしまうのだ。

 あの時代にこの曲を作った、ということだけでもスゴイことなのだ。
 それはビートルズの楽曲の永遠性と言えるのかもしれない。

 ビートルズにいろんな能書きは不要だ。
 この曲いいね、あの曲いいね、と言いながら自身の感性で聴けばいいのだ。
 

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ビートルズ記念日

2023年06月30日 13時11分46秒 | 音楽
 1966年の今日、6月30日は、ビートルズが日本武道館で来日公演をやった、日本の音楽史上記念すべき日だ。
 それ以来、日本のミュージシャンにとって、武道館公演は紅白歌合戦と並び、大きな目標となった。

 ビートルズ公演当時は、音響機材も今とは比べものにならないくらい貧弱で、なによりファンの大歓声に遮られて、演奏はほとんど聴き取れなかったようだ。
 観衆のほとんどは、とりあえずビートルズを見るということが目的で、その音楽を聴くのは二の次だったようだ。

 現在では音響機材、設備ともに格段の進化を遂げ、歓声で演奏が聞こえないということはないが、それでも演奏自体のクオリティはスタジオ録音にはまだ及ばないだろう。

 しかし、ライブはその臨場感や一体感を味わうものなので、演奏のクオリティとはまた別のものだ。
 それはビートルズでも顕著だったように、ライブとスタジオ録音のクオリティの差は歴然だ。
 後年、彼らがライブをやめて、スタジオ録音にこだわったことでも明らかだ。

 私もライブよりスタジオ録音派だが、ミュージックシーンのビッグネームに限っては、ライブで臨場感を味わいたい。
 ジョージやポール、ストーンズやクラプトンのライブには足を運んだ。

 もう10年早く生まれていたら、そして東京近郊に在住していたら、私もビートルズの武道館公演に行っていただろう。
 

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ルージュの伝言

2023年05月19日 09時06分22秒 | 音楽
 大学時代は人生の中で一番音楽を聴いた時期だ。
 メインはレコードで、その次がラジオのFM放送だ。

 当時はアルバムがメインで、気に入ったレコードは自分で買ったが、貧乏学生ゆえにそう度々は買えない。
 そこで、フォークソング同好会のメンバーに借りたり、彼らの下宿で聴いたりしていた。

 ユーミンを始めて聴いたのは、大学2回生の時で、曲は『ルージュの伝言』だ。
 大ヒットというわけではないが、巷の評判はよかった。

 ドゥワップの軽快なリズムが、60年代のアメリカンポップ的な雰囲気を醸し、当時の歌謡界やフォーク界に一石を投じた。
 当時はユーミン本人より、その曲自体のノスタルジックな目新しさに興味をひかれた。

 たぶん一発屋で終わるだろうと思ったが、同じ年に出たアルバム『コバルトアワー』を聴いて、これは只者ではないと感じた。
 どの曲も簡単なコード進行ながら、そのメロディラインはキャッチーで、歌謡曲やフォークとは一線を画していた。

 斬新というわけではないが、どことなく懐かしく、都会的な雰囲気に溢れていた。
 鼻歌みたいに簡単に作ったような曲ばかりで、それでいて小洒落た歌詞と共に結構心に弾けた。

 私は自分で弾き語ることはないが、昔流行ったイージーリスニングのように、BGMとして聴くのは心地よい。
 今ではニューミュージックの女王として、日本歌謡史にその名を刻んだユーミンの、黎明期に出会えたのは幸運だった。


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掛留和音 7sus4

2023年05月11日 13時27分43秒 | 音楽
 ギターで弾き語りをする場合、コードを覚えるのが必須だ。
 私も初心者の時には必死にコードを覚えた。

 最初はハ長調の3コード、C、F、G7と、イ短調の3コード、Am、Dm、E7だ。
 それを覚えたら、G、C7、A、A7、D、D7、Emなどのローコードを覚えていく。

 それらの中で、Fコードはバレーコードというコードフォームで、左手人差し指を1フレット上に寝かせて、全弦を抑える必要がある。
 初心者にはこれが最初の難関だ。
 私は奮闘努力の甲斐あって難関をクリアしたが、多くの人間がそこでギターを諦めてしまうのだ。

