goo

ミヤマナルコユリ

 小山内裏公園“鮎道”で見掛けた茶色い縞の入った葉。葉の下に小さな蕾が出来始めているがナルコユリの仲間のようだ。ミヤマナルコユリの一種で園芸業界で“カラスバミヤマナルコユリ(烏葉深山鳴子百合)”として重宝されている種がある。これまで気付かなかったが、気にしていると、下柚木の雑木林、長池公園“ぼうけんの道”、堀之内沖ノ谷戸公園でも見つけた。
 しかし2~3週間後に、改めてその葉を見に来ると、縞模様の葉がすべて無くなっている。どうやら若葉の頃、葉緑素の生産が間に合わずに茶色の縞模様になっていたが、次第にその葉は普通の緑色になるようだ。つまりこれは普通の「ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)」との結論。ミヤマナルコユリはキジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ナルコユリ属の多年草。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« ウチワゴケ ミヤマハコベ »
 
コメント
 
 
 
ミヤマナルコユリの葉 (由木の住人)
2020-05-08 13:19:17
 こういう事情でしたか、上柚木の雑木林でもシマシマの葉を見た事があります。頭に入れておく事に致します。
 
 
 
由木の住人様 (多摩NTの住人)
2020-05-08 15:17:17
コメント有り難うございます。これはあくまでも素人考えです。気にしていたせいか早春にこの姿をたくさん見ましたが、今は全く見られなくなりました。
 
 
 
Unknown (ディック)
2020-05-08 21:24:08
>葉緑素の生産が間に合わずに茶色の縞模様になっていたが、次第にその葉は普通の緑色になる
へぇー、そういうことがあるのですか。
いろいろとおもしろいですね。
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2020-05-09 10:30:25
コメント有り難うございます。ヤマザクラやアカメガシワなど、若葉に葉緑素が少ないものがありますが、これもそういう類ではないかと考えた次第です。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。