モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

雪中ウォーク

2012-02-29 | スケート、自転車その他スポーツ

朝から雪、雪、雪・・・・

今シーズン初の本格的な雪でした。

約20センチ程の積雪。

自分の家の周辺は北関東ですが雪はほとんど降りません。

空っ風で有名なほど。

少しの雪ならスタットレスタイヤで対応していますが、今日は歩いて仕事をしてみようと思いました。

ある所へ支払いがあるので(事情で現金を持参しています)銀行へ寄って出金し、そこを訪問しました。

やく7キロほどの道のり。

完全装備でちょっとルンルン気分だったのですが、甘かった。

足元が微妙に滑ります。

その滑る、止まるの衝撃が腰に来ることを初めて知りました。

目的地に着くころには腰が痛くなり、ため息交じり。

往復12キロほどになったと思いますが、疲れました。

トレーニングでの12キロと、ぐちゃぐちゃの雪道を12キロでは全然違います。

雪の日に歩いて仕事、はごく近距離にした方がいいですね、学びました。

この支払だけで午前が終わってしまい、もちろん午後は車で移動しました。

 

 

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川内メソッド

2012-02-28 | 自然その他

東京マラソンTV観戦しましたが、川内選手残念でした。

日本人トップの藤原選手はプロ宣言して独自の活動をしている選手です。

雑誌「ランナーズ」などで彼の活躍は少し知っていました。

昨年の東京マラソンは失敗してしまい、今回は瀬戸際だったと思います。

そして結果がでました。オリンピックはほぼ当確なのでしょうね。

その藤原選手が、川内選手から大変刺激を受けたと語っていました。

従来の練習方法とは全く違い、高負荷のレースに続けて参加する方法です。

藤原選手はこれを「川内メソッド」とよんでいましたね。

あまりにもレベルの違う話なので私には分かりませんが、一夜明けて丸坊主になった川内選手をみて、これこそ「川内メソッド」だと思ったのでした。

潔さ、古くささ(練習方法ではないですよ)、頑固さ・・・・形容する言葉は幾つも思いつきます。

まるで古武士の様です。

この辺りが私にとっての「川内メソッド」。

少しでも見習いたいです。

 

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文学講座 ~前衛短歌の旗手 塚本邦雄

2012-02-26 | 読書、芸術

県立施設「土屋文明記念文学館」で行われた文学講座に出席してきました。

演題「古典和歌と前衛短歌の旗手・塚本邦雄 写生でも主観でもなく」

演者は電気通信大学教授 島内景二氏でした。

氏は塚本邦雄の弟子で歌人、源氏研究者。

塚本はモダニズムと古典(特に新古今和歌集)を武器に、写生を追求してメインストリームだった「アララギ」に対抗します。

定家の新古今和歌集から虚構、主観に基づく新たな「リアリズム」、新しい価値観を創造したのです。

それが塚本の前衛短歌だったという事のようです。

浅学の身ですが、いくつか読んだ彼の短歌や小説(のような詩?)は確かに難解でした。

しかし、そこには物語があるのです。

自分が学生だった時、万葉は新古今和歌集などより上だ、と言う価値観を刷り込まれたような気がします。

その後ずいぶんして啄木や寺山修司の短歌に興味を覚え、特に寺山は虚構と思わずそのまま信じるととんでもないことになりそうなものでした。

こんな世界もあるのかと楽しくなりました。

そして塚本の世界もそうなのです。

虚構、前衛という手法を使ってはいますが、その本質は深く人間の内面を歌っています。

今日の講演はそんな自分の考えを改めて整理してもらったようで大変楽しめました。

その後市内の喫茶店で、友人の息子さんがリーダーを務めるクラリネット四重奏団の演奏を珈琲、ケーキ付きで聴くことができました。

ああ、いい一日だった。

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トレッドミル寝落ち

2012-02-25 | スケート、自転車その他スポーツ

今日は雨模様だったのでトレセンで運動しました。

トレッドミルで2時間3分のLSD。

1時間を過ぎたとき、あまりの単調さに思わず眠気が・・・・

それほど強くはないのでかえったら昼寝をしようと思った矢先、ふと意識を失いました。

ほんの一瞬のことだったのですが、身体が斜めに。そして走行面の横のプレートへはみ出し走行。

バランスを崩しトレッドミルから落ちてしまいました。

はっと気付いて戻りましたけれど、周りの人からは奇異の目で見られたことは言うまでもありません。

運動しながら寝たのは学生時代、深夜の富士吉田駅から五合目へむかって歩いた時以来です。

あの時は、数十キロの荷を背負いながら、意識をなくしたまま歩き、気がつくと数メートル先にいる自分に驚きました。

単調さには強い耐性があると自負しておりますが、それでもiPodなどを活用すればよいのかもしれません。

しかし、あのアイチューンストアーってのが大嫌いなのでダメなんです。

独占的な仕組みなどに与する自分を許せない・・・・ああ心が狭い(笑)

その他、ストレッチ、上半身のウエイト、バイクなど行いました。

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読んでみました 「暴風圏」佐々木譲

2012-02-25 | 読書、芸術

「暴風圏」佐々木譲 新潮文庫710円を読んでみました。

前に紹介した「制服捜査」と同じ北海道警察釧路方面広尾署・志茂別駐在所 川久保篤巡査部長が主人公。

「彼岸荒れ」と呼ばれる暴風雪が吹き荒れる道東志茂別の町は幹線道路が閉鎖され一種の密室。

その中で、逃走する強盗殺人犯、不倫を精算したい人妻、余命宣告され会社の金を持ち逃げした会社員など、人生の岐路に立った人達が描かれます。

彼らの人生が小説終盤で見事に収斂されてゆく様は小気味よい読み味です。

佐々木氏は川久保シリーズを「保安官小説」と言っているようですが、さも有りなんと思います。

映画も良いけれど小説の方がより想像力がかき立てられますね。

これからの川久保巡査部長の活躍が楽しみです。

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