第154回天皇賞予想

　先週で3歳馬のGⅠが終わり、今日は古馬の中距離GⅠ秋の天皇賞だ。
　府中の2000mに、内外GⅠ馬5頭を含む15頭が参戦だ。
　上位人気馬は実力伯仲、一長一短の混戦状態だ。

　まずはGⅠ馬5頭の死角を上げてみよう。
　エイシンヒカリは逃げ一辺倒で絡まれたら昨年同様惨敗の可能性あり。
　モーリスはマイルに限れば最強も、2000mは距離微妙。
　ラブリーデイは去年の覇者も、近走イマイチで去年の迫力なし。
　ロゴタイプの安田記念は展開利の勝利。皐月賞勝ちもあるが、府中2000mの距離は微妙。
　リアルスティールは遠征帰りの前走が距離不足もあるが、負け過ぎ。

　その他人気馬で、牝馬ルージュバックは、一気の相手強化で苦戦必至。
　アンビシャスは前走ルージュに完敗で、今回のメンバー強化では複勝圏内がやっと。

　下位人気馬は出る幕なしだろう。

　展開としては1番枠を引いたエイシンのマイペースでの単騎逃げが濃厚。
　逃げ切りの可能性は低いと思われるので、先行馬、または好位の差し馬が有利だ。
　1着馬を当てるのは難しいと思われるので、3着までに入りそうな馬という選択でいくことにしよう。
　1番人気エイシンヒカリは頭か着外しかないと思われるので、ここは着外と見て消しだ。
　昨年の1、2着、ラブリーデイとステファノスが意外に人気していない。これは紐で押さえだ。
　ここは複勝圏内は外さないと見て、アンビシャス、モーリス、リアルスティールを軸の三連単フォーメーションだ。
　
　<結論>三連単フォーメーション24点
　　　　1着③アンビシャス⑧モーリス⑫リアルスティール
　　　　2着③アンビシャス⑧モーリス⑫リアルスティール
　　　　3着③アンビシャス⑧モーリス⑨ルージュバック⑫リアルスティール⑭ステファノス⑮ラブリーデイ

　余談だが、秋の天皇賞、1枠1番、武豊、単騎逃げ戦法･･･エイシンヒカリにダブるのが、1998年の秋の天皇賞で、府中のターフに散った、悲運の快速馬サイレンススズカだ。
　あの悪夢の天皇賞が再現しないことを祈るばかりだ。

ガストの「特盛カキからドーーン」の誘惑

　ガストで「広島産牡蠣ざんまい」フェアを開催中で、その目玉として「特盛カキからドーーン」というメガ丼を提供していると、ネットで情報を得た。
　丼の内容が、大盛りライスの上に、カキフライ8個と鶏の唐揚げ4個に、山盛りキャベツがトッピングされているという。

　牡蠣大好きの私は、今週の土曜日に食べようと考えていた。
　たまたま今日の昼食で、行きつけの店の大エビフライ定食を食べた。
　他店に類を見ない大振りのブラックタイガー2尾で、さすがに食後は胃がもたれ気味だった。

　その伝からいくと、カキフライ8個と、その上に唐揚げ4個となると、食べられるか不安になってきた。
　実際のボリュームがわからないので、ネットで実食者のコメントを見てみた。
　結構、丁寧なコメントが多く、その中にカキフライをナイフで切って、その断面の画像をアップしているのがあった。
　よく見ると牡蠣は小さく、分厚い衣でくるまれていた。
　ファミレスのやりそうなことだ。

　それを見て一気に気が萎えた。
　大きいとはいえ、2尾のエビフライで胃もたれするくらいだから、分厚い衣のカキフライ8個はとうてい無理だと感じた次第だ。

拙著『雑用係長』発売中

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　城田弘樹は美容化粧関連の卸売商社の係長だ。
　同じ部署に、38歳の城田とは15歳違いの、53歳のベテラン係長、大岩優作がいた。
　実務のリーダーの城田と違い、大岩は出世コースから外れた、係長歴18年の雑用専門の冴えないロートルだった。

　課長の白井に聞いたところによると、大岩は昔は気鋭の係長で、部署の基盤を築いた功労者だったが、ある一件を境に雑用専門の係長に成り下がったらしい。
　そんな大岩のことを、少しずつ知るに従って、城田にはある疑念が生まれる。

