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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

私のプレイリスト

2024年03月08日 08時17分05秒 | 音楽
 巷で自身のプレイリスト作成が、プチ流行しているみたいで、試しに私も選んでみたよ。

 ★夜空の星/加山雄三
 『エレキの若大将』の挿入歌で、「君といつまでも」より、こちらのほうが印象に残っている。

 ★ゲット・バック/ザ・ビートルズ 
  シンプルなロックンロールに回帰した傑作。
 
 ★勝手にシンドバッド/サザンオールスターズ
  サザンのデビュー曲で、哀愁を含んだアップテンポのメロディが秀逸。

 ★ホンキ―・トンク・ウィメン/ザ・ローリング・ストーンズ
  ストーンズならこれが一番。キースのヘタウマギターが冴えわたる。

 ★ルージュの伝言/荒井由実
  ドゥワップのリズムが新鮮で、どこかオールディーズの香り。ユーミンの才能に衝撃。

 ★悲しき天使/メリー・ホプキン
  高校時代、地元のFM曲で読まれたハガキのリクエスト曲。高校生でも訳せた歌詞。

 ★東京の灯よいつまでも/新川二朗
  昭和歌謡ならコレ。まだ東京が憧れの都だった時代を反映。

 ★恋のバカンス/ザ・ピーナッツ
  洋楽のカバーかと思われるくらい、時代の先端を行っていたメロディライン。

 ★サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ/クリーム
  クリームの代表曲で、クラプトンとジャック・ブルースの掛け合いが絶妙。

 ★クール・ストラッティン/ソニー・クラーク
  大学時代、ジャズ喫茶でよくかかっていた。ハイヒールの足のジャケ写がクール。

 ★うつろな愛/カーリー・サイモン
  大学生活のはじめに、ラジオやジュークボックスからよく流れていた。

 ★ミセス・ロビンソン/サイモン&ガーファンクル
  S&Gならコレ。ポール・サイモンのアコギがシビれる。

 ★裸のビーナス/郷ひろみ
  大学受験前に流行った哀愁のメロディが、心の琴線に触れた。

 ★ダイアモンド・ヘッド/ザ・ベンチャーズ
  夏の定番のテケテケサウンドは、ベンチャーズならでは。

 ★サルビアの花/もとまろ
  高校時代の思い出の曲。当時の彼女に弾き語った。
  
 ★喝采/ちあきなおみ
  ちあきなおみの最高傑作。歌詞が秀逸で、レコード大賞受賞曲。

 ★少年/北原早苗
  青春の入り口の悶々を思い出させる。

 ★夏の日の想い出/日野てる子
  子供の頃に聴いた哀愁のメロディは、今も心を揺らす。

 ★なみだ恋/八代亜紀
  明るい演歌。大学1年の頃、パチンコ屋でよく聴いた。

               (順不同)
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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ロバート・ジョンソンを知ってるかい?

2024年01月30日 10時59分07秒 | 音楽
 キング・オブ・デルタ・ブルース、ロバート・ジョンソン。
 1930年代のブルースマンだ。
 ロック好きの諸兄なら当然知っていると思う。
 
 存命時はローカルの無名なブルースマンで、大して人気はなかったらしい。
 1960年代に再評価され、かのエリック・クラプトンやキース・リチャーズ、ジミー・ペイジなどがこぞって絶賛し、その名がミュージック・シーンに知れ渡った。

 謎多きブルースマンで、一番有名なのはクロスロード伝説だ。
 悪魔と取引をして、魂と引き換えに超絶ギター・テクニックを手に入れた、とまことしやかに語られている。

 27歳で夭折したが、毒殺された、ともっぱらの噂だ。
 後付けになるが、有名な27クラブの創始者と言えるかもしれない。

 そんな彼が残した29曲のブルースは『The Complete Recordings』としてまとめられているので、興味のある方はぜひお聴きされたい。
 戦前の録音なので、音質は劣るが、当時のブルース・テイストは十分に伝わる。
 その中には、ギター中級者でもコピーできそうな曲が何曲もあるので、我と思わん方はチャレンジしてみるといい。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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集大成から聴くべきだ

2023年12月14日 13時17分59秒 | 音楽
 集大成という言葉がある。
 個々の努力や成果が、ひとつの完成形としてまとまったものだ。

 卑近な例として、異論はあるだろうが、かのビートルズの最高傑作アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を挙げたい。
 人気絶頂時にライブ活動をやめて、スタジオにこもり、その才能を昇華させたのが件のアルバムだ。

