★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

惜別の詩

2014年03月31日 19時05分47秒 | 徒然(つれづれ)
今日で弥生三月も最終日。
年度末で、定年退職の諸先輩方が去っていく日だ。
サラリーマン生活に終わりを告げて、再就職する人、楽隠居を決め込む人、趣味や旅行や、今までできなかったことを計画している人・・・それぞれの第二の人生が待っているようだ。そんな先輩方に贈る惜別の詩を作ってみた。


 『想い出モザイク』
  
 電車の窓から見える街
 ビルの谷間の人の波
 新聞の見出し暗い記事
 携帯電話の着信メロディ

 そんないつもの朝が
 心に染みる
 今日でお別れ
 さよならだから

 毎日通った同じ道
 商店街のアーケード
 公園通りの桜の樹
 コンビニ横の喫茶店

 そんな見慣れたものが
 心を揺らす
 今日でお別れ
 さよならだから

 残業の後のやるせなさ
 エレベーターに染みついた夜
 行きつけの店のカウンター
 明日を気にして飲んだ酒

 そんな苦しい日々が
 心に残る
 今日でお別れ
 さよならだから

 人生を語る人がいた
 青春を語る人がいた
 心を開いた人がいた
 喧嘩別れした人も

 そんないろんな人が
 心に浮かぶ
 今日でお別れ
 さよならだから
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"断捨離"の捨を実行してみた

2014年03月14日 14時44分22秒 | 徒然(つれづれ)
 炭水化物抜きダイエットのおかげで、あろうことかウエストが7~8cm細くなった。

 喜ばしいことだが、今まで穿いていたパンツが軒並みブカブカになってしまった。
 タンスの中から1本づつパンツを出して穿いてみたところ、15本中、最近買ったものを除くと、11本がウエストが大きすぎて着用に耐えないことが判明した。その中でスーツのパンツが3本あり、当然上着のほうも単体では着用できない。

 そこでこの際、今流行の断捨離のうちの捨をやろうと思いついた。
 前述のパンツ11本とスーツの上着3着、ついでにジーパン2本、セーター2着、シャツ3着が対象となった。
 ほとんどは買値の元を取れるくらいには着古していたが、2~3回しか穿いていないパンツもあり、どうしようか迷ったが、これでいいのだと決断し、涙を飲んで捨てることにした。

 5個のゴミ袋の山とタンスのスッキリした空きスペースを見ると、何か清々しい気持ちになってきた。

 物は決断すれば簡単に捨てられるが、いらない記憶はそういう訳にはいかないというのがもどかしい。
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吉野家レビューを中原中也風に書いてみた

2014年03月12日 20時53分57秒 | 徒然(つれづれ)
朝、鈍い日が照ってて
風がある。
千の天使が
バスケットボールする。

私は目をあける、
悲しいかな空腹だ。
もう久しく食べてないあれを
今日は食べに行く。

私は家を出る、
あの店までは遠い。
もう15分も歩いたが
あの店はまだ遠い。

私はくたびれる、
公園のベンチに座る。
もう太陽は高い
あの店までもう少し。

私はたどり着く、
オレンジ色のあの店。
カウンターに座って
オーダーする。

「牛丼 並 ご飯少なめ つゆなし」

朝、鈍い日が照ってて
風がある。
千の天使が
バスケットボールする。

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コーンパイプ吸い潰し

2014年03月09日 20時20分06秒 | 徒然(つれづれ)
 先日買った2本のパチモンコーンパイプに、とうとう引導を渡してしまった。
 
 買った時から表面の石膏塗装もなく、底には無数の穴が開いていた。
 万能接着剤と水飴灰での補強の甲斐もなく、喫煙中は底やボウルの表面から煙が漏れ放題。

 煙草の味も味わえなくなり、これは過燃焼により昇天させるしかないという結論に至る。本日底が抜けるまで強烈なブロー&ブレスを繰り返し、その寿命を強制終了させてしまった。

 残念だったが、収穫もあった。

 コーンパイプはミズーリの石膏塗装物で、底が補強されたものに限る。
 新品のボウルの内側には水飴灰を塗る。特に底は煙道口の高さまで厚く堆積させる。
 煙草葉はできるだけ緩く詰め、タンピングで燃焼を調節する。
 ブロー&ブレスは極力弱く。

