夕方テレビのニュースを見ていると天然のスケートリンクが紹介されていました。
下諏訪の秋宮リンクというそうです。
なんでも日本スケート発祥の地の一つと。
その解説を聞く前に、画面をみてはっと感じるものがありました。
どうも以前みたことがあるのです。何時だったか・・・・
思い出しました。
それは以前ブログに書いたことがある金山平三の「下諏訪のリンク」の空気感と非常に似ているのです。
空気感というと漠然としていますが、日射し、影のでき方、空気の色などなど独特のものだと思うのです。
写真をやる方なら分かると思うのですが・・・・・
金山画伯が描いたのはきっとこのリンクだと一人合点しているのでした。
何時か訪れてみたいです。
谷崎潤一郎「春琴抄」を読みました。
本当に遅まきながらですが、読んでいない名作を読むのが今年のテーマなんです。
題名から若い頃の作品と誤解していましたが、４７歳の作品です。
有名作品ですから、粗筋は知っていました。
ほとんどの粗筋の紹介は、佐助の春琴に対する純愛という感じで強調されていました。
教科書に取り上げられるような側面ですね。
それを陽とすると読んでみた印象は陰翳、より婉曲なエロティシズムがテーマなのだとわかりました。
自分も歳をとって立派なエロおやじになったから理解できたのでしょう（笑）
視覚の閉ざされた世界で繰り広げられる佐助と春琴の被虐、加虐の愛。
具体的な性愛として書かれていないことが、かえって読者の想像力を喚起せずにはおきません。
新潮文庫２８６円（税別）です。
この価格で楽しめるのですから嬉しいです。
朝、娘を駅まで送りに行くとき、多くの交通指導員や警察官が街頭に立っていました。
そうか、今日は県１００キロ駅伝の日。
駅からの帰り道、外側車線から追い越しざまに少しランナーの姿を見ることができました。
広いストライドでぐいぐい進んで行く姿は、本当に美しいと感じました。
帰宅して、なんだかんだしているとお昼になり大阪国際女子マラソンが始まってしまいました。
そして重友選手が鮮烈な優勝。
そんな分けで自分も家でくすぶっていられない、と走りに出ました。
しかし調子が悪いので極力スピードを落としてＬＳＤ。
脹ら脛は痛みがあるものの大丈夫。ハムストリングスも問題ありませんでした。
１時間４５分。しばらくぶりの時間です。
スピードさえ出さなければ結構走れるようになりました！
昨晩は久しぶりの「こむら返り」で飛び起きました。
以前寝ながら「こむら返り」が起こりそうになると書きました。
伸びをすると起こるので、そのあたりの加減を覚えてからは起きませんでした。
ところが昨夜は突然でした。
これはもう飛び起きてストレッチするしかないですね（泣）。
おかげで右脹脛が筋肉痛。
今日のインライン練習は休みにしました。
整骨院で右ハムストリングスの治療（低周波）をしているとき、やはり右脹脛がこむら返りを起こしました。
その時先生は膝裏を指圧してくれたのですが、ツボにはまると大変痛かった記憶があります。
なんでもリンパが滞っているとのことでした。
その後自分で押してみるもツボが発見できませんでした。
今回の「こむら返り」も右ハムの故障で、右脚裏側に悪いものが流れている、あるいは滞っている感じです。
故障してみて初めて「体の声」を聴く必要を感じています。
今夜は歩こうかとも思いましたが、５キロのジョグにでました。
途中で道を横切ろうとしたところ、縁石に躓きコケてしまいました。
膝を打ちましたが、たいしたことは無く済みました。
久しぶりにコケました。
考えてみると普通の生活をしていると転ぶことはそうありません。
ところがインラインやアイスでは時々転びます。
私のようなド下手でなくても、結構上手な人も転びますよね。
日常生活では知らず知らずバランスを取ってしまう、そのバランスをあえて崩すことに人間は惹かれるのでしょうね。
スポーツでも、芸術でも・・・・・身体を動かし、心を動かす。
意識していないと苔が生えます。
ところで、今夜のジョグは３キロ地点で右ハムストリングスがぷるぷる言い出しました。
よって歩きに切り替えました。
それでも良い汗をかきました。
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