 私は、バンドの終焉期にひと踏ん張りして作り上げた『アビイ・ロード』に軍配を上げるが、一般的には『サージェント・ペパーズ~』のほうだろう。
 いずれにしても、集大成と言うに値するアルバムだ。

 ビートルズ以外でも、有名バンドには集大成と言われるアルバムは存在する。
 日本の有名どころでは、私的には吉田拓郎の『元気です』と松任谷由実の『コバルトアワー』を挙げたい。

 どちらも初期に属するものの、その、濃密度、完成度は突出している。
 あとのアルバムは、有名になったあとの惰性、切り売りといっていいかもしれない。

 ビートルズも拓郎もユーミンも、もはや過去のものとなった感があるが、音楽史に残した功績は大だ。
 今から聴こうとする世代は、まずは彼らの集大成を聴くべきだ。

 もし、それが心の琴線に触れたら、それぞれのほかのアルバムを聴いて、上に挙げたアルバムが集大成と言われる所以を知ることだ。
 初期から順序立てて聴くのもいいが、頂上を聴いてから、その過程や土台を調べるというのもいいかもしれない。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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ストーンズよ永遠に

2023年09月24日 17時45分18秒 | 音楽
 家内が留守のこの1週間は、70年代にタイムトリップして、YouTubeの70年代ロックを聴きまくった。
 代表的なバンドはほとんど聴いたが、私的にはやはりローリング・ストーンズがベストだ。
 テクニックどうのこうのではなく、迫力、ソウル、味わい、オーディエンスへの訴求力、それらの総合的評価だ。

 ビートルズなきあと、世界のロックシーンを今日まで牽引したのは、紛れもなくストーンズだろう。
 とりわけそのライブ・パフォーマンスは圧倒的だ。
 どのライブでも期待を裏切ることがない。

 バック・ミュージシャンの充実もあるが、大観衆をたった4人で熱狂させるそのパフォーマンスは出色だ。
 やはり、ストーンズはスタジオ録音やライブハウスより、スタジアムや野外の大観衆の前での演奏に尽きる。
 曲は至ってシンプルだが、その爆発的なド迫力は、パソコンの画面からも十分に伝わってくる。

 ステージ狭しと動き回る、ミックの唱法は誰にも真似できないほど独特で、キースのアクションのわりに音数の少ないヘタウマギターには舌を巻く。
 そのギターを支えるロニーの、サイド&時にリードギターもツボを心得ているし、チャーリーの正確なドラミングは屋台骨を支えている。
 
 ストーンズのいいところは、誰もが知る往年のヒット曲を、惜しげもなく演奏してくれるところだ。
 たいていのミュージシャンはそれを嫌がるようだが、ストーンズはそのへんもサービス精神旺盛だ。

 年齢はどうしようもないが、それを感じさせない体型やファッション、ステージ・パフォーマンスは驚嘆の域だ。
 世にオヤジバンドは数あれど、ストーンズを超えるバンドは、現在もこの先にも現れることはないだろう。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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基本はEのブルース

2023年07月27日 08時21分43秒 | 音楽
 ギターが弾けて、ロックやブルースをやる者だったら、Eのブルースは基本中の基本だ。
 昔のブルースは、ほとんどがブルース進行という、12小節のコード進行に合わせて作られている。
 その中でもキーE(ホ長調)のブルースが多い。

 下の図がEのブルース進行だ。
 リズムは三連符の中抜きのシャッフルだ。
 ギターの中級者にはわかるはずだ。

   E7 === / A7 === / E7 === / E7 ===
   A7 === / A7 === / E7 === / E7 ===
   B7 === / A7 === / E7 === / B7 ===

 多くのブルース、ロックギタリストは初期の段階で、Eのブルースから音楽の世界へのめり込むのだ。
 たぶん、クラプトンもキースもEのブルーから始めているはずだ。
 まずはレコードコピー、次がEのブルース進行に合わせて、アドリブの練習を始めるというのが一般的だ。

 ギター小僧だった私も、Eのブルース進行を覚え、いろんなブルースのナンバーをコピーした。
 もちろんアドリブの練習もしたが、残念ながらアドリブ奏法をマスターするまでには至らなかった。

 アドリブをするには、ペンタトニック・スケールという基本的な音階を頭と指で覚えなければならない。
 そして曲のコード進行に合わせて、そのスケールの中から音を選んで、即興でフレーズを作り出してゆくのだ。

