モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

碓氷峠 かぎもとや蕎麦ツーリング

2013-05-26 | スケート、自転車その他スポーツ

今日26日は碓氷峠を通って軽井沢へ蕎麦を食べに行ってきました。

碓氷峠(旧道)の眼鏡橋。先日もアップしましたが・・・・

途中ワーゲンビートル数十台の集団に抜かされました。

イベントがあるようです。大切に乗っている古い車をみると何故か楽しいです。

自分はとても車にまで手が出ませんが、見るだけでもウキウキします。

車好きなMさんと車談義しながら峠を登るのもまた楽しい。

碓氷峠の図。

今日のメンバーは怪腕さんと、Sさん、Kさん、Mさん、自分の5人でした。

怪腕さんは今回が初めての峠らしい峠。でもすいすい行きます。

碓氷峠は比較的登りやすい峠道ですが、それでも初めてには思えないほど順調でした。

それにしても暑い一日でした。軽井沢は快適なのですが、下界におりるとアイスが食べたくなる気温でした。

あ、もう軽井沢から下界におりてしまいました! 蕎麦はどうなってるんじゃい!との声が・・・・

もちろん美味かったですよ。何十年ぶりに「かぎもとや」の蕎麦食べました。

中軽井沢駅前の「かぎもとや」は大変な繁盛ぶり。あわてて(食い意地が張ってだろうとの声が聞こえそう)写メ忘れ。

約142キロ

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俺は坂〇〇じゃない!

2013-05-20 | スケート、自転車その他スポーツ

教科書に、杉田玄白がターヘルアナトミアを訳す際、「鼻とは顔の中のうず高き部位」だという定義を理解することができて歓喜する場面が出てきたような記憶があります。

(何せ昔の事なので正確ではないと思いますが)

地球上のうず高きところ、それは山です。

山と山の鞍部を人が行き来すると峠となります。

なんで山に登るのかと問われたマロリーの答えは言うまでもありません。

で、我々サイクリストはなんで坂を上るのでしょう?

というわけで今週は、行ってきました渋峠。

道の駅「北信州やまのうち」から渋峠を往復してきました。

信州側からは初めてです。当初嬬恋に車をデポして鳥居峠~渋峠~草津と周ろうと思っていたのですが、天気が怪しい。

アンカー+スギノクランクです。

長くて嫌になりました(泣)。チョコをポケットに入れて行ったのですが、足りず・・・ハンガーノック気味でひたすら登りました。

渋峠ホテルで昼を食べました。

カレーと珈琲です。はっきり言って不味い!これで900円かいと独り言。珈琲は450円、あああ、機械で入れた、これも不味い。

すっごく残念。

頂上に着くころは霧がまき、気温も下がり始め、この時点で6度です。

先日は痛い目にあいました。しかし今日はそんなこともあると思いモンベルのレインウエア(上のみ)とラテックス手袋持参です。

そのためダウンヒルでも快適だったのです。

本題に戻りますが、何のために我々サイクリストは坂を上るのか?

この崇高な問は難解です。

あえて、もっとも簡単に答えるとすると「馬〇は高いところが好き」というものでしょうかね(笑)

追伸 家に帰ってとびっきりうまいカレー作って珈琲淹れました!

 

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ホトトギス初鳴き

2013-05-20 | 自然その他

今朝ホトトギスの声を聴きました。

今年の初鳴きです。

カッコウはまだのようですね。

人里でひとしきり鳴いて、高い山の方へ渡ってゆきます。

時に家の周りでしつこいほど鳴くのですが、それもご愛嬌。

でもこいつらの仲間はずるいんです。

他人(鳥)の巣に自分の卵を産み付けるんです。

そしてその卵は他人が生んだ卵より先に孵化します。

そして本能のすごいところですが、カッコウの仲間の雛は背中で自分以外の卵を巣から押し出してしまいます。

そして、他人(ウグイス、モズ、ムシクイなど)の親の愛情を独り占めするんですね。

仮親よりも大きな図体の雛が大きな口を開いて餌をねだると仮親も餌をやらなくてはならないと思うらしく・・・・

托卵と言いますが、うまくできています。遺伝や進化の不思議・・・ですね。

コメント (2)
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旅の日

2013-05-16 | 自然その他

今日は「旅の日」だそうな。

松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日。誰が決めたのでしょう、粋ですね。

とググったら日本ペンクラブが決めたとのこと。なるほどです。官制の感覚ではないですね。

今年は自転車で東北一周するつもりだったのですが、諸般の都合で無理そうな・・・・(T T)

