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カリガネソウ・2~開花

 シソ科(←クマツヅラ科)カリガネソウ属の「カリガネソウ(雁草・雁金草)」。北海道~九州の山地に分布する多年草で草丈は70~80センチ。花期は8~9月でその姿から「ホカケソウ(帆掛草)」の別名がある。この花弁にポリネーターのハナバチなどが止まるとその重みで花が垂れ下がりハチの背中に花粉と柱頭が付き受粉する仕組みになっている。
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フクシマシャジン・2~開花1

 奥高尾“日影林道”で咲いている「フクシマシャジン(福島沙参)」。キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で草丈は50~80センチ。ツリガネニンジンに似ているが花は輪生せず花の形が鐘形よりやや円錐形に近い。また萼片が糸状鋸歯状でなくやや広い披針形で全縁になる。花はソバナにも似ているがソバナの花柱は花冠に隠れ気味で短いが本種の花柱は花冠より長く飛び出ている。また葉は茎に互生し葉に長い葉柄がある。
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ジャコウソウ・5~葉

 シソ科ジャコウソウ属の「ジャコウソウ(麝香草)」。山野の沢沿いややや湿った場所に生える多年草で7~9月に葉腋に長さ4~4.5センチの唇形花を数個付ける。名前に"麝香”と付くのでその香りが気になるところだが、花は無香で葉を揺すっても全く匂わない。葉を少し揉んでみると微かにシソ科らしい爽やかな香りがあったが、これはシソ科植物では普通のこと。やはりこの名前は『?』ではある。
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