 そのスケールを覚えるのと、それを縦横に弾きこなすためには、継続的な練習と音選びのセンスが必要だ。
 理論的には理解できたのだが、私にはその継続性とセンスが欠けていた。

 アドリブは諦めたが、未だにYouTubeのブルースレッスン動画で、コピーに明け暮れている。
 

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歌謡曲は世界で通用するか

2023年07月21日 14時41分51秒 | 音楽
 日本を代表する音楽といえば、やはり歌謡曲だ。
 流行りのJポップやアイドルソングも、基本的には歌謡曲のテイストが根底に流れている。

 昔のグループサウンズやフォークソング、ニューミュージックも歌謡曲の派生だ。
 世界的に見ると、王道はアメリカをはじめとする、英語圏を中心にしたポップスやロックだろう。

 1970年代に、ロックは日本語と相容れるか否かの論争があったが、現状を見ると相容れないに近い。
 8ビートや12ビートの日本の曲も、所詮、和製ロックの域を出ない。
 音楽を大量消費する英語圏では通用しないのだ。

 アメリカのヒットチャートのベストテンにランキングされたのは、後にも先にも、坂本九の『上を向いて歩こう』だけだ。
 ユーミンにしてもサザンにしても、よく言えば日本のマーケットに特化した曲、悪く言えば井の中の蛙だ。

 日本に限らず、英語圏以外のミュージシャンでは、ショッキング・ブルーの『ヴィーナス』、アバの『ダンシング・クイーン』くらいしか思い浮かばない。
 どれもスマッシュヒットの一発屋的なイメージだ。

 今では日本のミュージシャンで、全米チャートを目指している者は皆無だろう。
 ネックはやはり言語の壁だ。
 その壁は当分越えられそうもない。

 別にそれはそれでいい。
 音楽もビジネスだから、無理にアメリカをターゲットにする必要はない。
 日本で圧倒的な人気を得たらいいのだ。

 そのうちに突然変異的に、ミュージックシーンの大谷翔平が現れるかもしれない。
 その時は、歌謡曲が全米トップ10とかではなく、全米1位を連発するに違いない。
 同じ英語圏ではあるが、あのビートルズのように。
 

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引きこもりのブルース

2023年07月09日 17時15分27秒 | 音楽
 音楽のジャンルは数あれど、私が好きなのはブルース、それもシンプルな戦前ブルースだ。
 ブルースを最初に意識したのは、高校時代、ニューロック(今で言うハードロック)を聴くようになってからだ。

 ストーンズやクリーム、ツェッペリンやジミヘンなどを音楽雑誌が取り上げる時に、その解説の中でプルースという言葉がキーワードのように出てくる。
 キースもクラプトンも、ペイジもジミヘンも、最初はブルースから音楽の道に入ったのだ。

 そこでブルースに関していろいろ調べるも、当時は黒人音楽、3コード、ブルース進行くらいしか有用な情報はなかった。
 レコードもほとんどなかったし、友達の物好きの兄貴あたりが持っていた、輸入盤のレコードを聴いてもピンと来なかった。

 その後は興味も薄れ、ブルースのことは忘れていた。
 インターネット時代になって、ようやく昔のブルースが聴けるようになり、再びブルースに興味を持つようになった。
 大人になって味覚が変わり、子供の頃、嫌いだった食べ物が好きになるのに似ている。

 3コードなので、下手なギターでもコピーできて、バンドではなく、ひとりで弾き語りできるのがいい。
 上手く弾く必要もなく、下手は下手なりに弾けば、自ずと味わいが出てくるのだ。

 元歌をほとんどの人間が知らないので、それなりに聴こえるのだ。
 歌詞の内容もシンプルで、大袈裟でもなく、社会を批判するでもなく、ただただ身近な些事を歌うだけだ。

 これが引きこもり年金生活の、たそがれオヤジにはピッタリなのだ。
 もちろん、昭和歌謡の港町ブルースとか伊勢佐木町ブルースなど、日本のブルースも、この歳になって好きになった。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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ルージュの伝言

2023年05月19日 09時06分22秒 | 音楽
 大学時代は人生の中で一番音楽を聴いた時期だ。
 メインはレコードで、その次がラジオのFM放送だ。

 当時はアルバムがメインで、気に入ったレコードは自分で買ったが、貧乏学生ゆえにそう度々は買えない。
 そこで、フォークソング同好会のメンバーに借りたり、彼らの下宿で聴いたりしていた。

