★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

老害と老益

2024年08月29日 10時51分54秒 | 徒然(つれづれ)
 物言えば唇寒し秋の風、とはよく言われる。
 何事においても、余計なことを言うと、得てして災いを招きかねないということだ。

 高齢者、いわゆる老人においてはそれが顕著で、老害とも言われる。
 人間、歳をとると、自制心が弱まり、ついつい思っていることが口に出てしまう。
 褒め言葉や共感であれば問題ないけど、批判や非難めいたことだと、あらぬ反感を買ってしまう。

 それをして老害と言われる所以だろう。
 逆に、褒め言葉や共感は老益とは言わない。
 たぶん、その発音から労役と取られるからかもしれないね。
 
 前期高齢者の私も、それらを肝に銘じて、余計なことは極力言わないようにしている。
 しかし、ある程度以上酒が入ると、気が緩み、無意識に老害的な言動をしてしまっていることもある。
 酒席での無意識ゆえに、自身の記憶には残らないけど、相手は憶えているんだよね。

 対策は、常日頃、沈黙は金を心掛け、酒席の際には、あらかじめ、老害的なことを言うかもしれないけど、本意ではないんで聞き流してね、と一言前置きすることだね。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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