 Fコードのフォームを習得出来たら、あとはその形のまま、フレット上を半音ずつずらせば、F#、G、G#、A、A#・・・と同じフォームでコードを増やしていける。
 FmやF7、B♭やB♭mも同様だ。

 ここまでくると、ほとんどの曲は弾き語りできるようになる。
 中級者になると、メジャー7やナインス、デミニッシュやオーギュメントなどの不協和音もレパートリーに加えていく。

 不協和音の中で、私が特に好きなのが、7sus4というコードだ。
 C7であれば、その構成音CEGB♭のEの代わりに、完全4度のFの音を入れるのだ。

 そうすることにより、不安定で不思議な響きを持つ、C7sus4というコードになる。
 専門的には掛留(繋留・係留) <suspended>和音というようだ。
 イメージ的には宙ぶらりんで緊張感があり、早く主和音に行き着きたいという雰囲気を醸すコードだ。

 キーは異なるが、イントロでこの7sus4というコードを使っている有名な曲を紹介しよう。
 多分、諸兄もご存知の曲だ。

 まずは誰もが知っている、ビートルズの『A Hard Day's Night』だ。
 イントロの出だしの、ギターでジャーンと搔き鳴らす、G7sus4は強烈だ。
 初めて聴いた時には、どんな押さえ方をしているのだろうと、レコードを何回も聴いて必死に音を探したものだ。

 次がオランダのグループ、ショッキング・ブルーのスマッシュヒット『Venus』だ。
 冒頭のB7sus4のチャカチャカチャカチャカチャンチャーン~チャカチャカチャカチャカチャンチャーン~というあれだ。
 高校生の時に必死でレコードコピーしたものだ。

 もうひとつは、邦楽の青い三角定規の『太陽がくれた季節』のイントロのE7sus4だ。
 青春ドラマの主題歌で、初めて聴いた時には、『Venus』のイントロのパクリだとすぐにわかった。
 
『Venus』や『太陽がくれた季節』のイントロは、今でも戯れにジャカジャカと弾いている。
 同年代だと、それを聴いただけで、ドレミファドンみたいに、すぐに曲名がわかるのだ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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『函館の女』雑感

2023年04月18日 10時56分29秒 | 音楽
 昔は聞き流していた昭和歌謡や演歌が心に染みる年代になった。
 ウォーキング途上で、よく頭の中に浮かぶのが、北島三郎の『函館の女』だ。

 その歌詞から私なりに想像を逞しくしてみた。

♪はるばるきたぜ函館へ~さかまく波をのりこえて~
  
 主人公は連絡船に乗って津軽海峡を越えてきたのだ。
 出発地点はたぶん花の都東京の上野駅だ。
 それも夜行列車の旅だ。

♪あとは追うなと伝いながら~うしろ姿で泣いてた君を~
 
 ここで場面は回想へと切り替わる。
 主人公が思いを寄せていた女が、東京から函館に流れて行ったのだ。
 女はスナック勤めで、郷里が函館だったのかもしれない。
 女も主人公には切ない想いを抱いていたのだ。

♪おもいだすたび逢いたくて~とてもがまんができなかったよ~

 また現実に戻る。
 なぜあの時、引き止めなかったのだろう。
 忸怩たる想いを胸に、主人公はとうとう函館まで来てしまったのだ。

♪灯りさざめく松風町は~君の噂もきえはてて~

 風の噂で、松風町のスナックで働いていると聞いたが、どのスナックにも女はいなかった。

♪迎えにきたぜ函館へ~見はてぬ夢と知りながら~

 東京へ連れて帰り所帯を持とうとまで思ったが、それが見果てぬ夢だと、うすうす感じていたのだ。

♪一目だけでも~逢いたかったよ~

 あちこち探したけど、結局、女は見つからなかった。
 主人公はひとり肩を落として函館をあとにするのだ。

 昭和の歌には哀愁があったなあ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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