 ユーミンを始めて聴いたのは、大学2回生の時で、曲は『ルージュの伝言』だ。
 大ヒットというわけではないが、巷の評判はよかった。

 ドゥワップの軽快なリズムが、60年代のアメリカンポップ的な雰囲気を醸し、当時の歌謡界やフォーク界に一石を投じた。
 当時はユーミン本人より、その曲自体のノスタルジックな目新しさに興味をひかれた。

 たぶん一発屋で終わるだろうと思ったが、同じ年に出たアルバム『コバルトアワー』を聴いて、これは只者ではないと感じた。
 どの曲も簡単なコード進行ながら、そのメロディラインはキャッチーで、歌謡曲やフォークとは一線を画していた。

 斬新というわけではないが、どことなく懐かしく、都会的な雰囲気に溢れていた。
 鼻歌みたいに簡単に作ったような曲ばかりで、それでいて小洒落た歌詞と共に結構心に弾けた。

 私は自分で弾き語ることはないが、昔流行ったイージーリスニングのように、BGMとして聴くのは心地よい。
 今ではニューミュージックの女王として、日本歌謡史にその名を刻んだユーミンの、黎明期に出会えたのは幸運だった。


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掛留和音 7sus4

2023年05月11日 13時27分43秒 | 音楽
 ギターで弾き語りをする場合、コードを覚えるのが必須だ。
 私も初心者の時には必死にコードを覚えた。

 最初はハ長調の3コード、C、F、G7と、イ短調の3コード、Am、Dm、E7だ。
 それを覚えたら、G、C7、A、A7、D、D7、Emなどのローコードを覚えていく。

 それらの中で、Fコードはバレーコードというコードフォームで、左手人差し指を1フレット上に寝かせて、全弦を抑える必要がある。
 初心者にはこれが最初の難関だ。
 私は奮闘努力の甲斐あって難関をクリアしたが、多くの人間がそこでギターを諦めてしまうのだ。

 Fコードのフォームを習得出来たら、あとはその形のまま、フレット上を半音ずつずらせば、F#、G、G#、A、A#・・・と同じフォームでコードを増やしていける。
 FmやF7、B♭やB♭mも同様だ。

 ここまでくると、ほとんどの曲は弾き語りできるようになる。
 中級者になると、メジャー7やナインス、デミニッシュやオーギュメントなどの不協和音もレパートリーに加えていく。

 不協和音の中で、私が特に好きなのが、7sus4というコードだ。
 C7であれば、その構成音CEGB♭のEの代わりに、完全4度のFの音を入れるのだ。

 そうすることにより、不安定で不思議な響きを持つ、C7sus4というコードになる。
 専門的には掛留(繋留・係留) <suspended>和音というようだ。
 イメージ的には宙ぶらりんで緊張感があり、早く主和音に行き着きたいという雰囲気を醸すコードだ。

 キーは異なるが、イントロでこの7sus4というコードを使っている有名な曲を紹介しよう。
 多分、諸兄もご存知の曲だ。

 まずは誰もが知っている、ビートルズの『A Hard Day's Night』だ。
 イントロの出だしの、ギターでジャーンと搔き鳴らす、G7sus4は強烈だ。
 初めて聴いた時には、どんな押さえ方をしているのだろうと、レコードを何回も聴いて必死に音を探したものだ。

 次がオランダのグループ、ショッキング・ブルーのスマッシュヒット『Venus』だ。
 冒頭のB7sus4のチャカチャカチャカチャカチャンチャーン~チャカチャカチャカチャカチャンチャーン~というあれだ。
 高校生の時に必死でレコードコピーしたものだ。

 もうひとつは、邦楽の青い三角定規の『太陽がくれた季節』のイントロのE7sus4だ。
 青春ドラマの主題歌で、初めて聴いた時には、『Venus』のイントロのパクリだとすぐにわかった。
 
『Venus』や『太陽がくれた季節』のイントロは、今でも戯れにジャカジャカと弾いている。
 同年代だと、それを聴いただけで、ドレミファドンみたいに、すぐに曲名がわかるのだ。
 

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『函館の女』雑感

2023年04月18日 10時56分29秒 | 音楽
 昔は聞き流していた昭和歌謡や演歌が心に染みる年代になった。
 ウォーキング途上で、よく頭の中に浮かぶのが、北島三郎の『函館の女』だ。

