★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

久々に関心高まる総裁選

2024年08月23日 13時26分45秒 | 徒然(つれづれ)
 自民党総裁選が近年になく候補者乱立で、巷の関心も高まっているようだ。
 下手をすると、競馬予想より難解で面白いかもしれないね。
 まさに歴戦の古馬に三歳馬、牝馬が挑む、夏競馬の様相だ。

 裏金問題を契機に、麻生派を除く派閥が解散して、派閥主導の選挙戦の色が薄まるのだろうか。
 はたまた、派閥解散は上辺だけで、旧派閥間の水面下での争いになるのだろうか。

 候補者を見渡しても、総裁選で過半数を獲得できそうな候補はいないよね。
 第1回投票での上位2名による決選投票が確実視されているようだ。

 野次馬的には、高市早苗女史が総裁、首相になり、2ヵ月遅れで決まるアメリカ大統領選挙で、カマラ・ハリス女史が当選すれば痛快だね。
 そうなれば、日米そろって女性首相、女性大統領という、前代未聞の快挙となる。

 政治に変化を求めるのであれば、それくらいの変化があってしかるべきだよね。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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モノラルからステレオへ

2024年08月23日 07時41分36秒 | 徒然(つれづれ)
 ビートルズを聴き始めたのは中学2年の頃、西暦で言うと1968年頃だ。
 当初はトランジスタ・ラジオから流れるのを聴いていたが、高校生の先輩からレコードを借りるようになってからは、レコード・プレーヤーで聴くようになった。
 まだ、辺境の田舎町では、レコード・プレーヤーのことを、祖母は蓄音機、母親は電蓄と言っていた時代だ。

 ステレオで聴くようになったのは、高校生になってから、親が家具調のアンサンブル型ステレオを買ってからだ。
 一応、左右のスピーカーから音は聴こえたが、モノラルのレコード・プレーヤーとの格段の違いは感じられなかった。

 ステレオで聴いた時の迫力やクリアさをもってしても、レコード・プレーヤーで聴いていた時の感動を上まわることはなかった。
 下手をすると、プリミティブな躍動感を損ないかねない気がしたのは私だけだろうか。

 それは大学生になって、モジュラーステレオで聴くようになってからも同様だ。
 音を左右に分けるのは、ステージでの立ち位置を考慮したのだろうが、スタジオ録音のレコードに立ち位置は関係ないはずだ。
 それを無理やり左右に分けて再生し、バーチャルなステージ感を出すようなものだ。

 一度、金持ちのオーディオ・マニアの先輩の、マッキントッシュのアンプを通し、JBLのスピーカーから流れるビートルズを聴いた時も、大音量の迫力の違いはあったが、楽曲自体の劇的な違いは感じなかった。

 ビートルズの楽曲の、キャッチ―なメロディラインや斬新なコード進行、絶妙なハーモニーが、音量や音質、オーディオ機器の性能に左右されない、画期的で普遍的なものだったからだろう。
 20代にして、その史上まれにみる音楽性を、芸術の域にまで完結させたビートルズは、まさに奇跡の存在だ。

 そうやって完成された楽曲を、最新技術を駆使してリメイクした、リマスター盤やリミックス盤に至っては、原盤のダイナミズムが損なわれたように感じてしまう。
 過ぎたるは及ばざるが如し、というやつかもしれない。
 マニアの間で、アナログのレコードが重宝されるようになったのも、そんな経緯があるからではないだろうか。

 ビートルズをライブで聴けない以上、一番ライブに近いのが、良くも悪くもレコードだろう。
 YouTubeで過去のコンサート動画は観られるが、あれは文字通り、"観る"がメインであって、"聴く"は補助的なものだ。
 レコードほど、ビートルズナンバーを聴いた、という気はしないはずだ。

 AIが進化すると、今は『ナウ・アンド・ゼン』のレベルだが、ビートルズのすべての楽曲から取り出した音源をミックス、加工して、ビートルズの既存の楽曲が新たに再構築されるかもしれない。
 いわばアンドロイド・ビートルズだ。
 トランジスタ・ラジオから流れるビートルズが、ビートルズとの出会いの原点である私は、もはや時代遅れなのだろう。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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