ときどき、勝っていながらその取り口に「イケね」って表情をして舌を出すチャーミングな白鵬は、まだ24歳。昨日の全勝対決は1コ上の日馬富士との長くいい勝負をしたように見えましたが、実は慎重にコトを運んだに過ぎず、並の力士なら食らう日馬富士の練られた技を余裕で返し、最後は派手にすそ払いで始末。あらためて、彼がモンゴル相撲出身力士だと思いしらされ、寄り切り中心の、保守的横綱相撲の美意識の中だけに生きているのではないこと、才能が露骨に開花している状態を思いしらさせれました。。
かたや朝青龍28歳も、主役は譲らんと、前半での1敗にもめげずモチベーションをキープ、下手投げを乱暴に決め、今場所の高いテンションを維持し続けており、千秋楽本割で負ければ自身の持つ35連勝の記録を破られることもあってなのか、立ち会いの悪さは彼のただの個性ではないかと思われるほどの充実した土俵で、場所を盛り上げています。
スター、そしてライバルがあってこそが、業界繁栄の基本。あと2日、日馬富士が残りを連勝し、取りこぼしがなければ白鵬の優勝。明日朝青龍が日馬富士に勝つと、千秋楽が盛り上がります。ただ、結果はどうあれ今の白鵬は優勝にも連勝新記録にも相応しい横綱です。
かたや朝青龍28歳も、主役は譲らんと、前半での1敗にもめげずモチベーションをキープ、下手投げを乱暴に決め、今場所の高いテンションを維持し続けており、千秋楽本割で負ければ自身の持つ35連勝の記録を破られることもあってなのか、立ち会いの悪さは彼のただの個性ではないかと思われるほどの充実した土俵で、場所を盛り上げています。
スター、そしてライバルがあってこそが、業界繁栄の基本。あと2日、日馬富士が残りを連勝し、取りこぼしがなければ白鵬の優勝。明日朝青龍が日馬富士に勝つと、千秋楽が盛り上がります。ただ、結果はどうあれ今の白鵬は優勝にも連勝新記録にも相応しい横綱です。