 その歌詞から私なりに想像を逞しくしてみた。

♪はるばるきたぜ函館へ~さかまく波をのりこえて~
  
 主人公は連絡船に乗って津軽海峡を越えてきたのだ。
 出発地点はたぶん花の都東京の上野駅だ。
 それも夜行列車の旅だ。

♪あとは追うなと伝いながら~うしろ姿で泣いてた君を~
 
 ここで場面は回想へと切り替わる。
 主人公が思いを寄せていた女が、東京から函館に流れて行ったのだ。
 女はスナック勤めで、郷里が函館だったのかもしれない。
 女も主人公には切ない想いを抱いていたのだ。

♪おもいだすたび逢いたくて~とてもがまんができなかったよ~

 また現実に戻る。
 なぜあの時、引き止めなかったのだろう。
 忸怩たる想いを胸に、主人公はとうとう函館まで来てしまったのだ。

♪灯りさざめく松風町は~君の噂もきえはてて~

 風の噂で、松風町のスナックで働いていると聞いたが、どのスナックにも女はいなかった。

♪迎えにきたぜ函館へ~見はてぬ夢と知りながら~

 東京へ連れて帰り所帯を持とうとまで思ったが、それが見果てぬ夢だと、うすうす感じていたのだ。

♪一目だけでも~逢いたかったよ~

 あちこち探したけど、結局、女は見つからなかった。
 主人公はひとり肩を落として函館をあとにするのだ。

 昭和の歌には哀愁があったなあ。


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洋楽の邦題

2020年08月08日 13時41分53秒 | 音楽
 昔、といっても1960年代半ばから1970年代半ばくらいまでだが、レコード会社イチオシの洋楽の曲には邦題がつけられていた。
 原題そのままだと日本人には受け入れられないタイトルが多かったからだろう。

 その邦題も原題や歌詞の内容からイメージしたものから、全く関係のないものまで多種多様だった。
 邦題の中でも多かったのが、頭に恋とか涙、悲しみをつけたタイトルだ。

 あのビートルズでさえも例外ではない。
 以下に代表的な邦題を挙げてみる。

 ビートルズ 
  恋する二人 (I Should Have Known Better)
  恋のアドバイス (You're Going To Lose That Girl)
  涙の乗車券 (Ticket To Ride)
  悲しみはぶっとばせ (You've Got To Hide Your Love Away)
 ローリングストーンズ
  恋をしようよ ( I Just Want to Make Love to You)
  悲しみのアンジー(Angie)
 モンキーズ
  恋の終列車(Last Train to Clarksville)
 ザ・フー
  恋のピンチ・ヒッター(Substitute)
 エルヴィス・プレスリー
  恋にしびれて (All Shook Up)
 ニール・セダカ
  恋の片道切符(One Way Ticket)
  悲しき慕情(Breaking Up Is Hard to Do)
 デル・シャノン
  悲しき街角(Runaway)
 カスケーズ
  悲しき雨音(Rhythm of the Rain)
 ショッキング・ブルー
  悲しき鉄道員(Never Marry a Railroad Man)
 メリー・ホプキン
  悲しき天使(Those Were the Days)
 アバ
  恋のウォータールー(Waterloo)
 エミー・ジャクソン
  涙の太陽 (Crying in a Storm)
 レターメン
  涙のくちづけ (Sealed With A Kiss)

 こう見ていくと、知恵を絞った割には、結構安直だ。
 恋や涙、悲しみではそうならざるを得ないのだろう。
 

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童謡ってどうよ?

2020年07月24日 11時41分24秒 | 音楽
 歳を取ると音楽の好みも変わってくる。
 音楽的好奇心や感受性が一番ピークだった大学生の頃は、もっぱらビートルズを筆頭に洋楽にハマっていた。
 ロックがメインだったが、フォークやバラード系も聴いていた。

 仕事が忙しくなってくる30代、40代の頃は音楽からも遠ざかっていた。
 先が見えてくる40代後半から50代になると、また音楽を聴き出すようになったが、もっぱら昔聴いていた洋楽だ。
 50代後半になると、昔はバカにして敬遠していた昭和歌謡や演歌が妙に心に染みるようになった。
 経験により、昔はわからなかった歌詞に込められた情緒や抒情に、共鳴できるようになったからだろう。

 そして今、60代も半ばを過ぎると、新たに童謡に興味を惹かれるようになった。
 すべての童謡というわけではない。
 てるてる坊主、通りゃんせ、森の小人の3曲がなぜか心を揺らす。

 短調をベースにしながら、どこか仄明るい調べが混じるメロディと、単純な歌詞の中に、郷愁というか、わけのわからないやるせなさや切なさが想起されるのだ。
 幼年期に聴いた曲なので、当然その当時の薄れた記憶が懐かしく甦る。

