モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

秋、酒蔵にて 

2012-10-30 | 読書、芸術

28日、中之条町で開催されている展覧会「秋、酒蔵にて」を観てきた。

中之条町にある旧廣盛酒造の酒蔵で開催された。

木工や陶芸、漆芸等の作家16人による展覧会。

テーマは「銀河鉄道の夜」

各自が銀河鉄道の夜をモチーフとした作品を展示している。

感心する作品も多くあったが、何より酒蔵に感動した。

多分醸造用タンクが設置してあったスペースがメインの会場のようだった。

薄暗い照明に照らされた作品群以上に、蔵の剥げ落ちた漆喰、腐食した金属の扉の質感などに鳥肌がたった。

前日の木工展でも感じたのだが、作為が見えてしまっている作品は小さくてつまらない。

自然の偶然や、人間が作ったものでも上記の蔵のように経年変化にさらされたものが持つ力には遠く及ばない。

 

 

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足利乾ギャラリー ~木で描く音楽の世界~

2012-10-29 | 読書、芸術

友人と足利市にある乾ギャラリーに行ってきた。

「木で描く音楽の世界」、木工作家吉田直樹さんの展示。

本を開いたような形態の作品が多かった。

右の頁にバイオリンやチェンバロのフィギア。

左の頁に楽譜をあしらったもの。

BGMでバッハなどが流れていたが、木工作品の雰囲気と音楽がマッチしていて興味深かった。

氏は八ヶ岳の麓、富士見に工房を構えているそうだ。

今年はブルべで何度かその近くを行き来した。

そんなことや、山のことなどでしばし話が弾んだ。

自転車で訪ねてみたいものだ。

 

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人助けならぬ鳥助け

2012-10-26 | 自然その他

昨日ジョグをしていたら、キジバトと思しき鳥が梅の古木(大きく枝を広げている)に飛び込むのが見えた。

のんびりしたキジバトにしては素早い動きだなと思った瞬間。

大きな鳥がキジバトとは反対方向から飛来し、梅の木を過ぎて急旋回。梅の木の中に突っ込んでいった。

刹那、その鳥と目が合った。

大鷹だった。

好い目をしていた。

私はあまりの精悍さにしびれて立ち尽くしてしまった。

キジバトは捕食されてしまうのか?

空中では大鷹には勝てないが、枝を張り巡らした樹木のなかでは勝手が違ったようだった。

近くに人間がいることもあり、大鷹はキジバトを深追いせず悠然と山に戻っていった。

一分にも満たない間の出来事だった。

自分は押し並べて鳥が好きだ。中でも猛禽は大好きだ。

しかし、自分は猛禽にはなれない気がする。

猛禽ではないけれど、その習性から小さな猛禽と呼ばれるのがモズだ。

自分にはちょうど良いので名乗っている。

 

 

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チューブラータイヤ投入 タキザワ手組ホイール

2012-10-21 | スケート、自転車その他スポーツ

前々から考えていたチューブラータイヤを購入した。

チューブラータイヤは一般的なタイヤ(クリンチャータイヤ)とは使用するリムがことなる。

つまりホイール(当然外周部リムや回転の中心部分ハブ、スポークも必要)も新しく購入しなくてはならない。

自転車の世界は、部品が軽量になればなるほど高価になる仕組みになっている。

100g軽量化するのに1万円以上はざら。

自分のような貧民は、コストパフォーマンスを重んじる、いやコストと少しのパフォーマンスしか選択できないのだ。

タキザワのカタログから、105のハブ、HOSHIのスポーク、アラヤサンタナ(軽い!安い!)ハブの組み合わせセットを注文。

前後セットで15,780円!!重量1,640g!!

自分で手組を考えたが、あまり軽量なリムでは振れが取れにくいようなのと、このセットがあまりにコストパフォーマンスがいいので自作案は放棄。

参考までにタキザワカタログ価格比較

EASTON EC90SL tublar 1,250g 236,200円

Tecno air TA-20 tublar 1,392g 61,500円

FULCRUM RACING3 1,595g 52,900円

チューブラーは初めてだが、今はチューブラーテープ(両面テープ)で接着する方法があるので入りやすい。

リムに張り付けて、外側の(つまり上面の)フィルムを張ったままタイヤを装着する。

タイヤのセンターを決め(タイヤを回りしながらブレを修正)、最期にフィルムを引き抜いてゆく。

心配するほどのこともなく終了。

先日ロングライド用に25cを履かせていたのだが、細身のチューブラー(21c)を履かせると精悍な装いになる。

夕方短時間試し乗りをしてみた。

なめらかな感じ、軽い感じはする。

短時間の乗車だったことと、自分は貧脚なので、皆が言うようにギア1枚軽くなるかどうかはまだわからない。

 

 

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ジョウビタキ初見

2012-10-19 | 自然その他

今日は市内のカフェで昼食。

初めて入ったが広い庭の感じのいいカフェだった。

ランチセットの紅茶。

左の砂時計がいたく気に入った。

もちろん黙って持ってきたりはしないが。

庭を眺めているとジョウビタキのオスが現れた。餌をとるとまた同じ場所に戻ってくる。

自分は鳥が好きで、中でも候鳥に愛着がある。

ジョウビタキは秋にわたってきて、春に帰ってゆく。

毎年10月の初旬に見るのだが、今年は少し遅いのかもしれない。

 

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