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ゴジカ

 アオイ科(←アオギリ科)ゴジカ属の「ゴジカ(午時花)」。インド原産の一年草で日本には江戸時代には既に渡来していたようだ。午の刻(午前11時~午後1時)に開花することから名付けられている。花は夜には落ちてしまう一日花だが次から次に咲くので夏から秋に掛けて花を長く楽しめる。テレビ番組『プレバト』で夏井いつき先生の俳句指南を毎週楽しみに見ているが、この"午時花”は晩夏の季語のようだ。

♪♪あなたを思い出す この店に来るたび
  坂を登って 今日もひとり来てしまった
  山手のドルフィンは 静かなレストラン
  晴れた午後には 遠く三浦岬が見える
  ソーダ水の中を 貨物船が通る
  小さな泡も 恋のように消えていった
(『海を見ていた午後』
作詞・作曲・歌:荒井由実 昭和49年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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キンゴジカ・2~中山地区2

 中山地区の農道で見られる「キンゴジカ(金午時花)」。アオイ科キンゴジカ属の一年草(多年草とも)で正午頃に開花することでゴジカと同じように名付けられたが、ここでは午前9時頃には既に咲いている。東南アジア原産で関東地方以西に帰化している。花径は1.5センチほど。
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オオアワダチソウ・1~薬用植物園

 キク科アキノキリンソウ属の「オオアワダチソウ(大泡立草)」。北アメリカ原産の多年草で草丈は50~150センチ。同属のセイタカアワダチソウよりは小振りで花期は2~3ヶ月早い。セイタカアワダチソウの葉は毛がありザラザラしているが本種は無毛でざらつかない。セイタカアワダチソウのように大群落になることは無いが各地で野生化していてセイタカアワダチソウとともに外来生物法の要注意外来生物に指定されている。当地ではセイタカアワダチソウに追いやられ見ることは無くなった。これは東京都薬用植物園のもの。


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