 よし、近日中にミズーリのコーンパイプを買いに行こう。
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あの頃の喫茶店

2014年03月08日 10時17分27秒 | 徒然(つれづれ)
 昭和48年、大学生活を京都でスタートさせた。貧乏学生で暇だけは持て余していた。暇つぶしは喫茶店で粘る事。今でこそ喫茶店とは縁のない生活だが、あの頃は学校で友達に会うと「茶、行こか」で、よく行ったもので、喫茶店という言葉は、僕らの青春のキーワードのトップランキングのひとつだ。

 よく行った喫茶店を列挙してみたい。
 まずは四ノ宮の下宿の近くの「トップヒル」。バイトのお姉ちゃんが美人で、ホットミルクをよく飲んだ。四ノ宮駅そばの「プランタン」は、夜専門に通ってジュークボックスで当時の流行歌を聴いていた。ガロの「学生街の喫茶店」もここで初めて聴いた。

 河原町のジャズ喫茶「ビッグボーイ」や、四条木屋町のフォーク喫茶「琥珀」では、コーヒー1杯で何時間も粘ったものだ。ロココ調でゴージャスな紅茶の「リンデン」は河原町での待ち合わせに使っていた。

 出町柳駅の前の「カミ家珈琲」は、当時からレトロ調の雰囲気で、いつもモーニングを食べていた。コーヒーが好きでもない僕にとって、唯一美味しいと感じられる珈琲を出していた。

 大学近くの「わびすけ」は、そこはかとなく京風の格調が漂い、「ほんやら洞」はサブカルの聖域で、客にはヒッピーくずれや外人も多かった。新町学舎そばの「スペース」はフォークソング同好会「とんがりぼうし」の連中の溜り場だった。「デューク」はいつもビートルズナンバーをかけていた。

 三宅八幡前の「ピア」は、若後家さんがやっていた店で、バターライスが絶品だった。八幡前には若い夫婦が始めた「サンジェゴ」があったが、半年で潰れてしまった。

 昔はそれぞれの喫茶店に趣向を凝らしたマッチ箱が置いてあり、それを集めて下宿の壁に並べて眺めては悦に入っていたものだ。

 今はほとんどの喫茶店がなくなっている。
 僕らの青春の居場所達は、想い出の中にひっそりと佇んでいるだけだ。
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缶コーヒーをカートン買い

2014年03月02日 22時43分30秒 | 徒然(つれづれ)
 ローソンのPontaカードのポイントを集めている。
 
 2月初めに、缶コーヒーを50本買うと900ポイントプレゼントというキャンペーンがあり、本来コーヒーはあまり好きではなく、缶コーヒーを買うことなどなかったが、今回は事あるごとに買うことにしていた。

 1ヵ月のキャンペーン期間も終盤に入り、22本しか買えておらず、先日30本入りのカートンを大人買いした次第。
 ちょうどサントリーBOSSがローソンで10ポイント付加期間中で、キャンペーンポイント900、付加ポイント300、通常ポイント30、来店ポイント1、5日間来店ポイント150で、合計1381ポイントをゲットした。

 今後しばらくは缶コーヒー漬けの日々だ。
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日曜日の至福

2014年03月02日 13時51分20秒 | 徒然(つれづれ)
 二日酔い気味の日曜の遅い朝、空腹に急かされて足は王将へと向かう。
 午前11時の開店直後の王将に一番乗りだ。日頃混雑している店内も、この時間だと静かで、まるで異空間だ。

 餃子二人前とニラレバ、瓶ビールをオーダーする。待つことしばし。料理が運ばれてくる。まずはビールをゴクゴク。夜と違い、昼間のビールにはそこはかとなく清涼感が伴う。餃子ひとつづつにラー油を落とし、タレを回しかける。餃子はふた口で食べ、二個食べるごとにニラレバをつまみ、ビールで口をすすぐ。味わいなれた味だ。すべてが旨い。

 このひと時は、何事にも変えがたい至福の時だ。店内に流れるJポップの女性ボーカルが心地よい。先週の疲れが洗い流され、明日からの一週間の英気が養われるようだ。
 たっぷり30分程かけて食事を終える。餃子倶楽部カードと餃子無料券を出して勘定を済ませる。

 さらば王将、また来週の日曜日に会おう。
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