元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ゼニアオイ・1~花
『銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする。』 ご存知、昭和45年に始まったテレビドラマ“細うで繁盛記”のオープニングで、主人公の加代(新珠三千代さん)が語る台詞。物語は、大阪の料亭の孫娘が戦後の没落で伊豆熱川温泉の旅館“山水館”に嫁ぎ、義父や小姑(富士眞奈美さん)のいやがらせに耐え、旅館を大きくしていくというもの。原作は花登筺さんの“銭の花”だった。当時、私は中学生で、母親が毎回、涙を流しながら見ているのを覚えている。ちなみに花登筺さんの作品には“番頭はんと丁稚どん”や“どてらい男”などがあり、女優の星由里子さんは3回目の結婚相手だった。
写真はアオイ科ゼニアオイ属の「ゼニアオイ(銭葵)」。ヨーロッパ南部原産の多年草で日本には江戸時代に渡来した。花が当時の銭貨ほどの大きさだったために名付けられた。強靭な性質でアスファルトの透き間など、悪条件下でも花を咲かせている。花弁に白色が混ざり、掌状の葉の切れ込みが深い種をウスベニアオイ(薄紅葵)として区別している。
写真はアオイ科ゼニアオイ属の「ゼニアオイ(銭葵)」。ヨーロッパ南部原産の多年草で日本には江戸時代に渡来した。花が当時の銭貨ほどの大きさだったために名付けられた。強靭な性質でアスファルトの透き間など、悪条件下でも花を咲かせている。花弁に白色が混ざり、掌状の葉の切れ込みが深い種をウスベニアオイ(薄紅葵)として区別している。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
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オープニングのセリフよく覚えておりましたねえ、
新玉三千代さんのゆっくりしたセリフ回しをよく覚えていますが、中身までは記憶にありません。
富士真奈美さんの意地悪ぶりは気分が悪かったです。
あの頃のテレビドラマは丁寧な作りで内容も面白かったけど、最近のテレビドラマは見る気がしません、
ゼニアオイは小さな花ですが、はっきりした模様で目立ちますね。
なかなか印象的な花です。
有用植物? ハーブ扱い?
楽 さんのブログにもいろいろ登場し、ずいぶんと仲間があるみたい。
写真のストックはあります。
そろそろ調べて整理して、自分の納得がいくように記事にしなくてはいけないようです。
ご主人が花登筺とは知りませんでした。
それに花登さんの有名なドラマを一度も見ておりません。
ちょっと時代のずれがあったのかもしれません。
ゼニアオイは空き地などに見かけます。独特ですね。
花登こばこさんも星由里子さんももう亡くなってしまいましたね。
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