 歌詞に隠された意味や、時代背景、都市伝説的なトリビアは抜きにして、心の琴線に触れるもの悲しさを漂わせる歌詞とメロディに人生の無常を感じる。



★★コロナが、雨が、あなたを外出自粛の在宅引きこもりにするこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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桑田佳祐と昭和歌謡

2016年08月27日 00時03分08秒 | 音楽
 桑田佳祐の特別番組「偉大なる歌謡曲に感謝~東京の唄~」を観た。
 歌は上手い素人のカラオケレベルだが、なかなか味があってよかった。
 
 同世代なのでピッタリとシンクロした。選曲も笑えるくらい、私の好みと一致した。
 桑田の楽曲のバックボーンは、やっぱり昭和歌謡だったのを再認識。

 人間、年を取ると、昭和歌謡やグループサウンズ、はたまた演歌などにシンパシーを感じてくるものだが、桑田もそうなのか。
 過去には原坊に昭和歌謡をカバーさせていたが、ここへ来て本人もそろそろ、昭和歌謡テイストを前面に押し出していく方針だろうか。
 アイドル歌謡やJポップに対する挑戦、延いては自身の若いファン層に対する踏み絵みたいになるけど、桑田よ、大丈夫か。
 まあ、歳も歳だし、今後は好きなことを好きなようにやればいいさ。
 
 これを機会に、一部の愛好家に限定されていた昭和歌謡が、トレンドになればいいなとは思う。
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曲を好きになるということ

2016年08月16日 18時53分57秒 | 音楽
 どんな朴念仁でも好きな曲の1曲や2曲はあるだろう。
 普通の人間だったら、スマホに好きな曲を数十曲以上入れているに違いない。かく言う私もそうだ。

 例外を除いて、曲というのは音楽の3要素、メロディ、ハーモニー、リズムから成っている。
 そして大半はそれに歌詞がついている。

 人が曲を好きになるということは、極論すれば、歌詞かメロディ、もしくは両方を好きになるということだろう。
 日本の演歌や歌謡曲などは歌詞が好きということになり、洋楽はメロディが好きということか。
 私の場合は概ねそうだ。

 たぶん原初の昔は、曲はメロディだけで、時が経つにつれ、それに歌詞が乗り、リズムがつき、ハーモニーが加わったのだろう。
 すると、ハーモニーやリズムは不要とまでは言わないが、単なる補助的、あるいは装飾的なものということになる。
 しかしそれもちょっと違うような気がする。
 ハーモニーやリズムを変えると、好きな曲でも雰囲気が違って聞こえる。
 好きではなくなってしまうのだ。
 ということは、曲の好き嫌いに、ハーモニーやリズムも関係してくるということだ。

 要は、メロディや歌詞をメインに、ハーモニー、リズムがあってこその、好きな曲ということか。
 所謂、編曲というやつだね。
 アカペラで歌うより、伴奏の和音やリズムがつくほうが、曲の訴求力が上がるということだね。 
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君はマーク・ボランを知ってるかい?

2015年07月20日 14時18分54秒 | 音楽

 70年代初頭のミュージック・シーンに突如現れたグラムロック。
 その代表格はマーク・ボラン率いるT・レックス。
 
 中性的で金ぴかなコスチュームで奏でるは、当時の骨太のヘビーロックとは一線を画す、シンプルなビートと薄っぺらな電気的なノイジーサウンド。
 その近未来的、世紀末的な、かつ嘘っぽく、不定愁訴を醸すようなサウンド。
 新しいが、どことなく懐かしさも感じる、他のジャンルとは明らかに異質なサウンドが、当時マーク・トウェインの金ぴか時代や、サリンジャーやフィッツジェラルドに凝っていた私の心の琴線に触れた。

 アルバムを買って聴いているうちに感じたのは、決して主流になることはなく、長続きしそうにもない脆さと、刹那的な享楽の悲しみだ。
 ロックの過渡期の一種の徒花的サウンドだ。
 そんなことは最初からわかりきっているという潔さと、独特の発声で歌いまくるマーク・ボランが狂おしいほど愛おしかった。
 
 そして思ったとおりブームは短命に終わり、マークも29歳の若さで自動車事故により、永遠の20世紀少年になってしまった。
 浦沢直樹の「20世紀少年」がマーク・ボランへのオマージュであるとしたら、あれはちょっと違うだろうと言いたい。

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