一周は無理にしても、少しでも足を踏み入れたいものです。

奥の細道をたどるのもいいかもしれませんね。

 

 

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新緑自転車行 二山を歌ってみましたよ

2013-05-13 | 自然その他

自転車でひたすら山登りしていると、頭が空になりそうに思いますが、時としてとりとめのない妄想が次々に浮かんでくることがあります。

小説風の一場面だったり、俳句や短歌の切れ端だったり。

今回の赤城、榛名をめぐる自転車小旅行は一人旅なので、つれづれに思い浮かんだ拙い短歌を記してみました。

 

 

快晴の早朝に出発しました。少し汗ばんだ頃、新緑を揺らしながら吹き下ろしてきました。

少しでも風圧を避けたい自転車乗り

 

      葉を反す風に我が身をこごめたり  ヒルクライムの汗の涼しさ

 

今シーズン初めて半袖、半ズボンで自転車をこぎました。至福の時です。

 

      衣替え涼しき膝で漕ぎ登る 赤城の山の青空に浮く

 

赤城道路は昔ホテル街として有名でした。今では廃墟と化したラブホテルがたくさんあります。

朝日にはふさわしくない風景ですが、そのミスマッチが嫌いではありません。

寺山修司風に

 

      情念を孕んだごとき廃ホテル 五月の朝の陽に佇めり

 

長い直線が終わり道は次第に九十九折。しかしなかなか楽にしてくれません。それでも頑張れば何時か終着点へ。

売店のボードには、ヒルクライムのタイムを記した色とりどりのポストイットが風にそよいでいます。

今日の私はタイムとは無縁です。のんびりと、青い空を仰ぎながらおいしいソフトクリームを頬張りました。

 

     頂上でソフトクリーム食べにけり 夏の顔して赤城の山は

 

さて、次は榛名へと踵を返したのですが、渋川まで風が強く疲労してしまいました。

少し早い昼食を摂ろうと、お気に入りの「伊勢屋」へ。でも待っている人がいます。裏道を流して「ニコニコ亭」へ。やはり満員。

結局「けむりや」で蕎麦となりました。ここも混んでいて時間がかかりました。

休息もとれたところで伊香保温泉への登りへ取りつきました。普段だとそれほどでもない傾斜も、もう足が残っていません。

 

     我を乗せて登れ自転車亀のごと 届くは天か水底の宮

 

太陽も高くなり、夏日となりました。ああ、夏が来た。

しかし、太陽は徐々に体力を奪ってゆきます。一杯一杯の気持ちを俵万智風に

 

     翼さえつくなら飲むよレッドブル そう簡単では無いと思うが

 

伊香保温泉を過ぎるとワインディングロードとなり、傾斜も弱く登りやすくなります。

ところが、いつもより2~3枚軽いギアを使わないと登ってゆけません。

 

     軽いギアを使い果たして未だ着かず 榛名の山の雲の彼方に

 

途中休み休み息を整えて登ります。

苦しいのは好きではありませんが、どうも登るという行為の単純さは好きなようです。

やっと榛名道路の最高点、ヤセオネ峠につきました。

 

     頂上のマザーツリーに抱かれし 小さな満足我と自転車

 

自転車の到達点と山の頂上は別なのですが、我が足と自転車というとても人間的な道具で成し遂げた満足感は登山と比べても決して小さくありません。

ヤセオネ峠では樅の大木の下の草原で休みました。

その時、何故か「ここに居るべき自分」という感を受け、そう、この木に会うために今日があったのかもしれません。

 

 

コメント (4)
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