灼熱の赤城ツーリング

29日は自転車で赤城山に行ってきた。

南面を登り北面を下り、すそ野を半周して帰宅した。

南面は来る赤城山ヒルクライムのコース。

大勢のローディーが詣でていた。

自分は出発が遅かったので、灼熱のツーリングとなった。

主はバテ果てているの図。

最後の直線。

ゴール地点にはおいしいソフトクリームがあった。

しかし山頂の涼しさは、降りてしまえばそれまで。

帰り道は正に煉獄。

頭の中が沸騰した。

泣きながら漕いだ、漕がなくては帰れないから・・・・

体に悪い、極端に悪い。

熱中症どろこの騒ぎではない。

とある蕎麦屋に飛び込んでおいしい蕎麦を食べた。

何故か蕎麦屋の有線から忌野清志郎さんの「スローバラード」が流れていた、大好きな曲だ。

彼とは一瞬ロードバイクですれ違ったことがあったな・・・・

見間違いかもしれない。

あれは彼が亡くなる前だったろうか、後だったろうか。

それっきりだが・・・・

最近のインライン練習

今シーズンはロードバイクに一生懸命でインラインの練習をあまりやっていない。

しかし、さすがにウルトラスケートが近づいてきたので最近は少しの時間でもインラインを履くようにしている。

写真は最近の練習場所。

可能な日は仕事が終わった後1時間～1.5時間ほど滑る。

夕方といえども暑く、たっぷり汗をかく。

それも気持ちがいい。

工具購入 スギノ（コッタレスクランク抜き）、パークツール（サンツアー用フリーホイールリムーバー）

スギノコッタレスクランク抜き工具

パークツール、サンツアー用フリーホイールリムーバー

を購入した。

３０年以上前の自転車（ブリジストンユーラシア）を整備するためだ。

しかし、早速コッタレス抜きが使えないことが判明！

当時のマスプロツーリング車につけられていた「スギノスーパーマキシィー」というクランクなのだが。

抜き工具にはボルト用とナット用がある。

それを間違えたのか、それともそもそも現代の工具が合わないのか・・・・・問い合わせ中。

下のフリーホイールリムーバーは２本爪タイプ。４本もあるらしい。

まだ試していないが、私の自転車は２本爪でよいと思う。

今の自転車はカセット式になっていて、整備も簡単で楽。

でも古い自転車を持っている幸せもあるので、じっくり付き合おうと思う。

 

スピードプレイ ペダル交換

膝痛の原因を探るべく、サドル、ステム等々の調整を行った。

バイクを購入した店に行ってアドバイスをもらいながらの調整。

店主がペダルに言及し、これは良いとすすめられた。

そして、ペダルを購入することに。

スピードプレー。

このペダルは前後左右の位置調整が容易にできる。

それから、一番特徴的な機能として、つま先の向く角度の調整もできる。

簡単にできる。

しかし自分に合った角度がどのくらいになるのかは、相当の試行錯誤が必要そうではある。

今日はシェイクダウンしたが、慣れないな・・・・

欠点は、高価であること、恰好悪いこと、かな。

 

 

ブルべの匂い

気の遠くなるほど自転車をこいでいると、ある感覚は麻痺してくるが研ぎ澄まされるものもあると思う。

私の場合はふと感じる匂いが気になる。

望月の街を通り抜けるとき、ほのかに味噌の香りが漂っていた。

両側から民家が迫る、旧街道。

匂いも逃げ場がなく漂い続ける。

古くからの味噌屋でもあるに違いない。

市街地から田園地帯に入ると途端に田圃の匂いがしてくる。

草いきれとも違う、水と草の混ざったような懐かしい匂い。

戸倉温泉街はお祭りの最中だった。

綿菓子などの香ばしい匂いと夜店を照らす裸電球が郷愁を誘う。

時間の流れに抗おうと自転車をこぎつづけ、いつしか時空間を超越したような錯覚に陥る。

しかし通過する場所ごとに固有の匂いがある。

嗅覚への刺激は、私に途方もなく永い時間の蓄積を連想させる。