　サラリーマンの日常業務を背景に、出世や派閥、社員間の繋がりの希薄さなどを、城田の目から見て描く、ミステリー要素を散りばめたビジネス･ノベルです。

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天神橋筋1丁目、2丁目の逆襲

　久しぶりに天神橋筋商店街の1丁目、2丁目を歩いた。
　南森町の国道1号線より南のエリアだ。
　いつも賑やかな3丁目から6丁目のあたりは歩いているが、初詣と天神祭りの時期以外は人通りも少なく、寂れた雰囲気の1丁目、2丁目はとんとご無沙汰だった。

　それが、なんということでしょう、劇的ビフォーアフターではないが、街の様子が一変しているのだ。
　まず人通りが以前の倍以上に増えている。
　理由は明らかだ。
　関西の飲食業界の風雲児、フジオフーズ系列の店を筆頭に、新規開店の飲食店が異常に増えているのだ。
　それも小洒落た外観のカラフルな店舗ばかりだ。
　昔からの店舗もそれなりに改装して頑張っている。歩いていても心が躍る。

　集客には、やはり飲食店の誘致が一番手っ取り早い。
　もともと大阪天満宮を擁する、天神橋筋商店街の代表的なエリアだけに、長年の寂れ方は、地元の人たちにとっては忸怩たる思いがあったに違いない。

　月末にはハロウィン･ストリートなる催しも予定されているようだ。
　今後はまめに実食して、それぞれの飲食店の味をチェックすることにしよう。

第77回菊花賞予想

　秋華賞はドンピシャリの予想で、三連単95,520円の高配をゲットだ。
　菊花賞も勢いそのままにゲットしようと思う。

　出馬表を見て目に付くのが、秋華賞とのビックリするほどの類似性だ。
　抜けた2強、東西のトライアルからの出走馬の数だ。
　秋華賞はビッシュとジュエラーの2強、菊花賞はサトノダイヤモンドとディーマジェスティの2強。
　秋華賞は西のトライアル、ローズステークスから5頭、東のトライアル、紫苑ステークスから8頭、菊花賞は同じく西の神戸新聞杯から8頭、東のセントライト記念から3頭の出走だ。
　秋華賞ではトライアルに出走せず、500万、1000万を連勝した上り馬ミエノサクシードが穴人気したが、菊花賞でも同じローテーションのウムブルフ、ジュンヴァルカン、シュペルミエールが穴人気しそうだ。

　秋華賞の結果は、1着が紫苑ステークス2着のヴィブロス、2着が紫苑ステークス5着のパールコード、3着がローズステークス3着のカイザーバルだ。
　　この伝からいくと、菊花賞も2強が飛び、トライアルの東西が逆になるが、神戸新聞杯2着のミッキーロケットが1着、同5着のエアスピネルが2着、セントライト記念3着のプロディガルサンが3着という結果になるはずだ。
　何ということでしょう。匠の技だ。

　しかし、JRAもバカではない。そんなお遊びみたいなことをやるはずはない。
　そうはいっても、どこかにさりげなく関連性を入れてくるか、全く正反対の結果で、2強のマッチレース、3着はトライアル出走馬以外というのも考えられる。

　関東馬は過去10年連対なしで、3着もたったの2頭と、超低迷状態だ。
　東西のトライアルでは、複勝圏内30頭の内、神戸新聞杯組が20頭と、東のセントライト記念組の5頭を圧倒している。
　
　ここは2強は紐に下げ、神戸新聞杯2、3着のミッキーロケット、レッドエルディストを軸に、過去2回3着がある兵庫特別1着のシュペルミエール、掲示板を外さないエアスピネル、セントライト記念3着のブロディガルサン、西の上り馬ジュンヴァルカンを紐の三連単マルチで勝負だ。

<結論>三連単マルチ36点
　軸⑦レッドエルディスト⑧ミッキーロケット
　紐③サトノダイヤモンド④シュペルミエール⑥ディーマジェスティ⑬エアスピネル⑯ブロディガルサン⑰ジュンヴァルカン

　

【競馬】第21回秋華賞予想

　三歳牝馬の三冠最終レースだ。
　1番人気が予想されたオークス馬シンハライトの回避で、俄然混戦モードだ。
　上位人気馬はそれぞれに死角があり、下位人気馬の突っ込みも期待できる。
　前売りオッズでは、ビッシュが2.8倍で1番人気、ジュエラーが4.2倍で2番人気、ヴィブロスが9.2倍で3番人気、あとは10倍台以上だ。

　過去10年のデータから、前走中山で走った馬は複勝圏内皆無だ。
　トライアルの紫苑ステークス組(今回8頭出走)が中山だけに気になるデータだ。
　また前走6着以下だった馬(今回5頭)は、複勝圏内5.5%と苦戦している。
　前走トライアルのローズステークス組が、複勝圏内30頭中19頭を占めている。

