★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

褒めて伸ばす

2024年08月24日 10時57分41秒 | 徒然(つれづれ)
 人間誰しも、多かれ少なかれ、自己顕示欲、承認欲求があるよね。
 それは、意識するしないにかかわらず、いわば本能的なものだ。

 その欲求は、伸びしろのある若い時であれば、ピンは、世に出たい、ビッグになりたい、キリは社内や仲間内で目立ちたいという願望に繋がる。
 そうなるためには、当然、当人の能力や努力はもちろん、まわりの人間の指導や手助け、アドバイスも必要だろう。

 私のように歳をとると、自身の実力や境遇を思い知り、高望みはしなくなり、若者の手助けやアドバイスをする側になる。
 人間、褒められて伸びる者と、叩かれて伸びる者がいると言われるが、大半は、前者だろうね。

 叩かれて伸びる者は、それなりのメンタルの強さや自省心を持っている者で、そんな若者はそう多くはないように思う。
 私自身、性格や経験上からも、そう確信している。
 
 この歳になれば、若者に接する際は、その発言や考え方を、少々気になるところがあっても、とにかく同意、肯定、褒めまくることだ。
 それで満たされた自己顕示欲、承認欲求は、さらなる高みへと彼らを導くだろう。
 彼らが方向性を誤りそうな時は、叩いて伸ばす側の人間に、方向修正させればいい。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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