　1番人気のビッシュは、前走優勝とはいえ中山競馬場でのもの。
　小柄な馬で長距離輸送も気になる。
　2番人気のジュェラーは骨折明けとはいえ、前走のトライアル11着の大差負けは気懸かりだ。
　この両馬は紐候補止まりだ。

　データから浮かび上がる有力候補は、ローズステークス、2、3着のクロコスミアとカイザーバル、阪神2連勝の上り馬ミエノサクシードだ。
　その他では、前走が中山というのが気になるが、2000mと阪神の実績からパールコードとヴィブロスだ。
　前述5頭の内、クロコスミアは11戦と使い過ぎ、ミエノサクシードは格下ということで、残り3頭を軸に馬券は組み立てたい。

　<結論>三連単フォーメーション24点
　　1着③パールコード⑦ヴィブロス⑮カイザーバル
　　2着③パールコード⑦ヴィブロス⑮カイザーバル
　　3着③パールコード⑦ヴィブロス⑮カイザーバル②ジュェラー⑩ビッシュ⑭ミエノサクシード
　

【競馬】第67回毎日王冠予想

　秋のGⅠシリーズの中休み、GⅡ毎日王冠だ。
　来週の秋華賞に向けての資金稼ぎ、予想のウォーミングアップだ。

　今週は変則日程で土日月の3日間開催で、最終日は京都大賞典も控えているが、そちらのほうは頭が堅そうなので妙味がない。
　それに比べ毎日王冠はドングリの背比べ状態で、何が来てもおかしくなく、配当的妙味も充分だ。
　
　前売りオッズでは紅一点のルージュバックが1番人気、ルメール鞍上の4歳牡馬アンビシャスが2番人気、5歳牡馬のステファノス、7歳牡馬のディサイファがそれに続く。
　あとの馬も実力、状態的には大差ない。

　人気馬の気になる点を上げてみよう。
　まずはルージュバックだが、前走GⅢで並みいる牡馬を蹴散らしての優勝で人気だが、今回は相手が揃っている。
　アンビシャスは前走GⅠとはいえ、ブービー負けはいただけない。
　ステファノスは堅実駆けもパンチに欠ける。
　ディサイファは7歳という馬齢と、最近勝ち味の遅い鞍上が気になる。
　
　こんな時は人気馬は紐に落とし、一発狙いの穴馬探しだ。

　浮かんでくるのが5番人気のロゴタイプ。
　GⅠ3勝馬にしては人気がなさ過ぎる。
　前走8番人気での安田記念勝ちが、展開利を味方につけたフロック勝ちと見做されているのか。
　もう1頭はウインフルブルーム。
　前3走のオープンクラスを連対駆けだ。前で競馬ができるのも強みだ。
　この2頭を1着と3着に固定して、人気4頭と逃げ馬マイネルミラノを2着固定の、サンドイッチ馬券で勝負だ。

　<結論>
　三連単フォーメーション10点
　1着⑨ロゴタイプ⑪ウインフルブルーム
　2着②ステファノス⑤ディサイファ⑥マイネルミラノ⑦アンビシャス⑩ルージュバック
　3着⑨ロゴタイプ⑪ウインフルブルーム

【競馬】第50回スプリンターズ･ステークス予想

　秋のGⅠの幕開け、スプリンターズ･ステークス。
　快速自慢の秋の短距離王決定戦だ。

　暮れの有馬記念まで続く秋のGⅠシリーズにおける、私のツキを占う重要な一戦だ。
　過去記事で宣言した通り、1番人気馬を2着に固定のフォーカスで攻めてみようと思う。

　その1番人気馬は春の短距離王、ビッグアーサーだ。
　前走のセントウル･ステークスでは、それまでの戦法とは一転、果敢な逃げで圧勝劇を演じ、その自在脚質で、向かうところ敵なしの感をさらに強めた。
　普通であれば、1着固定で紐穴狙いが順当な買い方だ。

　しかし、競馬には絶対はない、という格言もあり、紛れが期待できる短距離とあれば、2着固定もありだろう。
　ここは、ビッグアーサーと直接対決していない、勝負付けが済んでいない馬を1、3着に据え、3着には穴馬も追加する。

　<結論>
　
　　三連単30点
　　　1着⑤シュウジ⑥ベルカント⑬レッドファルクス
　　　2着①ビッグアーサー
　　　3着②ブランボヌール④ソルヴェイグ⑤シュウジ⑥ベルカント⑦スノードラゴン⑪ダンスディレクター⑫レッツゴードンキ⑬レッドファルクス⑭ウリウリ⑮ミッキーアイル⑯ネロ